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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

独VW、設計革命で快進撃

2013-07-07 | つぶやき

欧州の自動車最大手の独VW(フォルクスワーゲン)が世界各地のニーズにを満たす多様な車開発と量産によるコスト削減を同時に進める「設計革命」で快進撃しているそうだ。開発・生産コストの6割がかかる部分の設計を共通化して開発効率を大幅に上げる一方で、前後・左右の車輪間隔などは自由度を残し、小型車からミニバン、SUVまで多様な車を作り分けられるようにしたという。VWはこの設計手法を「モジュラー・トランスバース・マトリクス(MQB(独語))」と呼んでおり、複数部品を一体化したモジュールを組み合わせて車を組み立てる。今後、前輪駆動車の大半をこの手法で生産し、16年にはMQBで400万台をつくるそうだ。●VWの2012年の純利益は38.5%増の218億ユーロ(約2兆8千億円)で過去最高、販売台数もトヨタ、GMに次ぐ3位、2018年に世界首位の販売台数を目指しているそうだ。競合他社も設計改革に着手しているが、トヨタなどはまだ緒についたばかりという。 ⇒ 7/7朝日新聞
日本の自動車メーカも円安のおかげで業績が回復しているが、為替による利益はバブルのようなものであり、企業の成長には、真の競争力をつける革新こそ必要であろう。


神宮外苑地区、再開発構想

2013-07-07 | つぶやき

東京都は2020年の招致を目指す夏季五輪を機に、神宮球場(新宿区)と秩父宮ラグビー場(港区)を入れ替えて建替える神宮外苑地区再開発構想を打ち出したそうだ。構想では、19年のラグビーWCや20年五輪に向けて、国立競技場(新宿区)を建替えた後、21年に本格着工するという。入れ替える狙いは、東京メトロ・外苑前駅に近い場所に球場を移し、収益の向上を目指し、周辺の商業ビルも再開発の対象として、新たな人の流れを生み出す目算という。ただ、実現には地権者間の同意や財政面などの課題もあり、9/7のIOC総会(20年五輪の開催地が決まる)の結果次第で大幅に見直される可能性もあるようだ。 ⇒ 7/7朝日新聞

 


企業統計改善も、賃金に反映されず

2013-07-06 | つぶやき

鉱工業生産指数は昨年11月の93.4から今年5月は97.8に上昇、日銀短観の大企業・製造業の景況感も、昨年12月のマイナス12から今年6月にはプラス4に改善したそうだ。一方、有効求人倍率はやや改善も、失業率は横ばい、給与月額は昨年11月の27万5250円から今年5月は26万7567年に減ったそうだ。安倍政権が掲げる「GNI(一人当たり国民総所得)を10年後に150万円増やす」のGNIには企業の儲けが含まれており、家計の収入増が約束されている訳ではない。小泉政権(01~06年)の時も、実質経済成長率は毎年2%近くになり、大企業は最高益を出したが、35~39歳の年収は00年の495万円から11年には425万円まで減ったそうだ。 ⇒ 7/6朝日新聞
現在、自民党/安倍政権が高い支持率を得ているのは経済政策(アベノミクス)によるところが大きいようだが、企業の収益改善の効果が家計にまで届くのか不透明と言わざるを得ない。今の自民党人気は、民主党政権があまりにもひどかったことの反動の影響が大きいのだろう。都議選で共産党が躍進したのは、格差が拡大していることのあらわれではないだろうか。
(関連:6/8マイブログ


半導体工場で野菜栽培

2013-07-05 | つぶやき

富士通は2010年3月に閉鎖した福島県会津若松市の半導体工場のクリーンルームの一部で、秋田県立大が持つ特殊技術を使い、腎臓病患者向けの特殊なレタス(カリウムが通常より8割少ない)を作るそうだ。先ずは、約2千平方メートルの設備で、12月から栽培を始め、来年1月から1日3500株を出荷する計画という。好調なら最大3倍まで広げるそうだ。センサーやITも駆使して、低コストで効率的な栽培を目指すという。ここでノウハウを培った上で、他企業から野菜工場の設備や運営を請け負うサービスを展開する計画という。電機大手が設備から栽培まで自前で手掛けるのは国内初のようだ。 ⇒ 7/5朝日新聞夕刊
農業の競争力や生産性向上にIT活用は重要であろう。IT企業が野菜栽培のノウハウを培うことは、農業のIT活用促進効果も期待できるのではないだろうか。


日本の石炭火力、アジアに商機

2013-07-04 | つぶやき

経済産業省が日本の石炭火力発電所を海外に売込んでいるそうだ。石炭火力はCO2の排出量が多いが、燃料費は石油の1/4で、埋蔵量も豊富なため、現在、世界の発電量の4割を占め、今後もアジアを中心に需要は強いとみられるという。ベトナムでは経済成長に伴って、電力需要は2030年に今の5.8倍に増えると予想、発電量の6割近くを石炭火力にする計画という。日本の火力発電は70年代の石油ショック以降の技術開発で、CO2排出量を抑え、発電効率も世界一という。経産省はインフラ輸出と同時に、温室効果ガスの排出枠の獲得を目指す一石二鳥を狙っているそうだ。ベトナム政府と「二国間クレジット」(省エネ技術提供の見返りに、CO2の削減分を日本の削減分に参入できる制度)導入で合意したそうだ。 ⇒ 7/4朝日新聞夕刊
原発を売込むより、はるかに好ましい。


「ケルベロス」と「ステュクス」

2013-07-03 | つぶやき

国際天文学連合(IAU)は2日、2011年と12年にハッブル宇宙望遠鏡で発見された冥王星の4番目と5番目の衛星(従来P4、P5と呼ばれていた)を掲題のように命名したそうだ。「ケルベロス」はギリシャ神話に登場する3つの頭を持つ冥界の犬、「ステュクス」はギリシャ神話の地下の大河を支配する女神。これで冥王星の5つの衛星が全てギリシャ神話に因んで命名された(他の3つは、ヒドラ、ニクス、カロン)そうだ。公開投票では「スタートレック」でお馴染みの「バルカン」がトップだったが、ローマ神話の火の神の名前であるため、採用されず、2位と3位の名前が採用されたそうだ。●冥王星は2008年8月に太陽系の9番目の惑星の座から外され、新たに「準惑星」と分類された。準惑星とは、その軌道で「近くの天体を一掃していない」(i.e.自身の重力によって支配することがなく、同程度のサイズの他の天体と軌道空間を共有している)ことだそうだが、この定義については、現在も議論されているようだ。●冥王星は直径約2300km、大きさは月の約2/3で、質量は地球の1%に満たない。海王星の軌道の外側にあるカイパーベルトと呼ばれる円盤状の領域で公転しており、太陽から59億kmも離れ、平均気温は摂氏マイナス230度前後という。カイパーベルトは多くの彗星の生まれ故郷とも考えられているそうだ。尚、2006年1月にNASAが打ち上げた宇宙探査機ニューホライゾンズが冥王星に向かっており、2015年に到着予定という。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2954022/10998935http://www.nationalgeographic.co.jp/science/space/solar-system/dwarf-planet.htmlhttp://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130703-OYT1T00577.htm?from=navrhttp://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0300J_T00C13A7CR0000/
太陽から59億kmという距離は、太陽-地球間の距離の約39.4倍で、太陽の光が届くまでに約5.46時間かかることになる。また、ニューホライゾンズが約9年で到着するということは、平均時速約7万4800kmの猛スピードで飛行している計算になる。


八神純子、16年ぶりにオリジナル・アルバムを発表

2013-07-01 | つぶやき

1970年代終わり~80年代初めにかけて「みずいろの雨」や「パープルタウン」の大ヒットで人気を集めた八神純子さんが、16年ぶりにオリジナル・アルバム「Here I am ~Head to Toe」を発表したそうだ。87年にロサンゼルスに移住後は子育てや家事でほぼ引退状態だったが、2011年3月の東日本大震災を受けて、自ら企画した被災地支援キャンペーンなどを通して本格的に歌手活動を再開していたそうだ。このアルバムには大震災の被災者に向けた「翼」や、中高年をモデルにしたラブソング「約束」などが含まれていて、「今の私のすべて」を表現したそうだ。 ⇒ 7/1朝日新聞夕刊
先日、NHKの「SONGS」に登場し、デビュー当初、2作目がヒットせずに悩んでいた時期、気分転換に渋谷の表参道に散歩に出て歩道橋を渡っているときに、突然、「みずいろの雨」の曲が湧き出てきたことや、友人に言われた一言(自分の幸せとはどういうものかということ)が歌手活動に復帰する契機となったことなどのエピソードを紹介していた。