中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

火打山・澄川

2012-04-17 22:18:08 | 山スキー

★2,012年4月15日(日)

 

◆目的地:火打山・澄川源流(新潟県妙高市)

◆メンバー:Y隊長、I顧問、komaさん、U-chef、N村さん、hitoshiさん、teraさん、中隆

◆コースタイム:6:00県道38号除雪終了地点~7:00黒沢橋(黒沢と夏道の交点)~8:40富士見平上部(2,100m)9:00~9:25高谷池ヒュッテ10:20~11:10火打山肩(2,300m)11:30~13:15稜線(1,970m)~14:10第三発電所~15:20岡沢除雪地点

◆天気:快晴

 

【概要】

本来は14日(土)~15日(日)の高谷池ヒュッテ一泊のコースを

日帰りで踏破するため、朝3時起床、4時某所を出発。

快晴の中、予定より早く、11時30分に澄川源流へドロップ。

今年の豪雪のため澄川はかなり下流まで割れておらず、

最高の条件の下、昨年の東日本大震災で延期されたコースを踏破できた。

 

【コース概要】

・県道39号(妙高高原公園線)の除雪最終地点である京大ヒュッテからシール登行。

・黒沢沿いに富士見平に登る(夏道の十二曲りは通らず)。

・高谷池ヒュッテを経由し、火打山片から澄川源流にドロップ。

・澄川を滑り、通常ルートである黒菱出合いでは尾根に登らず、さらに進む。

・北桑川出合い先まで進み、沢が割れたところで、右岸を約50m登り燕尾根出る。

・燕尾根を進み、送水管脇を通り、第三発電所着。

・最後は林道を進み、岡沢の車デポ地点到着。

 

【山行記録】

朝3時起床。

4時某所別荘を出発。

信濃町の道の駅で、岡沢行き3台、県道38号除雪地点行き2台に分け、

県道38号行きは先行スタートとする。

岡沢行きの3台は第三発電所へ続く林道除雪地点に行き、

2台をデポ、一路県道38号線除雪地点に向かう。

 

京大ヒュッテまで除雪は終了。

ここからシール走行。

 

(左に京大ヒュッテ)

 

北西に進路をとり黒沢に合流し、

そのまま黒沢沿いに富士見平を目指す。

黒沢橋の所で先発隊が夏道に向かっているのが一瞬見えた。

 

(去年通った弥八山)

 

こちらは沢沿いに進む。

沢はまったく割れておらず快調に高度を上げ、

途中左斜面に取付き、富士見平を目指す。

 

(正面奥は白馬三山)

 

(黒沢)

 

(左に乙妻山、高妻山)

 

富士見平到着。

素晴らしい展望である。

ここでY.Tukadaさんと出会う。HPの写真よりはほっそりしていた。

今日は火打ち南面を滑るとのことで、

直ぐ出発してしまったが、すごいスピードである。

 

(正面が火打山、左端が焼山)

 

 (この広い平地が富士見平、右奥には白馬三山)

 

さて昨年滑った黒沢岳の斜面をトラバースし、

高谷池ヒュッテを目指す。

この辺からから見る景色はいつ見ても素晴らしい。

 

(左は火打山)

 

 

(景色「左」、真ん中が焼山 ※下の「右」がこの写真の右に付く)

 

(景色「右」、左が火打山 ※上の「左」がこの写真の左に付く)

 

(高谷池ヒュッテ、その左奥が金山、天狗原、右奥が焼山)

 

高谷池ヒュッテ到着。

待つこと30分、夏道を行った先発隊が到着。

今日は火打山の肩から反対側の澄川にドロップ。

あと少し頑張るだけである。

 

(火打山をバックにハイチーズ)

 

(左から焼山、影火打、火打山、その右のコルが今回のドロップポイントの火打山の肩)

 

(右奥が金山、天狗原、左最奥には白馬三山)

 

(火打山肩手前から振り返る。一番左奥に妙高山、その右手前が三田原山、その右手前が黒沢岳)

 

 (火打山肩手前から戸隠方面)

 

火打山肩到着。

風もほとんどなく絶好の山スキー日和である。

この先は長い長い澄川下りが待っているので、あまり休まず滑り出す。

(澄川源流)

 

 

(裏から見た火打山)

 

(稜線)

 

雪質は少し重く、なかなか手ごわい雪である。

しかし、皆さん、澄川の大斜面に気持ちよさそうなシュプールを描いていく。

 

(hitoshiさん)

 

 

(komaさん)

 

 

途中、我々の先の左岸側斜面から雪崩が発生。

最初は小規模かなと思ったが、最終的には結構な量の雪になった。

うーん、恐るべきは雪崩である。

 (発生したばかりの雪崩)

 

さらに進むと容雅山が見えてくる。

何年か前に滑った頂上直下の大斜面が思い出される。

 

(正面奥が容雅山)

 

さらに進む。

黒菱川出合いは雪がべったり。

ここから燕尾根に登り返すのが一般的であるが、今年は豪雪、このまま沢沿いに進む。

 

北桑沢辺りでも雪が多いので、第三発電所まで沢を進もうとしたが、

最後の最後で川が割れていて右岸斜面を50mほど登り返す。

(奥に見えるは容雅山)

 

尾根を少し進み、送水管沿いの急斜面を滑り、発電所着。

 

ここから林道がなるが、最初の100mほどは登りなので、板を背負う。

 (林道を登りきった地点から。手前に発電所。右に容雅山。左の二つのピークの間に火打山が見える)

 

その先も斜度がほとんどないので結構大変、しかも5,6キロと長い。

やっとこさ除雪終点に着き、長大ルート完走。バンザーイ。

(車デポ地点) 

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火打山・澄川(前夜祭)

2012-04-14 22:15:58 | 山スキー

★2,012年4月14日(土)

 

◆目的地:某所別荘

◆メンバー:Y隊長、I顧問、komaさん、U-chef、N村さん、hitoshiさん、teraさん、中隆

◆天気:雨

 

【概要】

本来なら、4月14日(土)~15日(日)に、

高谷池ヒュッテに一泊し、火打山・澄川源流下りをする予定だった。

 

しかし、14日(土)7時に、信濃町道の駅に集合した時点で雨。

今後の予報でも15時頃まで雨であり、明日は快晴。

10時に、明日朝早く出発し、日帰りで同コースを片付けることにし、

今夜は某所別荘で『前夜祭』をすることに決定。

 

決定すると行動は早く、信濃町のスパーで酒・つまみの買出しをし、

天狗の湯で汗を流し、

13時頃から某所別荘で宴会開始。

 

 

(アラジンのストーブ)

 

明日は3時起床、4時出発を決め、19時ごろに早々と就寝し。

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