犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

辰巳ダム>捏造された洪水、東岩取入口は残ったが(その23)

2017年01月23日 | 辰巳ダム
(1995-1999:中の活動)
 中は、ダム建設反対の「辰巳の会」に加わらず、土木技術的観点から、問題提起を続けた。
1995年(平成7年)7月,『犀川総合開発事業「辰巳ダム計画」の土木技術的問題点 』中登史紀/著 において、基本高水が過大!と指摘した。
 以後、単独で、石川県および石川県河川課に対して、ダムに関わる治水・利水に関して、提案、公開質問、申し入れなどを通じて議論を深めた。
1998年(平成10年)3月,『転換期の私的・土木技術論考 : 辰巳用水と辰巳ダムから明日の土木を考える』中登史紀/著 を刊行し、それまでの辰巳ダムについての考え方をまとめた。
 いわく、「《辰巳用水》が良い土木事業の典型例とすると、《辰巳ダム》は悪い土木事業の典型例である。」。
以下のURLでアクセスできる。
http://www.nakaco.com/k_txt5.htm
 さらに、某大学の有識者の辰巳ダムに関する意見を批判して、
 1999年(平成11年)11月,『「犀川水系辰巳ダム治水計画に関する所見」(平成11年8月■■大学工学部工学博士■■■■)についての意見と反論および問題提起』中登史紀/著
を刊行した。
(つづく)
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