中隆の山遊記

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妙高山

2010-05-02 22:54:16 | 山スキー
★2010.05.01(土)

◆目的地:妙高山(2,454m 新潟県妙高市)
◆メンバー:I顧問、N島さん、中隆
◆コースタイム:7:45駐車スペース発~10:40外輪山稜線~11:10外輪山下11:30~12:50妙高山頂上13:20
       ~13:37外輪山下13:45~14:37外輪山稜線14:50~15:30駐車スペース
◆天気:快晴

前日夜に降雪があったらしく、林道脇はうっすら白く、山頂付近は数センチの降雪、
3月後半と見紛うほどの白銀の山景色を堪能できた。
おまけに誰にも会うことなく、雪の状態もまあまあであり、会心の山スキーであった。

今日は朝から快晴。
笹ガ峰に向かう妙高高原公園線と池ノ峰(1,468.3m)南尾根合流点手前の駐車スペース(1,350m)に駐車。
I顧問によると、いつもならここに数台駐車しているとのこと。

前回6、7年前の新年会では、前山経由で大谷ヒュッテで泊まり、翌日登山道沿いで頂上を踏んだ。
今回は、池ノ峰南尾根とその北側尾根沿いに登り上げ、外輪山稜線に出て、
外輪山を一度滑り降り、妙高山南側ルンゼを登り頂上を目指した。

最初は、池ノ峰南尾根東側平坦地を進む。


(正面に妙高山)

その後、池ノ峰先の妙高山南尾根とその東側沢の間を進む。
最初に現れるのは美しいブナ林。その中を快適に進む。


(鍋倉山に劣らぬブナ林)

ブナ林を過ぎるとダケカンバの林になる。
大きなダケカンバの林の中を歩いていると、山に抱かれている錯覚に襲われる。


(青空に映えるダケカンバ)

ダケカンバの林を抜けると妙高山外輪山まであと少し。
外輪山稜線に近づくにつれ妙高山が少しずつ見えてくる。

外輪山(2,300m)到着。
これから滑り降り、登り返す妙高山がそびえている。
登ってきた方角を見ると、黒姫山、戸隠連峰、白馬連峰が見渡せる。


(妙高山)


(左から黒姫山、戸隠連峰)


(続いて左から白馬連峰、手前には乙見湖)

さて、雪庇の小さいところから滑り降りる。200mの滑降。
真っ白な斜面、とてもゴールデンウィークとは思えない。


(真っ白な快適バーン)

さあ、シールを付けて、300mの登り。
妙高山南ルンゼを、通称ゴジラ岩の一本西側シュートを登る。
場所によっては、40度以上と思われる斜度。少しびびる。


(この角度では急斜面とは分からないが・・・。)

妙高山頂上到着。
ここからは、火打山、焼山、金山、天狗原山も良く見える。


(右から火打山、焼山、金山、天狗原山)


(戸隠連峰、手前の稜線が外輪山)

さて転ばぬように登ってきた急斜面を慎重に滑り降りる。
急斜面だが適度の軟らかさなので快適に滑ることができる。
黒姫山、戸隠連峰を見ながらの快感滑降。


(黒姫山をバックに滑り降りるN島さん)


(中隆)

さあ、最後の登り返し。
スキー板をリュックに付け登る。I顧問、N島さんはロープで引っ張る。


(I顧問 その先にN島さん)


(登り返しの途中から振り返り見る妙高山)

思ったより楽に外輪山稜線に到着。
さあ、後は待っててください快適斜面さんです。
誰もいない岳カンバの大斜面、その下のちょっと雪が重くなったブナの斜面を滑り降りる。


(岳カンバに吸い込まれるN島さん)


(I顧問)

あっという間に駐車スペースへ到着。
誰にも会わない一日でした。
お疲れ様でした。

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