★2021年5月4日(火)
◆目的地:白馬岳(2,932.3m 長野県白馬村)
◆メンバー:M山プロ、NAKA-TAKA
◆コースタイム:6:03猿倉駐車場~7:06白馬尻小屋~11:31白馬岳頂上宿舎~12:04白馬山荘~12:27白馬岳頂上~12:43白馬山荘~14:16猿倉駐車場
◆天気:晴れ
◆活動時間:8時間11分
【概要】
今シーズンのゴールデンウイークのメインは白馬岳。
白馬方面では最近は白馬鑓ケ岳が多かったが、
2015.5.5の小蓮華山~金山沢、2012.5.5の白馬大雪渓以来である。
このゴールデンウイークで最高の山スキー日和であり、
猿倉駐車は百台近くの駐車。
駐車場脇の林道は雪が繋がっていて最初からシール登高。
途中で一カ所ギリギリの所以外は雪はまだまだ大丈夫だった。
白馬鑓ケ岳方面を横目にガシガシ林道を進む。
金山沢の下部は雪が繋がっていた。
白馬尻小屋先には巨大デブリがあった。
最近のものではないが、その上にわずかに昨日か一昨日の新雪がのっていた。
周囲を見渡すが、昨日今日の雪崩れた跡はない。
白馬大雪渓の中央はデブリなので左側を進む。
注意深く周囲を確認するが、積雪もほぼなく雪崩れる気配はない。
大雪渓は結構急になってくる。
前方、後方ともに山スキーヤーが見えるが、前方の山スキーヤーは板を担ぎだした。
我々はそれを追い越し、クトーを装着しかなり上までシールで進む。
その後、スキーを担ぎ、岩室の左の岩場(?)で休憩。
その後直進し支尾根で出たところで、通常のコースが眼下に見えた。
このまま直進し稜線に出ることも考えたが、かなり急であり、
今回はアイゼンもピッケルもないので(うーん甘いな)、
シールを外し、本来のコースに滑り下りることとした。
(結果として頂上まで雪は緩くアイゼンの必要はなかった)
その後も板を担ぎ登り、白馬岳頂上宿舎到着。
最後のひと踏ん張りで白馬山荘を目指す。
NAKA-TAKAは白馬山荘に荷物をデポし空身で、
M山プロはスキーを担いだまま頂上を目指す。
白馬岳頂上着。
前回は強風視界不良で地獄だったが、今日は天国、最高である。
M山プロから、白馬主稜の頂上への最後の登り口を教えてもらい見たが、
最後は直角に近く感じるほどの急登である。
白馬山荘に戻る。
白馬山荘の少し下った所から滑走開始。
雪は申し分ない。
写真を撮りあいガンガン滑っていく。
(NAKA-TAKA)
(M山プロ)
最後は雪が重くなり足が悲鳴を上げる。
何とか白馬尻まで滑り降りる。
結局、今日雪崩れた跡はどこにもなかった。
最後は林道をクルージング。
雪は一カ所ギリギリの所があったが、駐車場まで滑り降りることができた。
最高の白馬大雪渓だった。