★2019年4月28日(日)~29日(月)
◆目的地:堂津岳(1926.5m 長野県小谷村)
◆メンバー:hitoshiさん、Naka-Taka
◆コースタイム:(1日目)6:57黒沢橋先除雪最終地点駐車スペース~7:45杉野沢林道分岐(ニグロ川源流方面林道との)~12:00頃テント場
(2日目)6:15テント場発~8:47堂津岳9:17~10:20テント場11:10~14:25駐車スペース
◆天気:晴れ
◆活動時間:13時間11分
◆活動距離:30.3km
◆高低差:697m
◆累積標高登り/下り:2,502m/2,476m
(山行概要)
【1日目】
昨年のゴールデンウイークにも登った堂津岳。
昨年は雪が少なく、堂津岳南の奥裾花自然園から登山靴で登ったが、
今回は北側の乙見湖に流れ込むニグロ川源流から山スキーで登った。
このルートは、テント場までの約11キロが林道であり、滑走系とういうより修行系、癒し系である。
道の駅しなので待ち合わせをし、hitoshiさんの軽ットラで目的地を目指す。
前日降雪があり、県道39号線は所々凍結していた。特に上のほうは道路全面がアイスバーンであり、
スタッドレスタイヤを履いていなければ通行不可であった。
黒沢橋先の除雪最終地点には駐車。他の車はなかった。
最初からスキーを履き杉野沢林道を進む。
ワンピッチで杉野沢橋に到着。hitoshiさんによると、杉野沢橋も例年以上に雪が多いそうだ。
ここから林道は乙見湖に向かい南下し、さらに西に折れニグロ川源流に向かう林道との分岐点に着く。
なお、ニグロ川源流に向かう林道は夏は一般車両通行禁止である。
(二グロ川)
さらにニグロ川源流に向かい林道を進む。
途中でハロ現象と環水平アークという自然現象が見られた。
重い荷物に長距離ウォークで足も痛くなったが何とかテント場候補地に到着。
堂津岳には、この林道をもう少し進んだところから登りだすが、
荷物も重いので当初の予定通り少し手前にテントを張ることとする。
ここで6台のスノーモービル軍団が現れ、ニグロ川源流に向かい進んでいった。
まさに雪中の暴走族である。興ざめである。
テント場の西にある柳原山に登るということも考えたが、
今日は疲れたの宴会をすることに決定。
テント前に宴会場を作り、まずはビールで乾杯。まだ13時半頃である。
チーズ、焼き肉、オイルサーディーンなどをつまみにワインや日本酒を飲む。
暖かい日だまり中、昼から飲むお酒は最高である。
柳原山に行かなくて大正解。
今日のメインはキムチ鍋。〆のうどんを食べ約5時間の宴会終了。
【2日目】
餅入り塩ラーメンを食べ、テントを出発。
林道を少し進み、地図上1598m地点を経由して、1845m地点の稜線に登り上げこととする。
(登り口)
今回初めての登りだが、やはり登りは良い。
高度が上がにつれ、見える景色も雄大になってくる。
1845m地点稜線からは雪庇横を気を付けて頂上目指して進む。
なんと堂津岳頂上直下までスノーモービルの跡があり驚いた。
堂津岳頂上到着。当然誰もいない。
360度見渡せる大パノラマに感動する。
昨年に比べると雪の量が格段に多い。
(左が雨飾山、右が焼山、火打山)
(真ん中が妙高山)
(白馬の山々)
来たルートを下る。
2日前に降った雪は晴天のため少し腐っていて、特に下部は重く疲れた。
テント場まではスノーモービルの跡を利用しノーシールで戻ることができた。
テントを回収しまた重い荷物で修行だ。
ただ、ここでもスノーモービルの跡を利用したので、
ノーシールで進むことができ、行きよりかなり時間を短縮して戻ることができた。
滑る時間は短かったが充実した山スキーだった。
最後は苗名の湯で汗を流し終了。