日本語の語順は、最後に結論がくる。
欧米の話し言葉は、主語の次に動詞がつく。
欧米の言葉に比べて、
日本語は、まどろっこしい、回りくどい、効率的でない、などと評価されることが多い。
この相違を真剣に考えて分析した日本人がいた。
明治日本の大哲学者・西田幾多郎、石川県の宇ノ気出身。
西田は、欧米人の語順と日本人の語順と比較分析して、その特徴を明らから、日本語の語順の秘密を明らかにした。
欧米人の語順は、主語の次に動詞がくる、主語と動詞をはっきりさせて論理的に組み立てる論理的な思考からきている、分かりやすい。
一方、日本人の語順は、最後に結論の動詞がくる、論理だけでなく、感情なども組み合わさっている、効率的でない、意味がぼやけたりする。
西田は、
日本語が結論を最後にするのは、
効率を捨ててでも、話す人と聞く人が共通の「場所」を作り上げることを大事にするためだ、
という。
誰がいつ、どこで、どんな風に、どんな気持ちで、最後にどうしたと、
結論にいたるまでに関係や雰囲気がじっくり積み上げられる、
話す人と聞く人が共通の「場所」を一緒に作り上げる創造的な行為であるという。
(つづく)
※ なぜ日本語は『結論を最後にする』のか? 実はとても深い理由がありました。。 (西田幾太郎)
https://www.youtube.com/watch?v=LvGh6k9FPVM
欧米の話し言葉は、主語の次に動詞がつく。
欧米の言葉に比べて、
日本語は、まどろっこしい、回りくどい、効率的でない、などと評価されることが多い。
この相違を真剣に考えて分析した日本人がいた。
明治日本の大哲学者・西田幾多郎、石川県の宇ノ気出身。
西田は、欧米人の語順と日本人の語順と比較分析して、その特徴を明らから、日本語の語順の秘密を明らかにした。
欧米人の語順は、主語の次に動詞がくる、主語と動詞をはっきりさせて論理的に組み立てる論理的な思考からきている、分かりやすい。
一方、日本人の語順は、最後に結論の動詞がくる、論理だけでなく、感情なども組み合わさっている、効率的でない、意味がぼやけたりする。
西田は、
日本語が結論を最後にするのは、
効率を捨ててでも、話す人と聞く人が共通の「場所」を作り上げることを大事にするためだ、
という。
誰がいつ、どこで、どんな風に、どんな気持ちで、最後にどうしたと、
結論にいたるまでに関係や雰囲気がじっくり積み上げられる、
話す人と聞く人が共通の「場所」を一緒に作り上げる創造的な行為であるという。
(つづく)
※ なぜ日本語は『結論を最後にする』のか? 実はとても深い理由がありました。。 (西田幾太郎)
https://www.youtube.com/watch?v=LvGh6k9FPVM