中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

黒姫山(新年会)

2010-01-27 07:46:44 | 山スキー
★2009年1月23日(土)~24日(日)

◆目的地:黒姫山(外輪山1,998m地点) 
◆メンバー:I顧問、komaさん、Buttiさん、Y隊長、U-chef、K原さん、中兄、M山さん、hitoshiさん、中隆 計10名
◆コースタイム:【1日目】7:30戸隠大橋出発~8:10佐渡山との分岐8:25~9:05黒姫登山道との分岐
            ~9:55大ダルミ11:00~12:20黒姫外輪山コル~13:10大ダルミ13:30
            ~13:50 1,738ピーク~14:15大ダルミ~14:30宴会~20:00就寝
        【2日目】8:55大ダルミ~9:20黒姫登山道尾根1,670m地点~9:55黒姫外輪山コル10:15
            ~10:45外輪山1,998地点11:05~11:45大ダルミ13:35~14:40大橋駐車場
◆天気:【1日目】晴れ、【2日目】晴れ

恒例の新年会。
一昨年と同様、佐渡山と黒姫山の間にある「大ダルミ」にテントを張り、スキーと宴会を楽しむ計画。
パウダーとU-chefの最高の料理を堪能でき、最高の新年会だった。

【1日目】

朝7時戸隠の大橋に集合。
我が山好(山スキー)同好会以外に既に数台が駐車していた。
週間天気予報及び昨日の天気予報では雪の予報であったが、まずまずの天気。

黒姫山の登山道沿いに、佐渡山、乙妻山方面への分岐まで、平坦なコースを進む。
トレースあり。


(分岐までの平坦地を進む)

分岐点で小休止。天気は更によくなり、五地蔵山や黒姫山の外輪山が見える。
雪もパウダー、期待は膨らみ、アドレナリンが漏れそうな人も・・・。

トレースは佐渡山、乙妻山の方に向かっていたので、ここからはラッセルだが、靴程度のラッセルである。
作業道を少し進み、カーブするところで斜面(登山道)にとりつき、二回目の休憩地点の
おおだるみと黒姫山の分岐点まで、樹林帯を気持ちよく進む。
その後も登山道沿いに進み、一度、沢(帰りはここから沢を下り、乙妻と黒姫の分岐点まで滑る。)を渡り、大ダルミに到着。

大ダルミは、東に黒姫山、西に佐渡山への小ピーク1888m、南に霊仙時山・飯縄山を見渡せ、夏は湿原になっている場所。
みんなでスクラムを組み雪を踏み固め、テントを二張り設営。


(スクラムで雪固め)


(テントの後に見えるのが黒姫山外輪山)

さて、1日目は黒姫山(外輪山)、2日目は佐渡山の計画(一昨年は1日目小黒姫山、2日目佐渡山)。
黒姫山前の高台を超え、右側尾根(登山道)から稜線を目指す。


(手前の平坦地が大ダルミ、その先が1,738ピーク、その先が佐渡山)


(破断面)

途中ちょっとしたハプニングがあり少し時間を要したが、無事コルに到着。
稜線を北に進み、ドロップ。

最高のパウダー。滑降中の写真を撮りたいが、みなさまアドレナリンが出まくりで、
蜘蛛の子を散らすように滑っていってしまう。


(パウパウのkonaさん)


(パウパウの中隆)

テント場に到着したのが、13時なのでまだ時間がある、ということで佐渡山手前1,738mピークまで登り、南東斜面のパウダーをいただくことにした。
ピークくまで20分、お手頃である。
北には妙高山、火打山、東には黒姫岳が見える。


(後は妙高山)


(外輪山後は小黒姫(御巣鷹山)、外輪山一番右が1,998m地点)

南東斜面は樹林帯であり、雪質は最高。
あっという間に滑り降り、テント場まで少し登る。

この後、宴会に突入。
だが、まだ午後2時半ということもあり、I顧問は1888mピークを二度滑るとのこと。
すごいモチベーションと体力。さすが今シーズン12回目の山スキーヤー。

当然、I顧問を待つことなく、宴会は見切りスタート。
お酒は、ワイン2.5㍑、
日本酒は今回参加できなかったTeraさんからの差し入れ4㍑(Teraさん、ありがとうございます)を含め6㍑、
ウイスキー1本、缶ビール3本。

U-chefのコース料理を楽しみながら酒が進む、進む。
メインはカレー鍋&バターライス、最高でした。
デザートはkomaさんリンゴ。この時期でもまだまだ美味しいリンゴでした。


(お品書き)


(カレー鍋の準備)

暗くなってから雪が降ってきた。明日の天気を心配しながら就寝。

【2日目】

朝7時ころから朝食の準備。今日はカレー&味噌味のほうとうである。
ほうとうは、中隆が山梨のほうとう屋の「小作」で買ってきたもの。
調理はもちろんU-chef、体が温まるカボチャほうとうで最高だった。

さて、2日目は、雪の状態から安全面を考慮し、
予定の佐渡山から黒姫山外輪山1,998m(オリンピック地点)を目指し、
登山道東側の谷の斜面を滑ることにした。

昨日より低い標高で登山道に合流。
先行者がありトレースを使わしていただく。
昨日のコルをとおり、1,998m先までトレースがあった。ラッキー。

途中、稜線上で、小黒姫に登っている5人パーティーがいた。
翌日わかったが、早川さんや山梨の名人のグループだった。


(外輪山を進むY隊長)


(バックは小黒姫、小黒姫の後は右から火打山、焼山)

さて、滑り降りる斜面は木々がまばらなちょうどよい斜面。
雪も最高。昨日同様みんな白い粉の中毒になり滑り降りていく。


(パウパウのM山さんとhitoshiさん)


(パウパウの中隆)

登ってくるときに通った沢の50mくらい上でシールを付け、登山道に合流、テント場に戻る。

テント場に着くと、U-chefがカレーおじやを作ってくれていた。
雪の机で、あたたかいおじやを食べる。ロケーションも味も最高!!


(雪の食卓での昼食)

U-chef、今回も美味しい料理をありがとうございました。
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白沢天狗山

2010-01-11 09:45:17 | 山スキー
★2010年1月9日(土)

◆目的地:白沢天狗山(2,036m 大町市)
◆メンバー:I顧問、hitoshiさん、中隆
◆コースタイム:8:40第4ペアリフト終点~12:15稜線~12:40頂上付近13:30~15:00駐車場
◆天気:曇りのち快晴

今シーズン初めての山スキー。
平湯方面は雪が多すぎるので、2008年1月の新年会の時に登った白沢天狗山に変更。
前回は矢沢沿いから2,063m地点を目指したが、
今回は、近年開通した登山道沿いで頂上を目指した。

8時15分、爺ヶ岳スキー場に集合(922m)。
第4ペアリフト(250円)を使い、下車ポイント(1,110m)から北西尾根に取り付く。

今週の水曜日にI顧問はこの山に来ているが、その時のトレース後がまだ残っていた。
I顧問は今週4回目の山スキー、すごい体力&気力である。脱帽です。

I顧問が12月下旬にこのルートをやっているが、
その時は登山道以外は藪がすごく、
帰りも登山道以外は滑れなかったとのことだが、
もう積雪も十分でどこでも滑ることが可能だ。

1,412m地点で南西尾根に移り、頂上を目指す。
6年前に来たときには、途中でリタイヤしているこのルート、
今日は快適に高度を稼いでいく。時間も問題ない。


(快適に南西尾根を進むI&H)

しかし、頂上直下20mのところの急斜面で大苦戦。


(この時はまだ少し余裕あり)

板をはずし、つぼ足で登ろうとしたが腰ラッセル。まったく進まず。
板を履きなおし、hitoshiさんがチャレンジ、見事突破。


(気合で突き進むhitoshiさん)


(稜線から下を見渡す。右端がスキー場)

稜線を南に頂上付近まで進む。
天気は回復したが、風が強く寒いので、シールをはずしパウダー目指してGO!!

最初は板に乗れずく苦戦したが、途中からは浮く感覚を思い出した。
最高の雪質。スヌープダディーの板が雪の中を浮き沈みする。
快感です。

しかし、今シーズン最初の山スキー、体力が・・・。
それに比べI顧問とhitoshiさんは、白い粉に魅せられガンガン滑っていく。
一種の中毒ですね、だから止められませんね。


(I顧問のパウダーラン)


(hitoshiさんのパウダーラン)


(後から見る二人)


(中隆のパウダーラン)

1,412m地点で、北東尾根に入り矢沢に向かって滑り込む。
この斜面の雪質もよろしい。
下部では左、左と進み、ドンピシャで第一堰堤に到着。
第一堰堤の下では水が出ていたので第一堰堤で左岸に渡って正解。

後は緩斜面を爺が岳スキー場までツリーラン。
大満足の一日でした。


(正面尾根と右から左に伸びる手前の尾根の交点が1,412m)

なお、hitoshiさん、大して疲れていないので
ジムに行きトレーニングでもしようかなとのこと。脱帽です。
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