★2011年4月10日(月)
◆目的地:高松山(1,725m 新潟県糸魚川市)
◆メンバー:I顧問、hitoshiさん、中隆
◆コースタイム:7:10笹倉温泉駐車場~11:42頂上12:15~13:55焼山温泉駐車場
◆天気:快晴
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【概要】
最高の天気の中、隣接する焼山、昼闇山と比べるとマイナーな高松山での会心の一本。
焼山と昼闇(ひるくら)山は行ったことがあるが、実は高松山は名前も知らなかった。
今回は我々3人以外に単独行が1名だった。
【コース概要】
除雪終了地点の笹倉温泉駐車場に車を止め、歩き出す。
アマナ平経由を直進し尾根に取り付き、1,500m付近で西進し頂上を目指す。
稜線に小さな雪庇があり。
下りは、北西斜面にドロップし、一ノ倉川に滑り込む。
一ノ倉川河床から新田山南西の峠手前の林道に直登する。
新田山の峠からは、林道ショートカットで焼山温泉着。
焼山温泉からは笹倉温泉まで車道を戻る。
【山行記録】
朝5時半、白馬村役場駐車場出発。
国道148号線を左折し、糸魚川CCゴルフ場方面に向かい、ショートカットを試みる。
昨年のゴールデンウィークの昼闇山の時はショートカットと感じたが、
今回もう一度通ってみると、道はクネクネしていて、
国道148号線で海岸まで出て国道8号を通って、
県道270号で笹倉温泉に向かう方が早いような気がした(帰りは海岸経由で帰った。)。
除雪は笹倉温泉までだったので、
滑降後温泉にはいるとフロントに告げ、温泉駐車場に車を止めスタート。
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(真ん中は笹倉温泉)
林道をショートカットし、アマナ平に向かう。
焼山、高松山、昼闇山が並んでいる。素晴らしい景色である。
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(左から、焼山、高松山、昼闇山)
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(海谷山塊の山 左の双耳峰が阿彌陀山、右が烏帽子岳)
アマナ平は標高1,000m前後に広がる台地である。
ここまで来ると火打山も見える。
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(左から火打山、影火打、右には焼山)
アマノ平を突っ切って、正面に見える尾根に取り付く。
頂上まで標高差で700m弱である。
南に向かって進み、途中1,500m付近で西進し、頂上を目指す。
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(右が放山、左が権現岳、鉾ヶ岳)
この尾根は最初が急である。
途中から真っ白な名無山になるが、雪は安定している。
尾根上を進み、頂上を目指す。
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(正面が高松山)
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(尾根向こうの大地が焼山北面大地)
尾根上部は結構急であるので、先行者はつぼ足に切り替えた。
我々は、途中つぼ足に切り替えている先行者を抜いた。
稜線上部から振り返ると、焼山北面大地の眺めが素晴らしい。
よく日本離れしている景色と言われるが、そのとおりである。
最後までクトー(スキーアイゼン)で登り上げ、
最後の雪庇を乗り越え、無事頂上。
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(雪庇を乗り越えるhitoshiさん)
頂上到着。感無量。
風も余り吹いておらず、最高の山スキー日和である。
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(後は焼山)
焼山をバックに記念写真。
頂上からは火打山、昼闇山、海谷山塊等、360度の大パノラマである。
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(左は火打山、その直ぐ右が影火打、右が焼山)
焼山の頂上からは噴煙が出ている。
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(正面が昼闇山)
去年は昼闇山の頂上から滑り、一ノ倉川に滑り込んだが、
今回は、高松山頂上から北西斜面を一ノ倉川に滑り込む。
頂上直下の斜面が斜度、雪の具合共に最高。
苦労した甲斐があった。
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(最高の斜面)
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(中隆 (hitoshiさん撮影))
滑っていくと、段々ハーフパイプ状になってくる。
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(hitoshiさん)
途中、昼闇山からの斜面と合流する。
昼闇山の方が幾分メジャーなので登っている人がそれなりにいて、
合流地点には昼闇山から滑ってきたと思われる山スキーヤーが休んでいた。
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(正面の人がいる辺りが合流地点)
途中から雪が重くなるが、まあ我慢できないことはない。
一ノ倉川ゴルジュ帯の谷出口付近には、左岸からのデブリが少しあったが、
去年のゴールデンウィークのデブリに比べると天国である。
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(この先に左岸からのデブリ)
ゴルジュ帯を抜けると、広々した河原になる。
去年は川が出ていたが、この時期だと一面真っ白である。
新田山西の峠の直下まで進む。
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(左に新田山)
(右のコルが峠)
シールを付け、峠に通じている林道まで登る。
峠からは林道をショートカットし、焼山温泉駐車場に滑り込む。
最後は車道で笹倉温泉まで戻り車を取りに行く。
訳あって焼山温泉に入ることになり、
中隆は笹倉温泉で面が割れているということで、
hitoshiさんが車を取りに行ってくれた。
感謝です。
最後は焼山温泉(500円)で汗を流す。
満足の一日でした。