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中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

熊人(ラーメン)

2011-05-21 21:27:23 | 飲食関係

★2,011年5月21日(土)

 

◆目的地:熊人(ラーメン屋、長野県上田市)

 

全国紙dancyu(ダンチュウ)2008年2月号の特集「ラーメン、いま、麺の時代へ!」で、

「この麺は、もはや伝説」の傑作10杯の中の一杯に、

長野県上田市の「熊人(くまびと)」が選ばれていた。

 

最近、地元長野の食べ物誌でも取り上げられることがよくある。

 

ラーメンの特徴は、ダンチュウの記事によると、

「麺は青竹による完全手打ち麺。

スープは信州ハーブ鶏と宗田鰹の厚削りでじっくりだしをとる。

蕎麦処である信州に、日本蕎麦を超えるラーメンがある。」

である。

 

これは一度行かなければならないと、長野市に行く途中に寄り道してみた。

  

醤油、味噌があるが、日本蕎麦を超えるラーメンとなると醤油だろう。

 

(シンプル)

 

 

(蕎麦のような麺)

 

スープは上品な鰹風味で、サッパリしているがダシがきいていて旨い。

麺は日本蕎麦のようで、ツルツルしていてこれまた美味い。

丁寧な仕事をしていると感じられる一杯である。

満足でした。お勧めします。

 

 

 

 

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白馬大雪渓(2,550mまで)

2011-05-14 22:48:30 | 山スキー

2011514日(土)

 

◆目的地:白馬大雪渓(2,550mまで)

◆メンバー:hitoshiさん、中隆

◆コースタイム:5:28猿倉駐車場~9:50白馬大雪渓2,550m10:1311:15駐車場

◆天気:晴れ後曇り

 

 

 

 

【概要】

当初予定は、「猿倉~白馬大雪渓~頂上宿舎~頂上小屋~柳又谷源頭滑降~三国境~瀬戸川源頭滑降~小蓮華岳~金山沢滑降~猿倉」であったが、

天候不良のため、白馬大雪渓の2,550m地点で撤退。

魅力的なコースだったので、いつかリベンジしてみたい。

 

【コース概要】

 猿倉駐車場から白馬大雪渓2,550mの往復

 

【山行概要】

5時猿倉の駐車場に着くと既に10台ほど車が停まっている。

猿倉から東は晴れているが、稜線上は曇が厚い。

 

猿倉駐車場から砂防工事専用道路を板を担いでスタート。

歩いて5分程度の所にある「中部山岳国立公園」の看板からシール走行。

 

白馬鑓に向かう長走沢を過ぎ、

帰りに滑る予定の金山沢をチェックしながら大雪渓に入る。 

 

 (右尾根が白馬主稜)

 

 

(右の白い沢が金山沢)

 

 

大雪渓の下部は以外にきれいである。

この辺りではまだ稜線上にも晴れ間が見えることもある。

 

(大雪渓入口)

 

 

(大雪渓下部)

 

 

(大雪渓途中から後を振り返る)

 

 

さらに高度を上げると、

ゴールデンウィーク前に死者も出した雪崩の後がある。

かなり大規模な雪崩であったことがうかがえる。

 

2,200m付近から斜度が増し、スキーアイゼンを付ける。

少し行くと雪面も硬くなり、

スキーを外し、アイゼン+ピッケルに変える。 

 

(アイゼン+ピッケル)

 

 

葱平に上がると突風が吹いている。

何とか2,550mまで登り、岩陰で休憩し様子を見ることにする。

天気の回復が見込まれないこと、

稜線上はさらに強風が吹いていることが想定されるため、

ここで撤退を決意。

430日の常念岳に続き、今シーズン2度目の撤退。残念。

 

2,400mから2,200mまでの急斜面は、

縦溝もあり、スキー板を抑えて滑るのは難儀した。 

 

(急斜面を慎重に滑る)

 

 

まだ急斜面を登ってくる人も結構いる。

上は強風なのに・・・。 

 

(真ん中左にデブリ)

 

 

大雪渓中下部は、雪は少し重かったが、まあ快適に滑れた。

 

今回は予定通りにはいかず残念だが、

まあ自然を相手にしているので仕方がないだろう。

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鍋倉山

2011-05-06 21:48:21 | 山スキー

201156日(金)

 

◆目的地:鍋倉山(長野県飯山市、1,288.8m)

◆メンバー:komaさん、中隆

◆コースタイム:7:55県道95号駐車スペース(777m)~8:50森太郎~9:40鍋倉山頂上~10:00北東斜面滑降・登返し10:35~10:35頂上11:00~11:20駐車スペース

◆天気:晴天

 

 

【概要】

天気は絶好の山スキー日和であったが、

ゴールデンウィークの合間ということもあり、

一人の山スキーヤーに会っただけであった。

静かな山中で、ブナ林の主である「森太郎」と「森姫」にも会え、

充実した一日だった。

 

【コース概要】

巨木の谷の北尾根に近い県道95777mカーブ駐車スペースからスタート。

北尾根の1,000m地点で巨木の谷に下りて行くと「森姫」にご対面。

5分ほど進むと右岸側で「森太郎」にご対面。

「森太郎」から右岸側を巨木の谷南尾根まで登り、そのまま頂上へ。

頂上から北東尾根を一本滑り(標高差150m)、頂上へ登り返す。

下りは、南尾根から巨木の谷に滑り込み、

谷下部で北尾根にトラバースし、駐車スペースに戻る。

 

【山行概要】

去年はこの時期、県道95号は、温井までしか除雪されていなかったが、

今年は雪解けが進んでいたためだろうか、

田茂木池先作業小屋のさらに先まで除雪されていた。

 

 (手前の尾根が北尾根。その向こうが南尾根。両尾根の間が巨木の谷。)

 

ブナの谷北尾根に一番近いカーブの駐車スペース(標高777m)からスタート。

最初は少し急だったが、問題なく尾根に取り付く。

 

(画面真ん中のカーブに駐車。その右には田茂木池の一段上の池が見えている。) 

 

 

 

尾根は950m付近で斜度が緩やかになり、

1,000m付近で再度少し急になるが、

ここで谷に下りると左岸側で「森姫」に出会える。

 

 (森姫)

 

「森姫」は樹齢300年の古木であり、

枯死寸前である。夏にも葉がでないようである。

 

「森姫」から5分くらい歩くと、

右岸側に「森太郎」が見える。

この辺りは大木が多く、

遠くからは「森太郎」の大きさ、太さは今一分からなかったが、

近づくとその大きさに圧倒される。

8年間前に一度会っているが、それ以来である。

 

 (森太郎全景)

 

(森太郎と中隆)

 

(森太郎の幹)

 

「森太郎」からは、そのまま斜面を登り、南尾根に乗り上がる。

 

(巨木の谷右岸斜面)

 

天然のハーフパイプの横を通り、頂上を目指す。

 

 

 

頂上到着。誰もいない。

天気は良く、360度のパノラマである。

 

西には、北信5岳(斑尾山、飯縄山、戸隠山、黒姫山、妙高山)、

火打山やそれ以北の山々、

北東には信州トレイルの尾根が伸びている。

 

(頂上にて)

 

(頂上から西方面。左が妙高山、右が火打山)

 

(頂上から北西方面)

 

さて、中隆は頂上から北東尾根を一本滑ることにする。

標高差で約150m、下り5分、登り返し15分である。

 

(北東斜面)

 

さて、下りであるが、南尾根からブナの谷に滑り降りることにした。

雪はそれほど良くないが、ブナの林の中の滑降は気分が良い。

 

 

 

 

ブナの谷の下部で北尾根にトラバースし、

北尾根の北斜面を滑り、登り返すことなく車へ到着。

 

  

(帰路撮影。鍋倉山全景。真ん中が南尾根。南尾根右の逆三角形上に森太郎)

 

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ガレット

2011-05-05 22:51:55 | 飲食関係

★2,011年5月5日(木)

 

◆目的物:ガレット

 

今回はいつもと違い、ちょっとお洒落な料理についてブログしてみます。

 

最近白馬村では「ガレット」という食べ物に力を入れている。

 

「ガレット」とはもともとはおフランス北西部のブルターニュ地方の郷土料理で、

そば粉で作ったクレープ生地の上に、野菜やハム等を自由に乗せて作る料理である。

 

白馬村では、白馬のそば粉で作った生地に、

白馬豚、信州サーモン等の地場の食材をトッピングしたものを「白馬ガレット」として売り出している。

さらに、白馬村の認定検定に合格した「クレーピエ(クレープを作る人の意)」が作ったものだけが、

「白馬ガレット」を名乗れるという徹底ぶりである。

白馬村、頑張っていますね。良い取り組みですね。

 

一度食べたいと思っていたところ、

偶然、小布施でガレットを初めて食べることができた。

 

お昼のメニューが「ガレット」3種類と「キッシュ」1種類のみの

「小布施の宿兼フランス食堂 ヴァンヴェール」という所である。

後で分かったが、結構人気の食堂である。

(鶏肉とチーズのガレット)

美味かった。行ってみる価値十分ありですね。

 

今度はぜひ白馬村の「白馬ガレット」を食べてみよう。

 

コメント (3)
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黒沢岳

2011-05-04 23:18:51 | 山スキー

201154日(水)

 

◆目的地:黒沢岳(新潟県妙高高原町 2,212.4m)

◆メンバー:I顧問、M島さん、中隆

◆コースタイム:7:45黒沢橋先駐車スペース~9:30笹ヶ峰9:50~11:18弥八山~12:52高谷池ヒュッテ13:30~14:12黒沢岳14:30~15:00鍋倉谷南面大地乗上げ地点(標高1,500m)~15:55杉野沢林道1,256m地点(笹ヶ峰遊歩道入口)~16:25駐車スペース

◆天気:晴天

 

 

 

【概要】

火打山と裏火打山の間の斜面から鍋倉谷の西側の大地を通り、

鍋倉谷に滑り込む予定だったが、

諸般の事情により、

高谷池ヒュッテの南東の黒沢岳から高谷尻沢を滑り、

鍋倉谷経由で戻ってきた。

結果として、黒沢岳から高谷尻沢までの斜面は非常に素晴らしく大満足だった。

しかし、妙高山から火打山にかけては素晴らしい斜面が多く、

しかも広大なエリアに及んでいる。

いつか泊まりで滑りまくりたい。

  

【コース概要】

杉野沢林道の除雪終了地点の黒沢橋をスタート。

鍋倉谷に入るため直ぐに林道をショートカット。

しかし、笹ヶ峰の南西谷に進路を阻まれ、鍋倉谷をあきらめる。

笹ヶ峰、弥八山経由で高谷池ヒュッテ到着。

高谷池ヒュッテから黒沢山に登り返し、高谷池谷に向かって滑り込む。

鍋倉谷に合流し、1,500m地点で南面大地に乗り上げ、

1,256m地点で林道に合流。後はひたすら林道を進む。

 

【山行概要】

黒大橋を渡った先まで除雪されており、

4台の駐車スペースがあり、最後の1台として駐車。

昨年と比べると積雪量は少なめ。

 

 

駐車スペースの先の林道をシール走行し、直ぐに斜面に取り付く。

林道をショートカットして鍋倉谷に向かうためだ。

後で気づいたが、林道を1,256mまで進み、

そこから北西方面の大地に進み、鍋倉谷に合流するのが正解だった。

 

さて、北西方面の大地を進むと、

途中で深い谷に行く先を阻まれ、進路を北東に変更。

 

(右手前が弥八山、奥の右側が火打山、その左が影火打

 

弥八山と思われるピークを目指し、

それに続くと思われる尾根を進むと小ピークに到着。

緯度、経度、高度から笹ヶ峰(1,544.6m)だった。

 

(笹ヶ峰の頂上。木々の向こうに弥八山が見える)

 

笹ヶ峰から一度50mほど下り、弥八山の南尾根に取り付く。

 

 

 

(弥八山頂上付近からの眺め。真ん中の山が戸隠山) 

 

弥八山(1,927.4m)到着。超マイナーな山だが嬉しい。

 

(弥八山頂上。右が妙高外輪山の三田原山。左端の尾根が富士見平に続く尾根)

 

さて、弥八山から北東の尾根を進めば富士見平で夏道に合流だが、

頂上から下り登りかえす手前で尾根北の斜面に入り、

高谷池までトラバースすることにする。

このトラバース道は景色が素晴らしかった。

 

(右から火打山、影火打、焼山)

 

 

 

(上の写真の拡大。影火打頂上の右側から滑る予定だった。) 

 

しかし、長距離のトラバースは疲れる。しかもかなりの距離。

 

 

黒沢山からの素晴らしい斜面も横切り、何とか高谷池ヒュッテに到着。

 

 (ヒュッテ右が黒沢岳)

 

火打山の頂上は、ガスったり晴れたりで安定していない。風も強そうだ。

コースを間違えたため時間も押しており、

天気予報では午後からは曇りになるということなので、

火打山と裏火打山の間の斜面を滑り、鍋倉谷の西の広大な大地を滑り、

鍋倉谷に滑るという当初の計画を変更した。

 

高谷池ヒュッテから滑るのではもの足りないので、

黒沢山(m)まで登り返し、黒沢山頂上から高谷池谷を滑り、

鍋倉谷に合流するコースとすることにした。

このコースなら天気が崩れても危険が少ないだろう。

 

 (黒沢岳から広がる斜面)

 

さて、時間の余裕もできたので、高谷池ヒュッテで一休憩。

200円のコーヒーを飲む。美味い。

しかし、ヒュッテで休むのは1時間100円とのこと。

ヒュッテで何か注文をしたら休憩料は取らなければ良いのに・・・。

 

黒沢山頂上からの景色は日本離れしていて、圧巻だ。

北に火打山、南に妙高山がそびえ、真っ白な広大な斜面が広がっている。

 

(黒沢岳頂上。後は妙高山) 

 

さあ、登るときにトラバースした素晴らしい斜面に滑り込む。

パウダーなら雄たけび間違いなしだ。

 

 

(I顧問撮影)

 

 

 

(一番手前が高谷尻沢。その向こうがサクラ谷。その先の大地の手前が鍋倉谷。大地の向こう側が惣部ェ落谷) 

 

高谷尻沢から鍋倉谷に滑り込む。

 

 

 

 

1,500m地点で南面大地に登り返す。

約10mの登り返しだ。

ヒサコの滝までに、ここ以外にまだ南面大地に登れる場所があるが、

ここが一番良いだろう。

 

後は、大地をのんびりクルーズし、1,256m地点で林道に合流。

笹ヶ峰遊歩道の看板がある。

林道は途中で一箇所5m程雪が切れていたが、他は問題がなかった。

 

最後まで天気は崩れず、逆に良くなってきた。

これなら当初の計画どおり火打山から滑っても良かったかもしれないが、

今日も大満足でした。

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