中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

「極上生信玄餅」と「大吟醸粕てら」

2009-09-29 22:47:44 | 飲食関係
★2009年9月26日(日)

◆目的物:「極上生信玄餅」と「大吟醸粕てら」
◆場所:金精軒韮崎店

今回は山梨のお菓子のご紹介。

「極上生信玄餅」と「大吟醸粕てら」、両方とも金精軒の商品である。
生信玄餅は白州台ガ原の本店と韮崎店のみの取扱商品。



「信玄餅」は山梨の代表的なお土産として有名である。「桔梗屋」と「金精軒」のものがある。

桔梗屋では一宮の工場で賞味期限の迫った商品をアウトレットとして販売し、東京から観光バスが乗り付けるほどの人気である。

今回紹介する「信玄餅」は「極上生」信玄餅である。
通常の信玄餅の賞味期限は2週間くらいであるが、この「生」信玄餅は2日間だけである。
餅本来の旨みが堪能できるので、最初の一口は蜜を付けずに食べてもらいたい。

次は「大吟醸粕テラ」である。
「粕」テラというだけあり、白州台ヶ原の清酒「七賢」醸造元山梨名醸の大吟醸の酒粕を使って作っている。
酒の香りと甘みを抑えた上品な味と、ふっくらとした食感が絶妙。

堪能しました。食いしん坊ばんざーい。
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南アルプス縦走 PART2 (聖岳~光岳)

2009-09-27 10:10:43 | 南アルプス

★2009年9月21日(月)~23日(水)

◆目的地:聖岳(3,013m)、光岳(2,591.1m)
◆メンバー:M松さん、タモリ君
◆コースタイム:【1日目】4:00甲府発~(中央道)~9:50便ガ島登山道発~10:27造林小屋跡~12:40苔平12:55~13:50薊平~14:10聖平小屋
【2日目】4:40聖平小屋発~5:40小聖岳~6:34聖岳6:50~7:05奥聖岳~7:30聖岳~8:00小聖岳~8:40聖平小屋(朝昼食)10:00~12:00上河内岳12:30~13:25茶臼小屋
【3日目】4:20茶臼小屋発~4:50茶臼岳~5:40仁田岳~7:00易老岳~8:45光小屋8:55~9:10光岳~9:40イザルガ岳~10:57易老岳11:17~12:30面平~13:27易老度駐車場
◆天気:【1日目】晴れのち曇り 【2日目】曇り 【3日目】曇り

今年の1回目の塩見岳~間ノ岳~北岳、去年の伝付峠~悪沢岳~赤石岳~笊ケ岳と今回の聖岳~光岳で、南アルプスの主だった山々は大体踏破できた。

朝4時タモリ君のスーパー軽で一路便ガ島登山口に向かう。
飯田ICで高速を降り、上村方面に向かう。
(古い)地図では遠山川沿いに林道があり、その林道をが分かりやすいと思い進んでいくと、途中で行き止まり。ついていない!!

途中まで戻り犬の散歩をしていたおっちゃんに聞くと、
「この林道は今は途中までしかいけない」とのことなので、正しい道への合流路を教えてもらった。
後で分かったが、遠山川手前の上島トンネルの辺りから出ている赤石林道(現在は工事中なので下栗の里の中を迂回する。)が正解であった。

さあ、これで登山道まであと少しと思った矢先、パンク。超ついていない!!
スペアタイヤに履き替え、恐る恐る登山口に向かった。
無事に着いたが、4時間で着く予定が、5時間ちょっとかかってしまった。

さあ、気を取り直して、便ガ島から歩き出す。西渡度まではなだらかである。
西渡度で西俣を渡渉し、少し行くと造林小屋跡があり、ここから急登になる。
苔むした苔平を通り越し、さらに登っていくと、左手の樹林の間から青空の中に聖岳と思われる山容が見える。
もう少しで稜線かと思ったがここからが結構長かった。

やっと、薊平の分岐点に到着。


(頂上が雲で隠れている聖岳と小聖岳)

天気は曇りに変わっていた。風も強い。
ここに荷物をデポし、聖岳に上っているのだろう、あちこちにリュックが置いてあった。寒いのですぐに出発。

聖平小屋に到着。きれいな小屋である。素泊まりは別の棟である。
昨日は今年一番の混雑だったようだが、今日はすいている。

まずはビールで乾杯。



今日の夕食は、「焼肉」、「焼きそば」である。
焼き物は、「もち豚のロース」と「国産牛のカルビ」と「ウインナーソーセージ」と「野菜(たまねぎ、しめじ、キャベツ、じゃが芋、ピーマン)」である。
まずはロースから。「うまい」。カルビも「まいうー」!
焼肉のたれと塩コショウを持っていったが、塩コショウの方が評判がよかった。
焼きたての肉とビールは「さらに美味い」。肉には赤ワインもよく合った。
シャウエッセンのウインナーソーセージもいける。
至極の時である。

焼肉が終わろうとしているとき、「美味しい焼肉のにおいをご馳走様でした」と、
隣のグループの70歳ぐらいのおばあちゃんが、500mlのビールを差し入れしてくれた。
「焼肉のにおいが臭くて、嫌味かな」と一瞬思ったが、
なんと、このおばあちゃんは最近300名山に登り、そのお祝いで仲間が今回聖岳に誘ってくれたそうである。
そのため気分もよくビールを差し入れしてくれたようだ。
M松さんによると、100名山の最後に聖岳を登る人は多いそうである。
なるほど、となりの熟年ペアも今日で100名山を達成したとのこと。
その隣の大グループも誰かが100名山を達成したようで祝っていた。

さて、次は焼きそば、今年のB1グランプリで金賞を受賞した「秋田県横手市の横手風焼きそば」である。
こちらも美味。明日への力がみなぎってきた。

小屋で7時のニュースを見て、素泊まり小屋に帰るとき、夜空は満点の星空だった。明日曇りの天気予報が信じられなかった。

【2日目】
朝、4時に起床。
要らない荷物は小屋に置いておく。行動食を随時採り、朝食は聖岳から帰ってからゆっくり食べることとした。

まだ真っ暗である。薊平の分岐点に着くと、風が強く寒い。
小聖岳に向かっていく途中で東の空が焼けてきた。富士山が朝焼けに映えている。
神秘的である。

小聖岳に到着。ちょうどその時天気が良くなった。聖岳も日に焼けている。
朝焼けの山容はまさに聖なる山のようである。それに大きな山である。雄大である。


(小聖岳から見る聖岳)

小聖岳から小一時間で聖岳に到着。曇りであるが周りの山々は見渡せる。
富士山、赤石岳や悪沢岳、仙丈岳、はるか遠くには大菩薩の山々が見える。

(聖岳(前聖岳)頂上)

奥聖岳を往復して聖岳を後にする。
天気は下り坂。今日は天気が後ほど悪くなるとの予想だったので、朝暗い内にヘッドランプを付けて行動したが、正解だった。

聖岳の往復は不要の荷物を小屋に置いておいたので、4時間で小屋に戻ることができた。

さて、朝昼食。五目ご飯(アルファ米)と豚汁とシーチキン。
一仕事終えた後の食事はゆっくりでよろしい。

聖平小屋から茶臼小屋までは3時間ちょっとの予定であるので、気が楽である。
上河内岳までが急で後は稜線なのでそれほど大変でもない。
天気は曇りだが雨が降らず助かった。


(上河内岳頂上(2,803m) 200名山)

茶臼小屋に到着。
明日の朝で小屋は営業終了。
昨日と同様、2畳に1人といった具合に空いていた。ラッキーだ。

ビールで乾杯。今日は気温が少し高かったので、ビールが美味しい。



今日は野菜カレー鍋。ウインナーと野菜(ネギ、タマネギ、ニンジン、シメジ、マイタケ、ジャガイモ、キャベツ)たっぷり。



夕方は寒くなるので暖かい鍋は美味しい。
M松さん持参の芋焼酎のお湯割りも美味しい。
最後はうどんと入れてカレーうどん。炭水化物は明日への活力。

明日はカレーおじや。アルファ米を入れてできあがりだ。
明日の朝も早いので、直ぐカレー食べられるようにアルファ米にお湯を入れ、その後アルファ米をカレーに入れた。
これが大失敗。

【3日目】
朝起きたらアルファ米がカレーの汁を全部吸って、
カレーおじやがドライカレーに変身していた。
これでは暖められない。ちょっと火を通して暖かくしようとしたら焦げ始めるのだ。
仕方ないから、冷たいカレードリアもどきを暖かいスープと一緒に食べる。
料理は勉強、失敗は次回へ活かそう。

さて、気を取り直して出発。
茶臼岳頂上到着。東の空が少し明るくなってきたが、頂上はまだ暗い。

仁田岳分岐の希望峰に到着したあたりで、東の空が焼けてきた。富士山が真っ赤に焼け、一筋の光明が縦に走っている。何と幻想的な景色だろう。



仁田岳頂上からは易老岳、イザルガ岳、光岳、聖岳、上河内岳、雲海の上には富士山が見える。


(右手前が易老岳、右手前がイザルガ岳、中央奥が光岳)


(中央が聖岳、右が上河内岳)


(雲海に浮かぶ富士山)

易老岳に到着。余計な荷物はツェルトに入れ、光岳に向かう。
光岳への最後の急登はきつかった。

光小屋に到着。思いの外きれいでびっくり。
この小屋も今日で終わり。小屋を片付けていた。



小屋から15分で光岳頂上着。なんてことがない頂上。景色も良くない。



10m先に展望ポイントがあるが曇っていて視界が利かなかった。

頂上からの帰りは小屋を素通りしてイザルガ岳へ直行。
天気は太陽が雲から見えそうで見えない。最後まで残念である。

(イザルガ岳頂上(2,540m))

易老岳からは重い荷物を担いで頑張った。
スーパー軽がスペアタイヤなので、甲府まで時間がかかることを想定し、少し急ぐ。
結局、2時間ちょっとで易老渡の駐車場へ着いてしまった。
ちょっと急ぎすぎた。足が痛い。

ここから便ヶ島の駐車場まで、タモリ君が車を取りに行ってくれた。
本当に感謝です。ありがとね。

さらに、便ヶ島の駐車場にある自販機でビールを2本買ってきてくれた。
自分は運転するからコーヒーだが、私達二人はビールを飲んでくださいとのこと。
素晴らしい、感動した。
感動で胸がいっぱいだったので飲めないかなと思ったが、何故かビールは美味しくいただけた。

スーパー軽は最後まで頑張ってくれ無事に甲府に着くことができた。
よかったよかった。










 

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天保山(日本一低い山)

2009-09-13 22:16:55 | その他の山関係
★2009年9月5日(土)~6日(日)

◆目的地:天保山(4.53m) ※日本一低い山
◆メンバー:J校7Fフロアー会 10名
◆コースタイム:大阪食い倒れ旅行の合間にぶらり登頂
◆天気:晴天

今回は「日本一低い山」である「天保山」に登ってきた。

一年半ぶりに、J校7Fフロアーの皆様に会うことができた。
去年のフロアー会は福岡だったが、腰痛のためパスだった。

【1日目お昼】
「るるぶ大阪」や「ダンチュー」に載っていた「カドヤ食堂」のラーメン。
12時に着くと10人ほど並んでいた。



ラーメン、豚丼のセットを頼んだ。
味は、シンプルで、まあまあ。



個人的には、8月に行った新潟県燕市の「杭州飯店」のコテコテラーメンの方が好きである。

【1日目夕食】
韓国焼肉街として有名な鶴橋で最古の焼肉屋である「鶴一」で焼肉三昧。
ビールと焼肉、最高ですね。

その後、心斎橋で飲み、1時に宿へ帰る。
この時点では、「天保山」の存在は知らなかった。

【2日目朝】
大阪城を見学した後、大阪港に向かう。

この時点で大阪市勤務のE幹事長が、日本一低い山の存在を教えてくれた。
帰宅時間の関係で、途中でみんなと別れ、(公園の中にある)天保山に向かう。
あっという間に登頂。

(天保山がある公園。 正面の二人がいる所が頂上)




(日本一低い天保山の山頂(標高4.53m)。この横に二等三角点がある。)

【2日目昼】
大阪梅田の「ネギ焼き発祥の店」である「ネギ焼き やまもと 梅田エスト店」でネギ焼きを食べる。
12時前に到着すると既に10名ほど並んでいる。
イカネギ焼きを食べる。結構美味しかった。
店から出ると20名以上並んでいる。

それから阪神百貨店の地下にある「スナックバー」で名物の「イカ焼き」を食べた。
普通である(前来たときも食べて普通と思っていたがやはり普通であった。)。

時間もなくなってきたので、新大阪に向かい駅構内を歩いていると、
「串焼き屋」があったので、吸い込まれるように入ってしまい、串焼きを3本食べた。
この店も以前大阪に来たときに寄ったことを思い出した。
人間、行動パターンはあまり変わりませんね。

【2日目おやつ】
帰りは名古屋乗り換え長野経由山梨。
名古屋駅の長野行きホームで「きし麺」を食べ、食い倒れ旅行は終わり。

食いしん坊満足の2日間でした。
コメント (2)
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