中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

中央アルプス 正沢川本谷

2019-08-11 06:15:02 | 

★2019年8月11日(日)~12日(月)

 

◆目的地:中央アルプス 正沢川本谷

◆メンバー:hitoshiさん、NAKA-TAKA

◆コースタイム:(1日目)8:43林道終点駐車スペース~12:53キャンプ地

     (2日目)6:55キャンプ地~11:22稜線~16:28駐車スペース

◆天気:二日間とも晴れ

◆活動時間:13時間58分

◆活動距離:14.1km

◆累積標高上り/下り:1,995m/1,977m

 

 

【概要】

6年前(2013.7.13~14)に、正沢川細尾沢を遡行したが、

今回は前回と同じ細尾沢合流点でキャンプし、本谷を遡行した。

 

【1日目】

前回と違い、林道終点駐車スペースには一台も停まっていなかった。

100mくらい手前の駐車場には、10数台停めてあったが、

これは木曽駒ヶ岳に登る人達だろう。

北アルプスの山や有名な沢は混雑しているようだが、

やはり、ここはマイナーな中央アルプスの沢、

静かな沢登りや大自然に囲まれたキャンプ+お酒が楽しめそうだ。

 

沢装備を装着し出発。

(沢登りコースではなく、左の茶臼山コースを進む)

 

林道を30分ほど歩き入渓ポイント着。

最近は猛暑日が連続し、暑さにやられていたので、

渓流上を流れる風の涼しさが体にも心にも優しく気持ちいい。

 

今日も暑い、下界は猛暑日だろう。

風が涼しいといっても、やはり沢も暑いので水にどんどん入っていく。

気持ちいいー。最高だ。やはり夏は沢だな。

 

 

 

 

水は非常に澄んでいて、底が見えるが、魚影はない。

途中でhitoshiさんが竿を出すがあたりもない。

 

さらに進む。

たまに沢脇を軽く巻く。 

 

 

今回の沢は1日間の行程は短い。

それほど疲れずキャンプ場所に到着。

本谷と細尾谷の合流点。6年前を変わっていなかった。

 

Hitoshiさんがタープを張り、NAKA-TAKAが昼飯のそうめんの準備。

冷たい天然水で作ったそうめんは最高。

 

キャンプ用の流木は近いところで集めることができた。

やはりあまり人が入っていないようである。

 

焚き火に火がつき乾杯。

今日のアルコールは、

ビール4本、赤ワイン500ml、白ワイン500ml、日本酒900ml。

 

 

まずはビールと枝豆。

沢の水でゆでたての枝豆は最高にビールに合う。

自家製のキュウリに味噌をつけて食べるが、これも最高。

それから、豚バラと自家製のナスとピーマンを焼く。

 

 

ビールの後は、ワインと日本酒。 

NAKA-TAKAプロデュースのワインは、

白は、イケダワイナリーの樽熟甲州、

赤は、ダイヤモンド酒造のますかっとベーリーA PLUS。

hitoshiプロデュースの日本酒は大雪渓。

最高でした。

 

 

今日のメインは担々鍋。最後の締めはうどん。

2時から8時まで飲み大満足。

 

夜は涼しい風が吹いていて、

寒くもなく暑くもなく、虫もいず、熟睡できました。

 

 

【2日目】

朝5時にhitoshiさんに起こされた。熟睡だった。

既に火をおこしてくれていた。ありがとうございました。

 

野菜味噌ラーメンを食べ、7時に出発。

 

最初は綺麗な渓相だった。

 

 

 

しかし、途中から倒木がいたるところに現れちょっと興ざめである。

 

 

この沢のハイライトは15m大滝である。

ものの本では、15m大滝は左岸を高巻くとあったが、

その手前の滝の左岸の草付きを高巻かなければならなかった。

しかし、この草付きの高巻きは結構スリリングであった。

(この先の右の草付きを登る)

 

草付きの高巻きを過ぎると、15m大滝の高巻きにつながる。

そこでオオサンショウウオを発見。貴重だ。

(15m大滝)

 

 

何とか15m大滝も高巻き、先を進む。

上部は倒木も少なく渓相も素晴らしい。

 

 

 

(後ろに見える山は御嶽山)

 

 

最後のガレ場は結構いやらしかった。

 

ガレ場を過ぎると藪漕ぎである。

久しぶりの藪漕ぎは本当に疲れました。

 

(下に見えるは遡行してきた沢)

 

稜線着。

右に木曽駒ヶ岳、左に将棋頭山が見える。

(木曽駒ケ岳方面)

 

 (将棋頭山)

 

将棋頭山から茶臼山を経由して下山する。

 

 

 

上部はちゃんと整備されていたが、下部は廃道っぽくなっていた。

この登山道は、入渓ポイントに到着するが、橋がなく渡渉するしかない。

橋が復活しないかぎり利用する人は少なく廃道に近づくだろう。

 

久しぶりの山、またすごく久しぶりの沢は、本当に疲れました。

でも充実した濃密な2日間でした。

 

今回のお風呂は、信州きそふくしま代山温泉「せせらぎの四季(とき)」でした。

夕ご飯は、またも長野市篠ノ井の名店永楽の辛麻婆ラーメンと餃子でした。 

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