読書・水彩画

明け暮れる読書と水彩画の日々

東京駅の駅舎を描く

2018年10月24日 | 水彩画

 ◇ 久しぶりに描いた東京駅 

  
       clester F8
  

 70代最後の誕生日。お祝いだということで東京ステーションホテルで食事をしました。東京ステーション
ホテルの中のフレンチレストラン「ブラン ルージュ」。ブランは白、ルージュは赤。自己矛盾をはらんだ名
前を聞いて、どんな店かといえばホールはテーブルが8つほどの中規模(ほかに3つの個室)のレストラン。

 洋食は好んでは食べないので久しぶりです。かしこまった姿でなくてもあまりカジュアルな恰好では黒服
に軽蔑の眼で見られそうな気がしたので、選ぶほどでもない手持ちの洋服から無難なものを選んで出かけま
した。ところが場所柄かビジネスマンやおのぼりさんらしい人など服装もまちまちで、まずは一安心。
(一応ドレスコードはスマートカジュアルということになっています)

 食事は、値段相応に気取っていてそれなりに美味しかった。料理は2時間の中でちょうど納まるくらいに
ゆっくり出されるので、量的にはそれほど多いとも思われないものの、ビールやワインなどを口にしながら、
ほぼ満腹に。

 そんなこんなで外に出て久しぶりの東京駅。何度かスケッチしたことがあるけれども、改装が終わった姿
は初めてなので、絵にするつもりで駅舎と周辺の姿を脳裏と写真に収め家で制作。
 建物は構造をしっかり観察した上で再現しないと、意外な落とし穴があって建物の接続など構造がガタガ
タになったりします。そして人物。当然行き交う大勢の人々をどうとらえて表現するか。基本は人がたくさ
ん歩いているという全体像をベースに、みな大雑把に描いて、一部に彩色をしてアクセントにするという方
法をとりました。この季節ダークな色が多く、暖色系の姿の人はほとんどいませんでした。

                                 (以上この項終わり)

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