石川県庁1階で開催されている。
「県平和委員会などの有志でつくる実行委員会」による。
「戦時中に中国で人体実験を重ね、細菌兵器開発をもくろんだ旧日本軍七三一部隊」とあるが、人体実験や細菌兵器開発をしたということはいまだに不明だ。単に防疫の任務についていただけなのではないかという疑問はぬぐえない。
戦後、進駐した米軍は、この部隊が細菌兵器開発に関わる有用な情報を持っているのではないかと考えて、10万頁に及ぶ大量の文書の接収、関係者の尋問を実施した。これらの文書は、50年後の2007年に公開された。人体実験や細菌兵器開発の証拠はなかった。
2000年に設置された「ナチスドイツと日本の「戦争犯罪」を調査をしたアメリカの記録作業部会」も731部隊の人体実験の記録がないことを確認していた。いわゆる慰安婦にかかわる強制連行もまったく同じ流れである。
だが、日本軍が悪かったとする平和活動家にすれば、このような情報は採用しない。文書は秘密裏に廃棄されたに違いない、疑惑はますます深まったとしか、受け取らない。77年経過した今日、戦後、証拠隠滅を図ったとされる金沢市内の拠点が見つかったとか、とにかく、「秘密裏に廃棄されたに違いない」とか「証拠隠滅を図った」とかいう思い込み?を立証することに熱心である。
特に、731部隊長の石井四郎中将が第四高等学校(金沢)出身と縁があることから、金沢の平和主義者や活動家の間では七三一部隊の問題を追及する機運が高い。
中国、朝鮮半島の人たちが犠牲になった、日本軍が悪いことをした、という結論が最初にあるので、何を言っても聞く耳をもたない。
さすが、いわゆる慰安部問題、南京大虐殺、三菱鉱業端島炭鉱の強制労働問題などは、日本国内では、でっち上げの嘘話だという認識が広まってきた。
731部隊は、森村誠一の「悪魔の飽食」でノンフィクション風に取り上げられて以来、まだまだ、平和運動のネタとしては効果的のようである。
これらのパネル展では、結論が決まっていて、これに沿うような客観情報、データ、意見を集めて展示する。曖昧で疑わしい意見や証拠でも結論を補強するものはすべて採用する。
一方、結論と対立するような証拠や客観情報は展示しない。結論と異なる意見や証言は信頼できそうであっても採用しない。
教授などの肩書の演者が説明すると、いかにも客観的な調査、研究に基づいた信頼ある考えというふうに受け取られるが、単なるプロパガンダにすぎない。
付言すると、中国はこのプロパガンダに熱心である。
ハルピンにこの件を取り上げた「侵華日軍第731部隊罪証陳列館」がある。
さらに付言すると、1930年代に米国で、蒋介石ならびに妻の宋美齢らによって、中国は被害者、日本は残虐な侵略者という宣伝を巧みにされて、日本人は残虐であると米国人に刷り込まれてしまった。その影響で、米軍の占領政策で、良心的な日本人ほど日本人は残酷だったと洗脳された節がある。
「県平和委員会などの有志でつくる実行委員会」による。
「戦時中に中国で人体実験を重ね、細菌兵器開発をもくろんだ旧日本軍七三一部隊」とあるが、人体実験や細菌兵器開発をしたということはいまだに不明だ。単に防疫の任務についていただけなのではないかという疑問はぬぐえない。
戦後、進駐した米軍は、この部隊が細菌兵器開発に関わる有用な情報を持っているのではないかと考えて、10万頁に及ぶ大量の文書の接収、関係者の尋問を実施した。これらの文書は、50年後の2007年に公開された。人体実験や細菌兵器開発の証拠はなかった。
2000年に設置された「ナチスドイツと日本の「戦争犯罪」を調査をしたアメリカの記録作業部会」も731部隊の人体実験の記録がないことを確認していた。いわゆる慰安婦にかかわる強制連行もまったく同じ流れである。
だが、日本軍が悪かったとする平和活動家にすれば、このような情報は採用しない。文書は秘密裏に廃棄されたに違いない、疑惑はますます深まったとしか、受け取らない。77年経過した今日、戦後、証拠隠滅を図ったとされる金沢市内の拠点が見つかったとか、とにかく、「秘密裏に廃棄されたに違いない」とか「証拠隠滅を図った」とかいう思い込み?を立証することに熱心である。
特に、731部隊長の石井四郎中将が第四高等学校(金沢)出身と縁があることから、金沢の平和主義者や活動家の間では七三一部隊の問題を追及する機運が高い。
中国、朝鮮半島の人たちが犠牲になった、日本軍が悪いことをした、という結論が最初にあるので、何を言っても聞く耳をもたない。
さすが、いわゆる慰安部問題、南京大虐殺、三菱鉱業端島炭鉱の強制労働問題などは、日本国内では、でっち上げの嘘話だという認識が広まってきた。
731部隊は、森村誠一の「悪魔の飽食」でノンフィクション風に取り上げられて以来、まだまだ、平和運動のネタとしては効果的のようである。
これらのパネル展では、結論が決まっていて、これに沿うような客観情報、データ、意見を集めて展示する。曖昧で疑わしい意見や証拠でも結論を補強するものはすべて採用する。
一方、結論と対立するような証拠や客観情報は展示しない。結論と異なる意見や証言は信頼できそうであっても採用しない。
教授などの肩書の演者が説明すると、いかにも客観的な調査、研究に基づいた信頼ある考えというふうに受け取られるが、単なるプロパガンダにすぎない。
付言すると、中国はこのプロパガンダに熱心である。
ハルピンにこの件を取り上げた「侵華日軍第731部隊罪証陳列館」がある。
さらに付言すると、1930年代に米国で、蒋介石ならびに妻の宋美齢らによって、中国は被害者、日本は残虐な侵略者という宣伝を巧みにされて、日本人は残虐であると米国人に刷り込まれてしまった。その影響で、米軍の占領政策で、良心的な日本人ほど日本人は残酷だったと洗脳された節がある。