中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

常念岳(常念乗越)

2011-04-30 22:44:51 | 山スキー

2011430日(土)

 

◆目的地:常念岳

◆メンバー:hitoshiさん、中隆

◆コースタイム:6:10一ノ沢林道終点町営駐車場~7:00大滝~10:10常念乗越10:5012:50大滝~13:45駐車場

◆天気:曇り後雨

 

【概要】

早朝は少し晴れていたが、徐々に曇り、下りでは雨も降る予想外の展開。

さらに、稜線上では超強風のため常念岳頂上をあきらめ撤退するはめに。

一ノ沢も超デブリで、滑ることが出来たのは稜線直下200mほど。

まさに修行系の山行になった。

 

【コース概要】

一ノ沢をほぼ夏道に沿い登り、常念乗越へ。

ここから、予定では、常念岳頂上から北西斜面を滑り、

常念乗越に登り返し、一ノ沢を滑るはずだった。

しかし、強風のため常念乗越で撤退を決め、一ノ沢を下る。

 

【山行概要】

板に靴を装着し、その板をリュックに付け、登山靴で出発(1,300m)

板とスキー靴は結構重い。修行系山行である。

 

 

  

 

 

途中から雪が繋がったが、一ノ沢は超デブリのため、シール走行はできない。

 

(超デブリランド)

途中で登山靴をデポし、スキー靴に履き替える。

 横通岳との二股まで来てやっとシールを付ける。

 急登である。登山者も結構多い。

 

 (常念乗越手前の急登)

 

稜線(常念乗越)近くになると風が強くなる。

しかし、常念乗越に乗りあがるとさらに超強風。

吹き飛ばされそうになる。

 

様子をみるが、風が弱まる気配もないため撤退を決める。

正面に常念岳が見えるだけに残念。標高差で400m

 

(正面が常念岳)

  

(手前の雪のないところが常念乗越、手前のピークが横通岳、奥が東天井岳)

 

稜線直下を約200m滑る。

しかし、今日は登山者が多い。

雪崩を起こさないように注意深く滑る。

 

 

(登山者の列)

 

スキーを脱いでからは苦行である。

途中からは雨が降ってきてさらに苦行である。

修行と割り切って何とか最後まで頑張る。

 

最後は、ほりでーゆー四季の郷で温泉に入り、体を温める。

 

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温麺

2011-04-29 21:37:47 | 飲食関係

2011429日(金)

 

◆目的地:たつみ(山梨県北杜市長坂町)

 

地元のテレビのYBSで紹介していた「温麺」。

韓国の冷麺を暖かなスープで食べる一種のラーメン。

麺好きとしては非常に興味をそそられた。

 

ゴールデンウイークの初日、行く機会に恵まれた。

 

場所は七里岩ラインを長坂町に向かい、

北杜警察署の手前のカーブの途中にある。

 

 

 

店は靴を脱いで入る。

喫茶店というかスナックというか、個性的な店構えと内装である。

メニューは壁に紙が張ってあり、温麺3種類だけ。

温麺(醤油味)800円、温麺(味噌味)900円、チャーシュー温麺(多分醤油味)1,000円。

 

店の方の説明によると、温麺は30年前から作っているとのこと。

結構歴史がある。

しかも、温麺はこの店のオリジナルメニューとのこと。

 

最初ということもあり、醤油味の温麺の中辛を注文する。

 

 

 

麺は韓国の冷麺。

スープは、醤油をベースに、キムチや唐辛子で辛味を、

すり胡麻でまろやかさを出している。

キムチと同様、あみ(小さいエビ)も入っている。

具は野菜とキムチとチャーシュー。

 

健康食材たっぷりである。

 

体も温まり、結構美味しかった。

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高松山

2011-04-10 21:41:47 | 山スキー

2011410日(月)

 

◆目的地:高松山(1,725m 新潟県糸魚川市)

◆メンバー:I顧問、hitoshiさん、中隆

◆コースタイム:7:10笹倉温泉駐車場~11:42頂上12:15~13:55焼山温泉駐車場

◆天気:快晴

 

 

【概要】

最高の天気の中、隣接する焼山、昼闇山と比べるとマイナーな高松山での会心の一本。

焼山と昼闇(ひるくら)山は行ったことがあるが、実は高松山は名前も知らなかった。

今回は我々3人以外に単独行が1名だった。

 

【コース概要】

除雪終了地点の笹倉温泉駐車場に車を止め、歩き出す。

アマナ平経由を直進し尾根に取り付き、1,500m付近で西進し頂上を目指す。

稜線に小さな雪庇があり。

下りは、北西斜面にドロップし、一ノ倉川に滑り込む。

一ノ倉川河床から新田山南西の峠手前の林道に直登する。

新田山の峠からは、林道ショートカットで焼山温泉着。

焼山温泉からは笹倉温泉まで車道を戻る。

 

【山行記録】

5時半、白馬村役場駐車場出発。

国道148号線を左折し、糸魚川CCゴルフ場方面に向かい、ショートカットを試みる。

昨年のゴールデンウィークの昼闇山の時はショートカットと感じたが、

今回もう一度通ってみると、道はクネクネしていて、

国道148号線で海岸まで出て国道8号を通って、

県道270号で笹倉温泉に向かう方が早いような気がした(帰りは海岸経由で帰った。)。

 

除雪は笹倉温泉までだったので、

滑降後温泉にはいるとフロントに告げ、温泉駐車場に車を止めスタート。

 

(真ん中は笹倉温泉)

 

林道をショートカットし、アマナ平に向かう。

焼山、高松山、昼闇山が並んでいる。素晴らしい景色である。

 

(左から、焼山、高松山、昼闇山)

 

(海谷山塊の山 左の双耳峰が阿彌陀山、右が烏帽子岳) 

 

アマナ平は標高1,000m前後に広がる台地である。

ここまで来ると火打山も見える。

 

 

(左から火打山、影火打、右には焼山)

 

アマノ平を突っ切って、正面に見える尾根に取り付く。

頂上まで標高差で700m弱である。 

南に向かって進み、途中1,500m付近で西進し、頂上を目指す。

 

(右が放山、左が権現岳、鉾ヶ岳)

 

この尾根は最初が急である。

途中から真っ白な名無山になるが、雪は安定している。

尾根上を進み、頂上を目指す。

 

 

(正面が高松山) 

 

(尾根向こうの大地が焼山北面大地)

 

尾根上部は結構急であるので、先行者はつぼ足に切り替えた。

我々は、途中つぼ足に切り替えている先行者を抜いた。

 

稜線上部から振り返ると、焼山北面大地の眺めが素晴らしい。

よく日本離れしている景色と言われるが、そのとおりである。

 

 最後までクトー(スキーアイゼン)で登り上げ、

最後の雪庇を乗り越え、無事頂上。

 

(雪庇を乗り越えるhitoshiさん)

 

頂上到着。感無量。

風も余り吹いておらず、最高の山スキー日和である。

 

(後は焼山)

 

焼山をバックに記念写真。

頂上からは火打山、昼闇山、海谷山塊等、360度の大パノラマである 

 

(左は火打山、その直ぐ右が影火打、右が焼山)

 

焼山の頂上からは噴煙が出ている。

 

 

(正面が昼闇山)

 

去年は昼闇山の頂上から滑り、一ノ倉川に滑り込んだが、

今回は、高松山頂上から北西斜面を一ノ倉川に滑り込む。

 

頂上直下の斜面が斜度、雪の具合共に最高。

苦労した甲斐があった。

 

(最高の斜面) 

 

 (中隆 (hitoshiさん撮影))

 

滑っていくと、段々ハーフパイプ状になってくる。

 

(hitoshiさん)

 

途中、昼闇山からの斜面と合流する。

昼闇山の方が幾分メジャーなので登っている人がそれなりにいて

合流地点には昼闇山から滑ってきたと思われる山スキーヤーが休んでいた。

 

 

(正面の人がいる辺りが合流地点)

 

途中から雪が重くなるが、まあ我慢できないことはない。

 

一ノ倉川ゴルジュ帯の谷出口付近には、左岸からのデブリが少しあったが、

去年のゴールデンウィークのデブリに比べると天国である。

 

(この先に左岸からのデブリ)

 

ゴルジュ帯を抜けると、広々した河原になる。 

去年は川が出ていたが、この時期だと一面真っ白である。

新田山西の峠の直下まで進む。

 

(左に新田山)

 

 

 

(右のコルが峠)

 

シールを付け、峠に通じている林道まで登る。

 

峠からは林道をショートカットし、焼山温泉駐車場に滑り込む。

 

最後は車道で笹倉温泉まで戻り車を取りに行く。

訳あって焼山温泉に入ることになり、

中隆は笹倉温泉で面が割れているということで、

hitoshiさんが車を取りに行ってくれた。

感謝です。

 

最後は焼山温泉(500円)で汗を流す。

満足の一日でした。

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大菩薩嶺~柳沢峠

2011-04-02 01:02:12 | 山梨の山

2011年4月2日(土)

 

◆目的地:大菩薩嶺(山梨県甲州市 2,056.9m

◆メンバー:M松さん、中隆

◆コースタイム:7:45駐車場~8:53ロッジ長兵衛9:10~10:18雷岩(稜線)10:35~11:27丸川峠11:50~13:18六本木峠~13:48柳沢峠14:00~14:17裂石バス停~14:40駐車場

◆天気:晴れ

 

 

【コース概要】

久しぶりの山、運動不足での山、ガソリン高騰の中での山、

これらの条件から適当な山を考えると、

残雪の大菩薩嶺が候補に挙がる。

 

しかし、既に登っている大菩薩嶺をただ登るのでは少し面白くない。

裂石~福ちゃん荘~大菩薩嶺~丸川峠~裂石は定番だ。

これに少し趣向を凝らし、柳沢峠に自転車をデポしておき、

丸川峠からもう少し足を延ばし、六本木峠経由で柳沢峠へ抜け、

自転車ダウンヒルで裂石に戻ることとした。

 

【山行概要】

まずは柳沢峠の市営駐車場に自転車をデポ。

裂石からは結構な距離である。

裂石に戻り、冬季通行止めのゲート左の駐車場に行くと、既に5,6台の車がある。

 

さて、まずはロッジ長兵衛まで向かう。

冬季以外はここまで車が入るので、この時期でないと歩く気はしない。

この意味からも、今回のコースはこの時期にはうってつけであり、

人気があるのだろう。

 

ロッジまではほとんど雪はない。

福ちゃん荘に向かう樹林帯にはそれなりに雪もあるが、トレースはしっかり付いている。

 

(福ちゃん荘) 

 

(福ちゃん荘から見る稜線)

 

福ちゃん荘からは、唐松尾根を進み、雷岩のある稜線を目指す。

最初は樹林帯であり雪も少し残っている。

 

 

しかし、このルートは上に行くと木が少なくなり、雪も少なくなった。

 

雷岩の脇の稜線に到着。雪が少しある。

富士山の眺めがよく、疲れが吹っ飛ぶ。

 

 (富士山と大菩薩湖)

 

(南アルプスの山々(左端が荒川三山、右端が仙丈岳)と手前は甲州市)

 

大菩薩嶺での眺望はない。

写真だけとり、丸川峠を目指し先を急ぐ。

 

ここから先は雪が深くなる。

しかし、トレースがあり問題はない。

我々と反対ルートの登山者が多い。

 

(トレースの小路)

 

丸川峠には味のある丸川荘がある。

木造のお地蔵さんが登山者を見守っている。

 

 

 

 

さて、これから先が今回の核心部分。

トレースがあるかどうか心配だったが、

どうも最近一人つぼ足で六本木峠から来たようだ。

これで迷う心配もなく、六本木峠まで行くことができることが確認できた。

 

(単独行と思われる)

 

しかし、トレースの主は体重が軽いのか、

我々はトレースを踏み抜いてしまうこと度々、結構苦労した。

丸川峠から最初の30分くらいは、北斜面で残雪も多く、運動不足には応えました。

 

(六本木峠に近づくと雪も少ない)

 

六本木峠から柳沢峠までは、柳沢峠から鶏冠山への登山者のトレースがばっちり。

最後は雪解けの泥に苦戦したが、市営駐車場の正面に到着。

 

柳沢峠から裂石までの17分のダウンヒルが最高。

今日のおまけであった。

 

楽あれば苦あり、裂石から駐車場までの坂道は手強く、

最初は一番軽いギアでチャレンジしたが、途中で自転車をデポし、

歩いて何とか到着できました。

 

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