中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

昼闇山・一ノ倉川

2010-05-05 10:45:12 | 山スキー
★2010年5月4日(火)

◆目的地:昼闇山(1,840.9m 新潟県糸魚川市)
◆メンバー:I顧問、N島さん、中隆
◆コースタイム:7:05駐車スペース発~9:05峠~10:00ゴルジュ入口~13:30頂上14:05
       ~14:45ゴルジュ先川原平坦地~15:13峠~16:05駐車スペース着
◆天気:晴れ

以前焼山から火打山に行ったときから、昼闇山の白い斜面が印象に残っていた。
今シーズンの山スキーの(多分)最後を飾るにふさわしい感動的なほど広大な斜面を堪能できた。

朝4時半長野市発白馬村経由焼山温泉先駐車スペース6時40分着。
2時間ちょっとで到着した。遠いと思っていたが意外に近いのには驚いた。

すでに3台の車が駐車していた。
スペース的にはマイセレナが最後の一台であった。
次に来た車は止められず焼山温泉に駐車しに戻った様子。ラッキー。

さて、最初はスキー板を担いで登り、
昼闇谷と一ノ倉沢の林道分岐から、10分くらい歩いたところでシールを装着。
一ノ倉川に向かう新田山南西尾根峠まではところどころ林道をショートカット。


(峠から 正面の真っ白な斜面を滑降)

高松山南西尾根峠を越え林道を進むが雪の具合が良くないので、
途中で板を外して一ノ倉川の川原に降り、川原でシールを再度付けて先に進む。

左岸から滝が出ているところからゴルジュが始まる。
ここから先は新雪の時期なら雪崩が頻発しそうでちょっと通過できない地形。
春スキーならではのコース取りである。
(一般的には昼闇谷が主流とのこと。)


(一ノ倉川 ゴルジュ帯)

グングン高度をかせいで行くと、真っ白な広大な斜面が見えてくる。
振り返るとどこまでも続くかのような白銀の世界。素晴らしい景色である。


(正面の尾根から右端のニードル状の岩の左を越え頂上北側の尾根へ)


(一ノ倉川本流)

ニードル状の岩峰に向かう尾根から頂上北尾根に合流。
最後の登りは、痩せ尾根で急斜面のため板を担いだ。
2年前にI顧問がこのコースを来たときは、
昼闇山東の最低暗部に出て、そこから尾根伝いに頂上を目指したが、
その時は最後までシール登行できたそうだ。


(急斜面を行くN島さん)

さて頂上。
西に海谷山塊の山々(鉢山、鬼ヶ面等々)、
南に雨飾山、金山、
南東に焼山、火打山が見渡せる。
今日は晴れてはいるが、少し霞がかかったようである。
それを差し引いてもこの景色は感動ものである。


(左から阿彌陀山、烏帽子岳)


(真ん中奥が左から鬼ヶ面、駒ケ岳、右端が鉢山)


(左から火打山、影火打、焼山)

名残惜しいが出発。


(焼山をバックに滑るI顧問)


(鉾ヶ岳をバックに滑るI顧問)

広大な斜面を縦横無尽に滑る。
スピードとギャップに対応するため切り替えはベンディング系で対応。


(中隆)


日本離れした広大な白斜面を楽しんだ後は沢滑り。
ゴルジュを通り過ぎ、あっという間に広々とした川原まで戻ってきた。
ここから峠まで板を担いで最後の登り。

最後は来た林道を戻り駐車スペースに到着。
I顧問は、フキノトウ、コゴミ等の山菜を取っていたため、少し遅れて到着。
お疲れ様でした。







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