中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

K

2016-04-25 13:07:44 | 本、漫画

◆題名:「K

◆作者:【画】谷川ジロー

【作】遠埼志朗

 

 


以前紹介した「神々の山嶺」と同じく谷川ジローの傑作劇画である。

 

谷川ジローの精緻で、微細な、細部にこだわったタッチは、

山岳漫画にこそ合っている。


 

日本人であり、ネパールで山岳ガイドをしている「K」。

 

しかし、その素性は分かっていない。

かつて、K2に友と挑戦して敗北した、一之瀬高志。

友の死体は見つかったが、一之瀬の死体は見つからない。

それが「K」かもしれない。

という設定。

 

K2(8,611m)、プモ・リ(7,145m)、

エベレスト(8,848m)、カイラス(6,657m)

を舞台として超人的な登攀を繰り広げる。


 

画力やストーリーにより、グイグイ引き込まれてしまう。

秀作である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しずかの山

2016-04-25 13:06:29 | 本、漫画

◆題名:「しずかの山」

◆作者:【原作】愛英史

【漫画】松本剛


 

結構マイナーな漫画だと思う。

イブニング掲載の漫画。

たまたまお茶の水の石井スポーツの山館で見つけて購入。

それ以降どこでも見ていない。

 

ネパール、ナムチェ・バザールで日本人ガイドをしている主人公「遠山静」。

 

かつて後輩と一緒にエベレストに挑戦。

後輩が滑落し、その衝撃で遠山静のビレイも外れ一緒に滑落したが、

滑落途中にアブミに捕まり何とか滑落を免れた。

手足がもがれた後輩はすでに死んでいると考えられ。

遠山静の両手も限界にきている。

 

後輩はすでに息絶えていると思われるので、

ナイフで二人がつながれているザイルを切る。

その瞬間、後輩の目が遠山静を見ていた。

 

後輩は生きていたのか、

極限状態のため後輩の目が見開いていたような錯覚に襲われたのか。

 

遠山静は心に傷を負って、日本に帰らずネパールでガイドをしている。

 

マチャプチャレ(6,993m)、アンナプルナⅠ峰(8,091m)、

ナンガ・パルバット(8,125m)を舞台に物語は展開する。

 

最後は、日本で後輩の遺族を会い、その後ネパールに戻る。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

兜山ー尾根コース

2016-04-09 22:47:58 | 里山

★2016年4月9日(土)

 

◆目的地:兜山(山梨県笛吹市 913m) ※尾根コース

◆メンバー:Naka-Taka

◆コースタイム:12:28駐車スペース~12:49尾根コース登り口~13:02稜線~13:23山腹コースとの合流地点~13:24頂上~13;59駐車スペース

◆天気:晴れ

 

【概要】

兜山にはいくつものコースがある。

今回は、笛吹市登山口からは一番遠い尾根コースを探索。

この先は甲府市の積翠寺につながる縦走路があるので、いずれチャレンジする予定。

今回はその下見を兼ねている。

(登山道入り口にある案内板)

 

最初は舗装された林道を進む。

昔からのトレッキングコースなので古い案内板がある。

 

 

サクッと尾根コースの登り口に到着。ここまで30分。

この先に、岩堂峠経由で積翠寺への道が続いている。

 

 

さて、舗装路を過ぎ、兜山へ至る稜線を目指す。

あっという間に稜線、先ほどの分岐から20分。

右に行くと兜山だが、左に行くと棚山とある。

行ってみたくなるが、今回は尾根コースを進む。

 

(中々感じの良い尾根)

 

(途中にあった看板。夕狩沢への分岐点)

 

稜線を気持ちよく歩き、あっという間に兜山

 

岩場コースを下山。

(春日居ゴルフコース)

 

途中でクライミングをしている一団に遭遇。

そう、ここ兜山はクライミングでも少し有名なのである。

全部で3チームが楽しそうに登っていた。

 

 

今後も簡単なバリエーションコースに行きたいと思っているので、

簡単なクライミングは少し興味がある。

 

しばらく見学して下山。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする