★2020年8月9日(日)
◆目的地:南アルプス 尾白川 鞍掛澤(~乗越沢~日向山)
◆メンバー:Hitoshiさん、M松さん、NAKA-TAKA
◆コースタイム:6:24尾白川林道矢立石登山口駐車スペース~8:20鞍掛沢出合~10:43乗越沢出合~12:38鞍掛山北のコル~14:39日向山~15:48駐車スペース
◆天気:晴れ
◆活動時間:9時間23分
◆活動距離:13.2km
◆累積標高上り/下り:1,305m/1,309m
【概要】
今年の梅雨はよく雨が降り、平年より11日遅い8月1日が梅雨明けであった。
そのため、コロナウイルスの影響もあり、5月から山に行けなかった。
さて、山の日に絡めた3連休、Hitoshiさんから沢のお誘いがあり、
尾白川渓谷駐車場に前泊し(宴会)、翌日鞍掛沢に行くことになる。
白州道の駅に隣接するセルバに集合、買い出しし、
尾白川渓谷駐車場に行くと、売店前の舗装駐車場だけでなく、
手前の砂利の終車場にもかなりの数の車が止まっていた。
今年は北岳や富士山がコロナウイルスのため登山禁止であり、
この山域に人が集まっていること、
また、この駐車場の先にキャンプ場があることが理由と考えられる。
舗装駐車場の一番奥辺りに2台駐車し、その車の間で宴会を開始。
NAKA-TAKAは、HitoshiさんにPRするため山梨県の新魚「富士の介」、
そして、マグロ、鰹の刺身を買ってきた。
Hitoshiさんは、焼き鳥だ。
お酒は、ビールに加え、いつもと同じく、
NAKA-TAKAが山梨ワイン、Hitoshiさんが日本酒だ。
いつものとおりちょっと飲み過ぎの前夜でした。
(朝食後の一時、車の間と軽トラの上でテント泊、三蜜回避)
さて、朝6時にM松さんが合流し、ジムニーで日向山の矢立石駐車スペースに向かう。
錦滝に向かう林道を進む。東屋過ぎ、トンネルを3つ超え、林道終点到着。
結構急斜面であり、ヘルメットをかぶる。
残置ロープを使いながら尾白川に降り立つ。
ここで沢装備を身に着ける。
今日も下界は猛暑日だろう。爽快な沢を軽快に遡行する。
ワイヤー滝のところで、左岸から鞍掛沢が流れ込んでいる。
本流を進むと上級者用の黄蓮谷で、甲斐駒ヶ岳に登りあげることができる。
その後も高巻きを交え、無理せず登れる沢は直登する。
鞍掛沢の渓相は結構明るい。岩も明るい色で沢を木々が覆っていない。
乗越沢の出合いに到着。
左岸側から乗越沢が滝となって合流している。
さあ、鞍掛山のコルに向かいスタート。
標高も上がり、気温も下がり更に快適に遡行する。
沢の最上部で水を確保し、最後の登りと下山に備える。
更に進むと岩場のルンゼになる。右側の岩の間を抜ける。
と、また岩のルンゼが出てきたが、これは抜けられないほど狭く、
仮に抜けられたとしても、上は更に険悪な感じである。
詰めは、藪こぎもなく快適と記録にはあったのでおかしい。
ルンゼを戻り周りを見渡すと、右岸側にトラバースできそうな踏み跡がある。
そこを渡ると反対側には快適な笹原が広がっている。
まさに天国と地獄である。
鞍掛山北のコルに到着。
風の通り道なのか、心地よい風が吹いている。
今日は鞍掛山頂上には向かわず、帰路に着く。
(コルから登り上げた稜線)
日向山到着。
今日は猛暑日だからか、登山客がいない。珍しい。
最後は快適に登山道を下りてゴール。
やはり真夏は沢ですね。