中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

笛吹川 ヌク沢左俣右沢

2010-07-19 19:25:10 | 
★2010年7月19日(月、海の日)

◆目的地:笛吹川 ヌク沢左俣右沢
◆メンバー:hitoshiさん、ようさん、Yさん、中隆
◆コースタイム:7:20西沢渓谷駐車場~8:40近丸新道交差点~9:50左俣分岐~10:45 100m大滝
      ~11:05 80m大滝~13:10 50m大滝上~14:15戸渡尾根2111m地点
      ~15:12徳ちゃん新道分岐~17:10駐車場
◆天気:晴れ

甲斐駒ヶ岳登山の前日夕方、一通のメールが入る。
hitoshiさんからのヌク沢のお誘いのメールである。
甲斐駒ヶ岳黒戸尾根日帰りがどのくらい大変か分からなかったが、
ヌク沢はまだ行ったことがなく、一人では無理と思っていたので、
少しためらったが、ぜひ行きますとの返事をした。

朝7時西沢渓谷の駐車場に集合。
目的地が近いと朝も遅く楽です。

ヌク沢までは近いので沢靴でスタート。
今回は沢靴でスタートしたので、
アプローチシューズを持って行くのを忘れてしまった。反省。


(西沢渓谷周辺案内図)

今日は山梨では猛暑日の予報。
でも沢を登っていくと何と涼しいことでしょうか。天国です。

二俣までは樹層が濃く少し陰鬱的なところがあるが、
ナメ滝が連続して現われ非常にきれいである。





昨日の甲斐駒ヶ岳の疲れがあり、足に乳酸がたまっているが、
何とか大丈夫そうだ。

左俣に入ったところから奥ノ二俣までがナメ床やナメ滝が続き、
さらにその先の右沢に入るとナメ滝の連瀑帯も現れ、素晴らしい景色が続く。
でも惜しいことに、2007年の台風の影響で倒木が多い。
せっかくのきれいな景色がもったいない。

連瀑帯を超えて少し遡行すると、
3連の大滝(100m、80m、50m)が現れる。
まずは100m大滝。ここはロープの確保なしで右側から登る。


(水の中から現わる(ように見える)hitoshiさん)

100m大滝を超えると見事な80m大滝。
ガイドブックには、この滝を見ると「オーッ」という歓声を上げるとあったが、
まさにその通りのすごい滝である。


(大迫力の80m大滝)

ここは二人一組で、ロープで確保しながら登る。
滝の右側を登り、途中のテラスのところを左に移動。
ここには残置ハーケンがあるので利用。


(トップを行くhitoshiさん、ようさん撮影)

2ピッチ目は滝の右を登り樹木で確保。
3ピッチ目は15mくらいで滝の上部に到達。
ここから富士山が見える。



最後の50m大滝は、左側をロープ確保なしで登る。



50m大滝を超え、すぐ先のナメ滝を越えたすぐのところから
左の斜面に取り付き登山道へ続く支尾根へ。
支尾根から戸渡尾根2,111地点までは、ようさんの動物的カンでどんぴしゃり。

最後は徳ちゃん新道を下り、無事駐車場へ到着。
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甲斐駒ケ岳・黒戸尾根

2010-07-18 22:16:54 | 山梨の山

★2010年7月18日(日)

◆目的地:甲斐駒ヶ岳(2,967m)・黒戸尾根(ワンデイ)
◆メンバー:M松さん、タモリ君、中隆
◆コースタイム:4:20市営駐車場~5:50横手・白須分岐~7:45五合目小屋~8:35七条第一・第二小屋~9:27合目御来迎場
        ~10:25甲斐駒ケ岳頂上11:00~12:00七条第一・第二小屋~14:12横手・白須分岐~15:25駐車場
◆天気:晴れ

2年前からの懸案になっていた甲斐駒ヶ岳黒戸尾根コース日帰り。
駐車場から頂上まで標高差2,300m、日本3大急登の一つの黒戸尾根。
強力なメンバーの協力を得て、11時間5分の苦闘の末、なんとか達成。

朝4時、尾白市営駐車場着。
まだ薄暗いが、出発する頃にはヘッドライトなしでも歩けるようになる。

竹宇駒ケ岳神社で今日の登山の無事を祈る。
神社先の吊り橋を渡ったところから黒戸尾根に取り付く。
この黒戸尾根に来る人は、トレイルランの特訓に来ている人以外にも、
健脚の方が多いと実感した。結構抜かれた。

黒戸山山頂(2,253.7m)を巻き、五合目小屋(取り壊してあった)に到着。
ここから甲斐駒ヶ岳が天高く見える。まだまだ道のりは長い。


(遥か彼方に甲斐駒ケ岳頂上)

一度200mほど下り、登り返すことになるが、ここからが急登で大変だった。

7丈第一小屋の水は冷たくて旨かった。水量も十分。

ここからも急登は続く。
さすが黒戸尾根、簡単には登頂はできない。

8合目御来迎場で小休止。
甲斐駒ケ岳頂上及び鳳凰三山+富士山がよく見える。


(甲斐駒ケ岳の雄姿)


(鳳凰三山の向こうには富士山)

なんとか頂上到着。約6時間の道のりだった。
景色も最高。
鳳凰三山の後ろには富士山が見える。
北岳、間の岳、仙丈ヶ岳の雄志も見える。


(後には仙丈ヶ岳)


(左から北岳、間ノ岳、右端が仙丈ヶ岳)

しかし、すごい人混みで感動が薄れてしまう。
北沢峠からの登山客がほとんど。
記念撮影をして、さあ出発しましょう。

帰りも大変と思っていたが、、
前回の雲取山・飛竜岳の方がバスの時間を気にした分だけ大変だった。

11時間を切れなかったが、無事駐車場に到着。
皆さん、お疲れ様でした。

コメント (1)
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