中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

黒姫山南面+新年会

2017-01-21 00:01:26 | 山スキー

2017121日(土)~22日(日)

 

◆目的地:黒姫山南面(1,300mまで)

◆メンバー:Y隊長、komaさん、I顧問、U-chefM山さん、k原さん、n村さん、hitoshiさん、Naka-Taka

◆コースタイム:【1日目】11:20県道36号駐車スペース~13:40黒姫山南面1,300m地点~14:20駐車スペース  

16時~ 飯綱高原某別荘で新年会

【2日目】8時解散

◆天気:【1日目】雪のち曇り 【2日目】晴れ

 

【概要】

この時期恒例の山好き(山スキー)同好会の新年会には本当に久しぶりの参加となった。

黒姫山南面を山スキーで楽しんだ後、

某別荘でダルマストーブを囲み美味しいお酒で更に楽しむという計画。

 

当初は8時に戸隠大橋に集合の予定であったが、

金曜日深夜からの大雪で、長野市内で約20cmは積もったため、

2時間集合時間を遅らし10時大橋集合になった。

Naka-Takaは金曜夜に長野に入っていたので問題なかった。

 

戸隠大橋に向かう途中にも雪で滑っていた車がいた。

山梨では中々できない、ヘビーな雪道運転の練習になった。

 

さて、2時間遅れで、戸隠大橋から県道36号線を車で10分程度進んだ

鳥居川第2発電所近くの県道脇からスタート。

 

最初は林道を歩くがまだ雪は少し降っている。

大雪のため脛ラッセル。みんなで交代でラッセル。

45分林道を歩き、夏道というか尾根に取り付く。


 

ここから少し急な斜面になる。

一応最年少なのでラッセルを頑張る。

新雪を踏みしめ一歩一歩登る。

苦しいが頭の中が真っ白になっていく。

これが山スキーや山の醍醐味であると思う。


 

1340分、1,300m地点で登行終了。

頂上はまだまだ上だが、この後の新年会があるので、悔いはない。

 

雪は激パウを期待したが、

少し湿っていて滑りはイマイチだった。


 

林道は登りのトレースを利用し、少しこいだが、楽に駐車スペースに戻れた。

 

さて、天狗の湯(500円)で汗を流し、某別荘に向かう。

 

今回は滑らなかったU-chefが宴会の準備をして待っていてくれた。

今日のメインの食材は、Y隊長の仕留めたイノシシの肉(猪肉)。

 

最初の味噌ベースの猪汁は、

ゴボウやニンジンや里芋の旨みとイノシシの脂身が美味く溶け込んで絶品。

 

それから猪肉ロースト肉の赤ワインソースかけ。これも絶品。


 

さらに、猪肉赤ワイン煮。

赤ワインに合わないわけはない。猪肉と赤ワインのマリアージュは最高

 

Y隊長が捕獲後すぐに血抜きをした新鮮な猪肉に、U-chefの腕前、最高・最強でした。

 

お酒は各自持ちより、越乃寒梅、八海山等の一升瓶が立ち並ぶ。

私も山梨県産ワインを赤1本、白2本持っていった。


 

ビール、日本酒、ワインを飲み過ぎ、途中で寝てしまい、

komaさんが持ってきてくれた蕎麦粉をU-chefが打った蕎麦を食べられなかった。

これが今回一番残念だった。

 

 

翌日は、U-chefがお雑煮を作ってくれた。

昨日の夜に出なかったチーズケーキも食べる。これも最高。

Komaさんリンゴも最高。

 

 

猪肉はもう一ブロックあり、

普段は長野に来られずに猪肉を食べられないnaka-takaにプレゼントしてくれた。

皆さん、ありがとうございました。

 

長野市川中島に戻り、嫁さんに、

猪肉の角煮と猪肉ローストの赤ワインソースかけ(山椒入り)を作ってもらった。

両方とも、美味しかったです。


 

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山登りはじめました

2017-01-18 20:27:34 | 本、漫画

2017118

 

■冊子名:山登りはじめました

■作者:鈴木ともこ(長野県松本市在住)

■巻数:2巻


 

【概要】

この本の分類は「エッセイコミック」とのこと。

エッセイにマンガを取り入れビジュアル的にも分かりやすく描いている。

 

本屋で表紙だけ見たときには「フーン」と思ったが、

山関係の本なので買ってみたところ、以外に面白いです。

 

運動オンチの作者が山登りを始め、

高尾山を皮切りに、尾瀬、富士山、丹沢・塔ノ岳、

常念岳、屋久島・宮之浦岳等に登り、山登りの素晴らしさに気付き、

2巻の終わりには槍ヶ岳に登るまでになる内容。

 

この冊子の良いところは、

山登りのコースタイムや登山中の見所などの情報も詳細に載っているだけではなく、

山小屋の食事やバッチ等のお土産、

下山後のお土産やお風呂等の情報、周辺の観光地の情報等盛り沢山の内容で

初心者からベテラン、老若男女が楽しめる内容です。

 

女性の視点で書いているコミックなので、

その点でも新たな気付きがありました。

 

作者は、槍ヶ岳登頂前に妊娠し、その後男児を出産したので、

現在は育児中だろう。

山登り再開を望む。

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金峰山

2017-01-07 17:51:27 | 山梨の山

201717日(土)

 

◆目的地:金峰山(2,599m 百名山)

◆メンバー:Naka-Taka

◆コースタイム:6:45瑞牆山荘駐車場~8:00大日小屋~8:20大日岩~9:00砂払ノ頭9:209:52金峰山頂上10:2011:28大日岩~12:28瑞牆山荘駐車場  【合計5時間43分】

◆天気:快晴

 

 

 

【概要】

今シーズンの山スキーは雪不足である。

先シーズンも雪不足にかなり悩まされたが、今シーズンはそれ以上である。

 

そんなわけで、快晴が約束された今日は、

プチ冬山で体力づくりをして山スキーに備えることとする。

 

長野へ行く途中にある山で、そこそこ登りでがある山を考えたところ、

瑞牆山荘からのコースから登ったことはない金峰山に決定。

 

 

6時半に駐車場に到着。

56台の車が停まっていた。

 

最初はほんの少し急な、落ち葉で敷き詰められた登山道を進む。

富士見平小屋を過ぎ、飯森山を巻き、大日小屋到着。

( 大日小屋から見た大日岩)

 

大日岩で小休止。

素晴らしい展望である。

(大日岩)

 

 

大日岩先から所々氷が出てくるが、すぐになくなる。

大日岩先からアイゼンを装着している人がいるが、

ちょっと早すぎで、後で後悔していたことだろう。

 

砂払ノ頭到着。

当然ここも大絶景。

 

 

 

雪が少ないとはいえこの先の登山道には雪が見えたが、

とりあえずアイゼンは付けずに出発。

結局、岩や平らな部分を選んで進み、頂上までアイゼンは付けなかった。

(一番奥が金峰山頂上。その手前が五丈石)

 

 

(五丈石)

 

金峰山頂上着。

今日一番の到着なり。

360度の大パノラマ。

絶景かな、絶景かな。

(頂上360景① 富士山)

 

(頂上360景② 五丈石奥に聖岳、荒川三山、塩見岳)

 

(頂上360景③ 右から甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、白根三山、塩見岳)

 

(頂上360景④ 真ん中に八ヶ岳、左奥に御嶽山、手前右に瑞牆山)

 

(頂上360景⑤ 右奥に白馬連峰、左奥に北アルプス)

 

(頂上360景⑥ 左奥に黒姫山、妙高山、右奥は谷川連峰(?))

 

(頂上360景⑦ ⑥の右側)

 

(頂上360景⑧ 大弛峠方面 正面が国師ヶ岳と北奥千丈岳)

 

 

 

 

せっかく10本歯のアイゼンを持ってきたので、

帰りはアイゼンを付けることとする。

やはり、下りは危ないのでアイゼンを付けて良かったと思う。

 

(日陰の岩はツルツル)

 

砂払ノ頭をある程度下ったところで、アイゼンを外し、後は快適に進む。

(富士見平小屋)

 

(瑞牆山)

 

駐車場到着。

30台近くの車が停まっていた。

瑞牆山、小川山の登山口にもなるのでやはり人気があるところだ。

 

長野へは信州峠から川上村を通り、

昼食は、佐久市臼田町の名店(!?)の鳥忠食堂に行く。

午後2時閉店にぎりぎり間に合った。結構混んでいた。

 

汁ものと鶏肉を食べたいと思っていたので、

ササミかつラーメン(1,000円)を食べる。

ボリュームがあり、かつ、美味しかったです。

 

お風呂は鳥忠食堂から上田方面に20分くらい行ったところにある

布施温泉、500円、普通でした。

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捜索者 THE SEEKER

2017-01-06 22:27:07 | 本、漫画

20171月6

 

■漫画名:捜索者 THE SEEKER

■作者:谷口ジロー

■巻数:全1


 

このブログでもたびたび取り上げている谷口ジローの漫画。

 

甲斐駒ケ岳の黒戸尾根の山小屋の主人が、

亡き親友の娘が行方不明になったので、山を下りて、街で捜索。

岩場ではなくビルをフリークライミングし、ビルに閉じ込められている娘を救出する内容。

 

40代後半から50代前半の主人公は、Hi○○shiさんに似ている

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又鬼(マタギ)の命

2017-01-05 22:25:19 | 本、漫画

20171月5

 

■漫画名:又鬼の命

■作者:矢口高雄

■巻数:全1巻


 

マタギ列伝と同じくマタギを題材にした漫画

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マタギ列伝

2017-01-04 22:21:45 | 本、漫画

20171月4

 

■漫画名:マタギ列伝

■作者:矢口高雄

■巻数:全5巻


 

かの有名な「釣りキチ三平」の作者である矢口高雄さんの作品。

 

東北地方伝統の狩猟集団であるマタギを題材として、

凄腕の主人公のマタギと熊などとの戦いを通して、

山などの自然と人間との昔のかかわりについて学べる漫画。

 

第5回日本漫画家協会賞大賞受賞作。

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山関係の小説

2017-01-03 21:41:09 | 本、漫画

20171月3日

 

◆山関係の小説

 

【概要】

漫画も小説も、山関係のものは積極的に読んでいる。

(山関係以外の小説では、歴史小説、

地元出身小説家の作品、を中心に読んでいる。)

 

これまでに読んだ山関係の小説をまとめてみた。


※本の写真がある作者が特にお気に入りの3人です。

 


【新田次郎】(19121980年 長野県諏訪市生まれ)


 

 ■孤高の人(上・下) ※新潮文庫

 ■銀嶺の人(上・下) ※新潮文庫

 ■栄光の岸壁(上・下) ※新潮文庫

 ■アイガー北壁・気象遭難 ※新潮文庫

 ■アラスカ物語 ※新潮文庫

 ■縦走路 ※新潮文庫

 ■強力伝・孤島 ※新潮文庫

 ■先導者・赤い雪崩 ※新潮社

 ■八甲田山死の彷徨 ※新潮社

 ■蒼氷・神々の岸壁 ※新潮社

 ■剣岳〈点の記〉 ※文藝春秋

 ■怒る富士(上・下) ※文春文庫

 ■芙蓉の人 ※文春文庫

 ■槍ヶ岳開山 ※文春文庫

 ■冬山の掟 ※文春文庫

 ■聖職の碑 ※講談社文庫

 ■雪の炎 ※光文社文庫

 

 

【笹本良平】(1951年~ 千葉県生まれ)


 

 ■天空への回廊 ※光文社文庫

 ■還るべき場所 ※文春文庫

 ■春を背負って ※文春文庫

 ■南極風 ※祥伝社文庫

 ■未踏峰 ※祥伝社

 ■分水嶺 ※祥伝社

 ■その峰の彼方 ※文藝春秋

 ■大岩壁 ※文藝春秋

 

 

【角幡唯介】(1976年~ 北海道芦別生まれ)


  

  ■空白五マイル ※集英社文庫

  ■雪男は向こうからやって来た ※集英社文庫

  ■アルグーカの行方 ※集英社文庫

  ■探検家の憂鬱 ※文春文庫

 

 

【服部文祥】(1969年~ 神奈川県生まれ)

 

  ■サバイバル登山家 ※みすず書房

  ■サバイバル!:人はズルなしで生きられるのか ※ちくま書房

 

 

【樋口明雄】(1960年~ 山口県生まれ)

 

  ■狼は瞑らない ※ハルキ文庫

  ■光の山脈 ※ハルキ文庫

  ■男たちの十字架 ※ハルキ文庫

  ■約束の地 ※光文社文庫

  ■標高二八〇〇米 ※徳間書店

  ■天空の犬 ※徳間書店

 

 

【熊谷達也】(1958年~ 宮城県仙台市生まれ)

 

  ■邂逅の森 ※文春文庫

  ■漂泊の牙 ※集英社文庫

 

 

【真保裕一】(1961年~ 東京都生まれ)

 

  ■灰色の北壁 ※講談社文庫

  ■ホワイトアウト ※新潮文庫

 

 

【吉村昭】(19272006年 東京日暮里生まれ)

  

  ■高熱隧道 ※新潮文庫

  ■羆嵐 ※新潮文庫

 

 

【北杜夫】(19272011年 東京青山生まれ)

 

  ■白きたおやかな峰 ※河出文庫

 

 

【井上靖】(19071991年 北海道旭川市生まれ)

 

  ■氷壁 ※新潮文庫

 

 

【高嶋哲夫】(1949年~ 岡山県玉野市生まれ)

 

  ■ミッドナイトイーグル ※文藝春秋

 

 

【柳田国男】(1875年-1962年 兵庫県生まれ)

 

  ■遠野物語・山の人生 ※岩波書店

 

 

【谷甲州】(1951年~ 兵庫県伊丹市生まれ)

 

  ■単独行者(アラインゲンガー 新・加藤文太郎伝)(上・下) ※ヤマイケ文庫

 

 

【植村直己】(19411984年 兵庫県生まれ)

 

  ■青春を山に賭けて ※文春文庫

  ■極北に駆ける ※文春文庫

  ■北極圏12000キロ ※ヤマイケ文庫

 

【沢木耕太郎】(1947年~ 東京生まれ)

 

  ■凍 ※新潮文庫

 

 

【ジェフリ・アーチャー】(1940年~ 英国生まれ)

 

  ■遥かなる未踏峰(上・下) ※新潮文庫

 

 

【スラヴォミール・ラウイッツ】(19152004年 ポーランド生まれ)

 

  ■脱出記 ※ヴィレッジブックス

 

 

【深田久弥】(19031971年 石川県生まれ)

 

  ■日本百名山 ※新潮文庫

 

 

【北村一光】(19612006年 長野県生まれ)

 

  ■ファントム・ピークス ※角川文庫

  ■サイレント・ブラッド ※角川文庫

  ■シャッター・マウンテン ※角川文庫

 

 

【西前四郎】(1935年-1996年 鹿児島県鹿児島市生まれ)

 

  ■冬のデナリ ※福音館文庫

 

 

【木本正次】(19121995年 徳島県生まれ)

 

  ■黒部の太陽 ※信濃毎日新聞社

 

 

【森本誠一】(1933年~ 埼玉県熊谷市生まれ)

 

  ■北ア山荘失踪事件 ※光文社文庫

 

 

【太田蘭三】(1929年~ 三重県鈴鹿市生まれ)

 

  ■脱獄山脈 ※光文社文庫

 

 

【梓林太郎】(1933年~ 長野県生まれ)

 

  ■八ヶ岳殺人事件 ※文芸社文庫

 

 

【湊かなえ】(1973年~ 広島県生まれ)

 

  ■山女日記 ※幻冬舎文庫

 

 

【北村薫】(1949年~ 埼玉県生まれ)

 

  ■八月の六日間 ※角川文庫

 

 

【南木佳士】(1951年~ 群馬県嬬恋村生まれ)

 

  ■山行記 ※文春文庫

 

 

【星野道夫】(19521996年 千葉県生まれ)

 

  ■ぼくの出会ったアラスカ ※小学館文庫

 

 

【風野真知雄】(1951年~ 福島県生まれ)

 

  ■沙羅沙羅越え ※角川文庫

 

 

【佐野稔】(19321998年 神奈川県生まれ)

 

  ■長谷川恒男 虚空の登攀者 ※中公文庫

  ■狼は帰らず アルピニスト・森田勝お生と死 ※中公文庫

  ■残された山靴 ※ヤマイケ文庫

 

 

【松濤明】(19221948年 宮城県仙台市生まれ)

 

  ■新編 風雪のビヴァーク ※ヤマイケ文庫

 

 

NHK取材班】

 

  ■白夜の大岩壁に挑む クライマー山野井夫妻

 

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