★2011年5月4日(水)
◆目的地:黒沢岳(新潟県妙高高原町 2,212.4m)
◆メンバー:I顧問、M島さん、中隆
◆コースタイム:7:45黒沢橋先駐車スペース~9:30笹ヶ峰9:50~11:18弥八山~12:52高谷池ヒュッテ13:30~14:12黒沢岳14:30~15:00鍋倉谷南面大地乗上げ地点(標高1,500m)~15:55杉野沢林道1,256m地点(笹ヶ峰遊歩道入口)~16:25駐車スペース
◆天気:晴天
【概要】
火打山と裏火打山の間の斜面から鍋倉谷の西側の大地を通り、
鍋倉谷に滑り込む予定だったが、
諸般の事情により、
高谷池ヒュッテの南東の黒沢岳から高谷尻沢を滑り、
鍋倉谷経由で戻ってきた。
結果として、黒沢岳から高谷尻沢までの斜面は非常に素晴らしく大満足だった。
しかし、妙高山から火打山にかけては素晴らしい斜面が多く、
しかも広大なエリアに及んでいる。
いつか泊まりで滑りまくりたい。
【コース概要】
杉野沢林道の除雪終了地点の黒沢橋をスタート。
鍋倉谷に入るため直ぐに林道をショートカット。
しかし、笹ヶ峰の南西谷に進路を阻まれ、鍋倉谷をあきらめる。
笹ヶ峰、弥八山経由で高谷池ヒュッテ到着。
高谷池ヒュッテから黒沢山に登り返し、高谷池谷に向かって滑り込む。
鍋倉谷に合流し、1,500m地点で南面大地に乗り上げ、
1,256m地点で林道に合流。後はひたすら林道を進む。
【山行概要】
黒大橋を渡った先まで除雪されており、
4台の駐車スペースがあり、最後の1台として駐車。
昨年と比べると積雪量は少なめ。
駐車スペースの先の林道をシール走行し、直ぐに斜面に取り付く。
林道をショートカットして鍋倉谷に向かうためだ。
後で気づいたが、林道を1,256mまで進み、
そこから北西方面の大地に進み、鍋倉谷に合流するのが正解だった。
さて、北西方面の大地を進むと、
途中で深い谷に行く先を阻まれ、進路を北東に変更。
(右手前が弥八山、奥の右側が火打山、その左が影火打)
弥八山と思われるピークを目指し、
それに続くと思われる尾根を進むと小ピークに到着。
緯度、経度、高度から笹ヶ峰(1,544.6m)だった。
(笹ヶ峰の頂上。木々の向こうに弥八山が見える)
笹ヶ峰から一度50mほど下り、弥八山の南尾根に取り付く。
(弥八山頂上付近からの眺め。真ん中の山が戸隠山)
弥八山(1,927.4m)到着。超マイナーな山だが嬉しい。
(弥八山頂上。右が妙高外輪山の三田原山。左端の尾根が富士見平に続く尾根)
さて、弥八山から北東の尾根を進めば富士見平で夏道に合流だが、
頂上から下り登りかえす手前で尾根北の斜面に入り、
高谷池までトラバースすることにする。
このトラバース道は景色が素晴らしかった。
(右から火打山、影火打、焼山)
(上の写真の拡大。影火打頂上の右側から滑る予定だった。)
しかし、長距離のトラバースは疲れる。しかもかなりの距離。
黒沢山からの素晴らしい斜面も横切り、何とか高谷池ヒュッテに到着。
(ヒュッテ右が黒沢岳)
火打山の頂上は、ガスったり晴れたりで安定していない。風も強そうだ。
コースを間違えたため時間も押しており、
天気予報では午後からは曇りになるということなので、
火打山と裏火打山の間の斜面を滑り、鍋倉谷の西の広大な大地を滑り、
鍋倉谷に滑るという当初の計画を変更した。
高谷池ヒュッテから滑るのではもの足りないので、
黒沢山(m)まで登り返し、黒沢山頂上から高谷池谷を滑り、
鍋倉谷に合流するコースとすることにした。
このコースなら天気が崩れても危険が少ないだろう。
(黒沢岳から広がる斜面)
さて、時間の余裕もできたので、高谷池ヒュッテで一休憩。
200円のコーヒーを飲む。美味い。
しかし、ヒュッテで休むのは1時間100円とのこと。
ヒュッテで何か注文をしたら休憩料は取らなければ良いのに・・・。
黒沢山頂上からの景色は日本離れしていて、圧巻だ。
北に火打山、南に妙高山がそびえ、真っ白な広大な斜面が広がっている。
(黒沢岳頂上。後は妙高山)
さあ、登るときにトラバースした素晴らしい斜面に滑り込む。
パウダーなら雄たけび間違いなしだ。
(I顧問撮影)
(一番手前が高谷尻沢。その向こうがサクラ谷。その先の大地の手前が鍋倉谷。大地の向こう側が惣部ェ落谷)
高谷尻沢から鍋倉谷に滑り込む。
1,500m地点で南面大地に登り返す。
約10mの登り返しだ。
ヒサコの滝までに、ここ以外にまだ南面大地に登れる場所があるが、
ここが一番良いだろう。
後は、大地をのんびりクルーズし、1,256m地点で林道に合流。
笹ヶ峰遊歩道の看板がある。
林道は途中で一箇所5m程雪が切れていたが、他は問題がなかった。
最後まで天気は崩れず、逆に良くなってきた。
これなら当初の計画どおり火打山から滑っても良かったかもしれないが、
今日も大満足でした。