中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

中ノ岐川・灰ノ又沢~荒沢岳

2012-10-06 22:47:41 | 

★2012年10月6日(土)~7日(日)

 

◆目的地:中ノ岐川・灰ノ又沢(奥只見水系、新潟県)~荒沢岳

◆メンバー:hitoshiさん、中隆

◆コースタイム:【1日目】7:50雨池橋~8:35灰ノ又橋(入渓地点)~10:48裏荒沢出合い~12:50テン場

     【2日目】7:25テン場~7:33二俣~10:13稜線~10:30荒沢岳10:50~13:40荒沢岳登山口駐車場

◆天気:【1日目】曇り、【2日目】曇り

 

【概要】

去年の9月17日の北ノ又川白沢は、

本来、今回の中ノ岐川・灰ノ又沢を遡行する予定であったが、

天気と道路事情のため変更したものである。そのため、今回は前年のリベンジになる。

 

1日目は、1日中曇りであったが、沢の醍醐味である焚き火は十分堪能でき、

雨は就寝降り始め起床前に止んでいた。

2日目も1日中曇りであり、駐車場着5分前にパラパラと雨が降るという具合であり、

2日間とも雨はぎりぎりセーフ。

荒沢岳からの眺望を除き、大体満足でき、去年のリベンジが成った、かな!?

 

【山行記録】

朝6時に道の駅「ゆのたに」集合し、奥只見シルーバーラインで荒沢岳登山口に向かう。

荒沢岳登山口に車を1台デポし、雨池橋を目指す。

雨池橋の手前の駐車スペースに駐車し、入渓地点の灰ノ又橋まで歩く。

 

灰ノ又橋を渡り、右側から沢へ降り、入渓。

 

 (灰ノ又橋から)

 

小粒だかきれいな淵のある滝が続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

去年の白沢に比べると滝の難易度は少し低いが、

1泊の荷が重いので、総合的には難易度は同じくらいであった。

1か所ロープを出しただけである。

 

 (1日目の最難易度の滝、念のためロープを出す)

 

(F5 12m  右側を登るが、ロープを出し確保の練習)

 

F5、12mを超えるとビバーク適地が現われるが、

時間も十分あるため二俣まで最適地を探し、二俣まで8分の所に落ち着く。

 

 

 

 

草を刈り、テントの下に敷き、テン場は完成。フカフカです。

薪を集め、火をつけ、焚き火は完成。ポカポカです。

 

枝豆をゆで、それではビールで乾杯です。美味ーい!!

今日のメイン料理は焼肉(カルビ、豚バラ)とほうとうです。

それに豚バラの野菜炒めを追加します。

 

 

 

 

飲み物はビール、ワイン、ウォッカ、焼酎です。

 

 

十分飲み食いし、寝ようとしたとき雨がパラパラ。

夜は雨がザーザー降っていたが、明け方に止んでいた。

 

【2日目】

朝はほうとうの残りにご飯を入れて雑炊。

前夜のほうとうが上手にできたので、雑炊も美味しかった。

 

最初の二俣を右に行く。

 (右又の最初の滝)

 

今日も美瀑が続く。

 

今日も1か所難易度が高い滝があったが、

空身で登り、荷を引き上げクリア。

 

 (空身で登り、荷を引き上げた滝)

 

(奥の二俣、 これも右を行く)

 

 

(正面に荒沢岳)

 

 

源頭部先は草付き、岩稜地帯と中々難易度は高かった。

 

 (結構急)

 

何とか稜線着。

 

(稜線上は紅葉していた)

 

荒沢岳頂上で沢装備を解く。

 

 (頂上)

 

荒沢岳からは下るだけと考えていたが、この山侮れませんよ。

写真にはないが、鎖場の長いこと、険しいこと。

南アルプスの鋸岳と同程度かそれ以上の難易度。

昭文社の地図上は実線ですが、破線の方が良いと思います。

去年の白沢の遡行日に1人亡くなっていたのも頷けました。

 

 

(正面に荒沢岳、稜線右が蛇子沢、深い沢だ)

 

日頃の運動不足と久しぶりの沢で疲れました。

 

下山後の温泉は去年と同様、白銀の湯でした。

コメント (2)
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