中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

山梨vs長野テニス対抗戦

2009-10-25 23:01:48 | テニス関係
★2009年10月25日(日)

◆山梨○○テニスクラブ・長野○○テニスクラブ対抗戦
◆時間:9:00~16:30
◆場所:ス○リングテニスクラブ
◆天気:曇り


今日は、恒例の山梨・長野テニス対抗戦。
今年は山梨県が開催県。

中隆とお宮さんが幹事。
二人ともあまり練習に参加していないので、この機会に汚名返上を図る。

参加者は山梨県20名(男性13名、女性7名)、長野県14名(男性13名、女性1名)。



試合は、男性ダブルス7組、女性ダブルス2組、ミックスダブルス2組、
計11回戦で勝敗を決めた。
山梨県からは女性3名が派遣された。「派遣の女」である。

結果は、山梨県が7対4で勝利。バンザーイ。
去年は、長野県開催で、長野県勝利であったので、リベンジ成る。

さて、テニス以外にも楽しみがある。
お昼の豚汁である。
個人的に作ったことがないので、皆さんのお手伝いをしながら作り方をチェック(大げさ)。
これで山でのメニューが増えた。

出来栄えは、「大成功」。
食いしん坊バンザーイ!!
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戸隠山

2009-10-12 22:01:32 | 長野の山

★2009年10月11日(日)

◆目的地:戸隠山
◆メンバー:単独
◆コースタイム:8:25奥社入口駐車場発~8:55戸隠奥社~11:25八方睨~11:37戸隠山~12:43一不動避難小屋~13:40牧場管理事務所~14:25奥社入口駐車場着
◆天気:晴れ

戸隠連峰では、高妻山(夏)と乙妻山(山スキー)には行ったことがあるが、本体の戸隠山には行ったことがなかった。
ついに念願がかなったが、紅葉と三連休とETC1,000円が重なり、岩場で大渋滞発生、さあ大変!!

3連休の中日、朝起きると予想通り天気が良かったので、朝7時に朝食を食べ、戸隠へ向かい出発。
車の車外温度計によると10度。
手袋を忘れたので、戸隠村内の何とか百貨店で軍手を購入。
店のおっちゃんが、「今日はいつもより寒いね。昨日は白馬連峰は雪が降ったよ。」と教えてくれた。
確かにここに向かうまでに白い頂が見えた。

さて、戸隠山、最初は奥社の山道を歩く。真ん中から奥は杉並木が素晴らしい。
戸隠神社奥社で今日の登山の無事を祈る。
さて、登山道入口に看板がある。非常に情報量が豊かなので載せておく。


(看板)

登山道は最初から急登だ。
急登を過ぎると、五十間長屋、百間長屋と続く。
岩がえぐれていて、大勢が住める長屋のようだからこの名前が付いたのか?


(百間長屋)

その後は鎖場が続く。それもある程度の難度があるやつが。
団体さんが前にいるので、その後は大渋滞。
ここでこれでは蟻の戸渡はどうなるのだろう。

さて問題の「蟻の戸渡」と「剣の刃渡」。やはり渋滞。
ナイフリッジをまたいでズリズリ進んでいる人や、途中で動けなくなり、先に行った人が戻ってきて助けている団体もあった。


(手前意が蟻の戸渡、続いて剣の刃渡、奥が八方睨)


(手前が蟻の戸渡、奥が剣の刃渡)


(途中から振り返る)


(蟻の戸渡上で待っている時に撮った西岳、左奥に一夜山)

待っている人が「人が怖そうに渡っているのを見て待っていると、必要以上に怖くなるな。」と言っていたが、本当にそうだと思った。
慎重にかつリズムで渡ればそれほど怖くはないだろう。
個人的にはこういうルートは好きである。ワクワクする。

待ち時間がかなりあり、40分くらいロスして八方睨(1,900m)に到着。
終わってみて感じたが、
一般登山道で一番難しいと言われている「奥穂高~西穂高ルート」と比較しても、
このルートは遜色がないと思う。
また、今年行った小川山は登山道は破線であったが、ここは実線。逆だと思う。

さて八方睨は人が多く、先に行かれると追い抜くのが大変なので、すぐ出発。
戸隠山山頂に向かう途中で先ほどの蟻の戸渡が見える。


(渋滞の蟻の戸渡)

すぐに戸隠山山頂(1,904m)に到着。記念写真を撮りここもすぐに出発。



戸隠山は奇岩が多く、途中で高妻山、黒姫山もよく見え、歩くのが楽しい。


(左の崖っぷちに登山道)


(高妻山)


(右奥は黒姫山)

今日は登山者が多く、稜線上でも何十人もパスした。
いったい何人が登っていたのか。この時期は避けたほうが賢明ですね。

「一不動避難小屋」までノンストップ。
この小屋はゴミやし尿の関係で、本当に緊急の場合以外は宿泊は禁止とのこと。
さて、ここも団体やらで混雑していたので、水分補給をして出発。

「氷清水」先では一部沢が登山道になっていた。
「滑滝」も滝の横に鎖があり、沢の一部が登山道である。
この滝を下りたところで、おにぎり休憩。


(滑滝)

その後も何度も沢を渡渉した。
戸隠は沢が多い。ブナの木が豊かな水を蓄えているのだろう。


(牧場からの戸隠連峰)

最後は戸隠牧場内を歩き、さかさ川歩道を通り、駐車場に到着。

せっかくこの時期に戸隠に来たのだか、蕎麦を食べて帰ろうとしたが、
山が渋滞では、蕎麦屋も混雑。
一軒目は20組待ち、2軒目は10組待ち。今回は撤収。
食いしん坊、残念。

お風呂は長野市に戻り、「うるおい館」でさっぱり。

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笛吹川東沢・釜ノ沢西俣

2009-10-07 20:57:56 | 
★2009年10月3日(土)~4日(日)

◆目的地:笛吹川東沢釜ノ沢西俣~甲武信岳
◆メンバー:Y隊長、Komaさん、Buttiさん、hitoshiさん、Teraさん
◆コースタイム:【1日目】8:00西沢渓谷大橋下駐車場発~8:55鶏冠谷出会~9:30ホラ貝の滝~10:10山ノ神~10:55東のナメ沢~12:30釜ノ沢出会~12:32魚留滝~12:35千畳ノナメ~13:30両門ノ滝~14:40キャンプ地
【2日目】7:20キャンプ地発~9:17分岐点( 2,000m)~10:40登山道(2,340m)~11:35甲武信岳頂上~12:20木賊山~13:43徳ちゃん新道分岐~15:10西沢渓谷遊歩道~15:35駐車場着
◆天気:【1日目】曇り時々晴れ 【2日目】晴れ時々曇り

今年の秋の沢は、長野の皆様が山梨まで遠征してくれた。さらに地元でもあるので一度は行ってみたいと思っていたナメと滝で有名な「東沢釜ノ沢」であった。また、中隆には今回は一つ楽しみと言うか重責があった。食担である。Y隊長から「ほうとう」のご指名。結果は・・・。

朝、西沢渓谷大橋下駐車場で待ち合わせ。
途中までは西沢渓谷遊歩道を進む。西沢山荘を過ぎ吊り橋を渡ってすぐを右に入り東沢渓谷に入る。


(吊り橋から見る鶏冠山)

少し行くと、昨年6月の鶏冠沢~鶏冠山ルートをやった時に沢靴に履き替えた河原に到着。
今回もここから沢靴に履き替える。

最初は東沢右岸を歩く。
5分で鶏冠沢出会に到着。


(真ん中奥が鶏冠谷)

その先を渡渉し左岸に渡る。
その後しばらく登山道を歩く。
登山道できのこをゲット。今晩のほうとうが楽しみである。

登山道は途中、通称「ホラ貝の滝」の所で一旦河原に下りる。その形状から付けられた名前だとか。


(ホラ貝の滝)

その後また登山道を進み、山ノ神(祠がある)先で河原に出て、ここからゴーロの河原歩きになる。

左岸に東御築江沢(ひがしのおつくえ)、右岸に乙女ノ沢、左岸に東のナメ沢、右岸に西のナメ沢が本流に滝で出会っている。飽きることがない。


(東御築江沢)


(乙女ノ沢)


(東のナメ沢)


(東のナメ沢から西のナメ沢に向かう途中)


(西のナメ沢)

さて、釜ノ沢出会いに到着。国師岳方面につながっている金山沢、信州沢の方が若干広く水量も多く感じられるが、釜ノ沢が本流であり、笛吹川の源流部へと続いている。


(左奥が釜ノ沢)

2,3分で有名な「魚留滝」に到着。スラブの素晴らしい滝である。
右岸側の滝横の壁を登る。お助け紐なしであったが、初心者がいればここでお助け紐があると楽だろう。


(魚留滝)

魚留滝を越えると、一枚岩のナメが延々と200mほど続く。千畳ノナメである。写真で見たことがある有名なナメだが、実際見てみると素晴らしいナメである。夏ならばウォータスライドが楽しめそうだ。


(千畳ノナメ)


(千畳ノナメ)

その後はゴーロを歩いていく。
途中のナメで滑り一人目間ドボン。


(決定的瞬間)

しばらく行くと「両門ノ滝」に到着。東俣と西俣が合流している滝である。素晴らしいの一言。


(両門ノ滝)

「山梨にも良いところがあるな」とY隊長とKomaさんからお褒めの言葉。
西俣東俣、有名なのは東俣であるが、Y隊長とhitoshiさんは行ったことがあり、
西俣の方が滝が多いとのことで、今回は当初から西俣に行くことになっていた。

右岸側から滝を巻く。斜度は結構あるが距離的には大巻きではなく、ちょっとした巻きである。
それからもちょっとしたナメやナメ滝が続いたが、結構ぬめっていて滑る。
この区間で二人目が滑ってしまって水の中にドボン。


(この後、決定的瞬間が・・・)

今日のビバークポイントに到着。1/25,000の地図の等高線が広くなっているところ(標高1,690m付近)をY隊長が候補地として決めていたが、ズバリ的中。
10人くらいなら十分寝られるほどの素晴らしいスペースである。

タープとシートで寝床を作り、薪を拾い、火をおこす。


(素敵な寝床)

私は食担という重要な役目がある。
お湯を沸かし、煮干しと鰹節で出しをとり、
豚のバラ肉、油揚げ、先程とったきのこ、野菜(八幡芋、大根、ニンジン、ネギ、白菜、シメジ、マイタケ、最後にカボチャ)を入れて煮込む。

この間、焚き火の周りで乾杯。ビール、ワイン、日本酒を楽しむ。
日本酒は熱燗。夕方は涼しいので燗酒が美味い。



さて引き続きほうとうについて。
麺は山梨県のほうとう店「小作」で買った手打ち麺である。麺を入れてから20分煮込む。
最後に味噌を入れてできあがり。まずは3人前で作ったが、結局これでお腹一杯。残り3人前は朝食にまわした。


(ほうとう鍋一杯を堪能し、残りは明日の朝食)

さてお味はというと、皆さんから「旨い」とのお言葉お頂いた。一応及第か!?
八幡芋の評判が結構良かった。
ほうとうは体が温まので、鍋とともにこういう時には合っている。
お腹一杯で体も温まったので、皆さんは7時過ぎに就寝。



今日は中秋の名月。私が8時頃に寝ようとしたら山の端からひょっこり満月が現れた。

さて朝5時に起床し、火を起こす。
昨日のほうとうの残りに、肉、野菜、ほうとう3人前を入れて、朝食を作る。
ほうとうだけでは足りないと思い、komaさんが米(若穂米)を炊いてくれた。
お腹も一杯になり、さあ出発。

西俣は滝が多いとY隊長が教えてくれたが、今日も素晴らしいナメと滝が次々に出てくる。







途中でTeraさんがきのこを発見。地産地消ということで私が持って行くことになる。

ルートはというと、最初の二股(1,750m)、左が岩稜帯の二股(1,890m)で右俣に入り、最後の二股(2,100m)も右に入る。

水流はだんだん細くなり、最後の二股を少し行くと水が途切れる。
この辺りは苔むした原生林である。みどりが鮮やかで疲れを癒してくれる。



最後まで藪こぎもなく登山道に到着。水師岳直下(2,340m)である。


(登山道)

ここでアプローチシューズに履き替え、登山道を行く。2,3分で水師岳(2,396m)に到着。

甲武信岳頂上(2,475m)では山梨県側は雲が多く富士山を見ることができなかったが、群馬県側は晴れていて見晴らしが良かった。




(群馬県方面)

頂上から甲武信岳小屋まで下り、木賊山(2,468.6m)まで登り返し、徳ちゃん新道で西沢渓谷登山道に到着。お疲れさまでした。

駐車場で皆さんとお別れ、長野までは約3時間です。お疲れさまです。

私は、山梨市の「ぷくぷくの湯」で沢の疲れを癒し、帰宅。
きのこは、バター焼きときのこ汁で食べた。


(調理前のきのこ)

美味しかった。食いしん坊バンザイ。
コメント (3)
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