中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

虫倉山・不動滝コース

2013-11-24 22:42:43 | 長野の山

★日時:2013年11月24日(日)

 

◆目的地:虫倉山(1,378.1m、長野市(旧中条村))

◆メンバー:単独

◆コースタイム:7:25不動滝下駐車場~8:16虫倉山頂上9:00~9:27不動滝下駐車場

◆天気:晴れ

 

 

【概要】

・2,000m以上の山は積雪が多く、近場で午前中に戻れる山ということで虫倉山になった。

・虫倉山には4つのコースがあるが、昭文社の地図では3つが破線のコース、1つが実線コース。

・今回は実線の不動滝コースを登る。

・頂上の展望は素晴らしく、結構当たりの山でした。

 

 

【山行概要】

不動滝コースの不動滝手前の駐車スペースは4,5台分である

駐車スペースから20mほどの所に不動滝がある。

(不動滝)

 

不動滝を過ぎると直ぐに左斜面の登山道に入る。

少し急である。

登山道には雪はなく快適に落ち葉の上を歩いていく。

途中に東屋があり、そこから上に行くと雪が現われる。

 

さくっと、頂上到着。

360度の展望である。

双眼鏡も置いてあり、鹿島槍や爺ヶ岳等の頂上を見てみる。結構良く見える。

久しぶりに頂上でカップラーメンなどを食べ朝食とする。

デザートはkomaさんのりんご。美味い。

休んでいると2人組と単独登山者が現われる。

それなりに登山者がいるなーと思う。

(正面は戸隠連峰)

 

(右端には鹿島槍、爺ヶ岳)

 

(正面に爺ヶ岳、その左に針ノ木岳、蓮華岳)

 

(正面に燕岳、その左に常念岳)

 

さあ下山。

途中で、2人組み、3人組み、15人パーティーに会う。

結構人気の山じゃない?

案の定駐車場は満車であった。

 

それにしても虫倉山周辺は日本の原風景が残っている、いい感じです。

(右奥が多分虫倉山)

 

(登山口周辺の集落)

 

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柳沢峠~笠取山~飛龍山

2013-11-02 02:48:06 | 山梨の山

★日時:2013年11月2日(土)~3日(日)

 

◆目的地:笠取山(1,953m、山梨県甲州市)

◆メンバー:M松さん、有君、中隆

◆コースタイム:【1日目】7:15柳沢峠(1,480m)~9:57倉掛山(1,776.7m)10:20~10:50水沢峠~13:15笠取小屋

     【2日目】6:25笠取小屋~6:56笠取山頂上7:10~8:43唐松尾山(2,109.2m)~9:45将監峠10:10~12:00(飛龍山下)禿岩12:25~13:27熊倉山~15:08国道411号(下山)

◆天気:【1日目】晴れ後曇り

    【2日目】曇り

 

 

 

【概要】

・これまでの奥秩父・大菩薩山塊縦走の未踏破部分の踏破が目的。

《これまでの縦走》

①丹波・鴨沢~七ツ石山~雲取山~飛龍山~丹波・丹波

②裂石~丸川峠~柳沢峠

③上日川峠~大菩薩嶺~大菩薩峠~牛奥ノ雁ヶ腹摺山~黒岳~ハマイバ丸~コンドウ丸~景徳院

④西沢渓谷~雁峠~雁坂峠~甲武信山~国師ヶ岳~北奥千丈岳~ゴトメキ~トサカ~黒金山~西沢渓谷

・今回の縦走で、①と②と④の間が繋がった。

・一日目はコースタイムで430時間(約7時間)であり、笠取山は標高も高くないので、

最近の山行ではのんびり系。そのため食事に力を入れる。

・今回の縦走路は余り人気がないので、静かな山行を堪能できた。特に柳沢峠から笠取山

に向かうルートではヤブ沢峠までは誰にも会わなかった。

・2日目は、結構な距離を歩き、少しガツガツ系で、1日目とのバランスよし。

・紅葉は上の方では終わっていたが、途中ではまだまだ見ごたえがあった。

・景色や縦走路等総合的に予想以上に良かった。静かな山行を求める人にはお勧めである。

・山行後のお風呂が混雑していて入れなかったのが唯一のマイナスだった。

 

【山行概要】

(1日目)

【概要】でも書いたが、今回は奥秩父・大菩薩山塊縦走の完成を主たる目的にし、

紅葉を愛でることや、久しぶりののんびり山行を従たる目的とした。

 

車を1台丹波山村役場にデポし、柳沢峠駐車場スタート。

駐車場からの登山道入口にある紅葉が素晴らしかった。

 

富士山の眺望が素晴らしくレンゲツツジの名所でもある三窪高原を通り抜ける。

さらに進み、昭文社の地図で「坂橋峠の上にゲートと記載がある所の林道」には実際にはゲートがなく分かりにくい。

登山道はそのゲート手前を林道から見て右(北側)になるが、

木の柵(バイクの乗り入れ禁止との看板あり)を超えて行くことになる。

※我々は林道を進んできたかもしれない。

  

登山道に入ると地図の記載どおり、防火帯の草原を歩くことになる。

眺めの良い尾根道であり、それほどの急登もなく歩きやすい。

まさにのんびり山行である。

 (防火帯になっている登山道)

 

(正面に笠取山。丹波山へ向かう尾根(右)と甲武信山に向かう尾根(左)が交差)

 

倉掛山到着。眼下には広瀬ダムや西沢渓谷のループ橋が見える。

 (倉掛山頂)

 

その後の登山道も急ではなく、落ち葉も敷き詰められていて、

秋ののんびりした1日が味わえた。まさにのんびり山行である。

 

白沢峠着。

ここには、ジブリの映画に出てくるような古いトラックが放置されていた。

荷台の下からは木が生えていることから、かなりの年月が経っている。

この辺りには廃登山道が多く、現在の笠取山への登山道も結構広い。

この先の笠取小屋に向かう登山道にも同じトラックがもう1台あったが、

昔は登山道が作業道として使われ、このトラックも活躍していたのだ。

 (不思議な光景である)

 

それにしてもこのルートはこの先のヤブ沢峠まではマイナーである。

雲取山から奥秩父縦走をする人は笠取山から雁峠を抜け甲武信山に至る。

笠取山に登る人なら甲州市の一の瀬からピストンする。

いずれにしても柳沢峠からこのルートをとるのは物好きだけである。

熊でも出てくるような静けさである。

実際、カーブを曲がった所で急に笹がガサガサ音を立て、何か動物が凄い勢いで逃げていった。

笹の下だったので分からないが笹の揺れ方からして熊かイノシシだろう。

 (紅葉もまだまだ)

 

ヤブ沢峠から笠取小屋までは一般の登山道であり登山者がそれなりにいた。

結局、柳沢峠からヤブ沢峠までは1人しか会わなかった。

 

笠取小屋着。こじんまりした小屋である。

テンバは3ヶ所。既に5張ある。※最終的には10張。

テントを張り、雁峠へ向かう。片道20分。

 

雁峠着。これで後は明日、飛龍山まで行けば奥秩父・大菩薩山塊縦走が完了する。

雁峠は風の通り道であり寒いので早速退散。

 

笠取小屋から明日の笠取山へ向かう従走路の途中には「小さな分水嶺」というものがある。

富士川、荒川、多摩川の分水嶺である。有名な川ばかりなので「大きな分水嶺」の方がピンとくる。

 

(分水嶺標柱。右奥は笠取山)

 

 

 

さあ、小屋に戻って乾杯。

少し肌寒いがやはりビールが美味い。

 

今日の料理は次のとおり。

・キャベツの塩昆布あえゴマ油入り

・すき焼き(生卵付き。※焼き豆腐の代わりに車ふ)

・〆のうどん

※これ以外に各自のオツマミあり。

 

飲み物は、ワイン、日本酒、焼酎(M松さん差し入れ)、

すき焼きには赤ワインが合ったが、寒い夜には焼酎のお湯割が最高でした。

19時半就寝。

 

 

【2日目】

定番の野菜たっぷり塩ラーメンを食べ出発。

 

笠取山までは一直線の登り。朝一には少しこたえる。

(笠取山)

 

(笠取山への急登(上から))

 

笠取山着。

天気はいまいちだが、景色は素晴らしい。

今日の行程は長いので先を急ぐ。

 (奥に見えるは世界自然遺産「富士山」)

 

唐松尾山(2,109.2m)着。今回の最高到達地点である。

 

さらに先を急ぐ。

(真ん中奥は国師ヶ岳、北奥千丈岳。右端から乾徳山、黒金山)

 

(左に飛龍山)

 

(笹が多い)

 

(将監峠)

 

将監峠を過ぎ将監小屋着。のどかな山小屋である。

(将監小屋。水場あり)

 

ここから飛龍山までがほとんど勾配のないトラバース道である。

途中何人かに会ったが、やはり雲取山からの縦走は根強い人気があるのだろう。

(笹が多い)

 

雲取山からの登山道と合流するほんの手前に禿岩がある。

ここからの眺望も良かった。

北アルプスも南アルプスも素晴らしいが、地元の奥秩父もまた素晴らしいと再認識。

(国師ヶ岳、北奥千丈岳方面)

 

雲取山からの登山道に合流して奥秩父・大菩薩山塊縦走は完了。

後は下るのみ。ここからがまた長い道のりである。

 

前飛竜(1,954m)を過ぎ、熊倉山(1,624m)を過ぎ、サオラ峠着。

(前飛龍岳山頂)

 

(サオラ峠)

 

サオラ峠からは九十九折の登山道がこれでもかと続く。

やっと国道411号に到着。後は国道を歩いて車をデポしてある丹波山役場まで。

 

登山後の温泉は丹波山村の「のめこいの湯」の予定であったが、

連休の混雑のため駐車場に入るのにも車が渋滞していてパス。

お風呂に入れなくサッパリしなかったが、山の思い出を体に沁みつけ帰路につく。

コメント (3)
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