★2023年4月1日(土)
◆目的地:箙岳(1,821.5m 新潟県糸魚川市)
◆メンバー:Hitoshiさん、Naka-taka
◆コースタイム:7:15木地屋除雪終了点駐車スペース~12:05箙岳頂上~14:00駐車スペース
◆天気:快晴
【概要】
温暖化の影響だろう、今年は例年以上に暖かく雪解けが進んでいる。
最初、山スキーで谷川岳を考えたが、
ヤマレコの記録を見ると下からスタートだと途中で雪が切れているようである。
また、谷川岳ロープウェーで天神平のスキー場まで登る手もあるが、
今シーズンからスキー場の営業が星野グループになり、
片道の切符は販売しなくなり、往復3,000円の切符を買わなくてはならない。
そんなこともあり、豪雪地帯であり、
まだ雪が大丈夫であろう木地屋から箙(えびら)岳に行くことにする。
Hitoshiさんによると、ここは、白馬乗鞍からのツアーコースになっているが、
木地屋から箙岳を往復するもの好きはなかなかいないとのこと。
なお、この箙岳の一つ手前北のピークが、
以前1度だけ行ったことがある本にも載っている蒲原山である。
さて、木地屋の除雪終了点には、5,6台の車が停まっている。
1台は直ぐに帰ってしまったが、これはここに1台をデポし、
もう1台で栂池スキー場に向かい、ツアーコースを滑るためだろう。
最初は林道を忠実に進むが、
地図を見ながら所々林道をショートカットする。
箙岳が見える地点に到着。
この先の今回登り上げることになる尾根が見える。
(真ん中が箙岳、右の尾根を登る)
(箙岳)
途中から蓮華温泉への林道から外れるが、
ツアーコースだけありピンクリボンが沢山あり、迷うことはない。
尾根の取りつきは少し急であるが、
その上は結構登りやすい斜面が続く。
途中に展望が開けたところがあり、
白馬方面が良く見渡せる。
真っ白である。
(右端が黒負山、その左が五輪山、朝日岳、赤男山、左端が雪倉岳)
(真ん中が雪倉岳、左端が白馬乗鞍)
最後は杉か檜が多い地点を過ぎ頂上に向かうこととなる。
鼻がムズムズする。
頂上着。
誰もいなく貸し切りである。
360度の展望で、白馬方面から、火打山・妙高山、戸隠などが一望できる。
風もそれほどなく、絶好のスキー日和である。
(真ん中奥が白馬乗鞍岳)
(雨飾山、火打山方面)
(雪倉岳、朝日岳方面)
(右が横前倉山)
(左が雨飾山、その右が焼山、火打山、真ん中が妙高山)
(真ん中が戸隠方面)
頂上からは蒲原山方面となる北斜面の通称「箙の大斜面」を滑る。
結構斜度があり山スキーにはもっていこいの斜面である。
最高。
(右が蒲原山)
斜面を下ったら、蒲原山下部までは、トラバースと少しの登りである。
振り返ると先ほどのシュプールが見える。
さて最後は蒲原山の北西斜面の樹林帯を滑る。
適度な斜度でここも快適である。
最後はツアーコースに合流し、除雪地点までを滑り終了。
久しぶりの山スキーは少し疲れました。
誰にも会わず静かな山行を楽しめ最高な一日だった。
帰りは、恒例の長野県池田町の大雪渓酒造に立ち寄り、
純米吟醸と酒粕を購入。