今日、法務局の登記所へ調査に行きました。
土地や、建物を、購入したとき、その引き渡しを受けるのと同時に、法務局で、登記の申請を行ないます。
不動産購入時に、登記費用として必要な費用で、そのときに、納める税金が登録免許税（国税）です。
この税額が、かなり高いんですねぇ・・・・・・・・・。
土地を購入し、所有権を自分のものにする登記では、不動産価格の20/1000の率で計算した登録免許税を払わなければなりません。
例えば、1000万円の土地を購入したら、20万円も・・・・・・・高い。
地方税の県税の取得税も、かかるんですから・・・・・・・・・。
なんとか、ならないんですかねぇ・・・・・・・。
住宅購入価格について、「住宅価格が年収の何倍か」という、「年収倍率」という数値があります。
以前であれば、約4倍前後が無理のない数値でしたが、現在のような低金利時代では、5倍前後までが適正といった数値らしいです。
例えば、年収500万円だとして金利でみてみると、
●4倍だとすると、2000万円を金利3％（期間35年）で借りた場合の総支払額＝約3233万円
●5倍だとすると、2500万円を金利1.5％（期間35年）で借りた場合の総支払額＝約3215万円
総支払額でみると、以前の比較的高い金利の時代は、年収500万円の場合「×4倍」で2000万円が無理のない数値であったが、現在の
低金利時代だと、5倍までがその範囲ということになります。
分譲業者さんは、こういったことから、分譲住宅や、分譲マンションの価格設定をしているのかなぁ・・・・・・・・。
しかし、岐阜の分譲住宅や、分譲マンションをみてみると、「年収倍率」が5倍以上になっている物件が多くあります。
ということは、購入するのに無理があると言うことですかねぇ・・・・・・・。
売却依頼を受けている不動産の資料を、開示すると、その情報を悪用されるんですねぇ。
例えば、依頼を受けていない不動産業者が、その情報を基に、所有者へ直接、交渉するというケースがあります。
なぜ、分かったかと言うと、所有者の方から、他の不動産屋から、直接、連絡があったということです。
こういったケースを、多く聞きます。
こんなこと、許されるんですかねぇ・・・・・・・・。
他人のお客様を、盗む、ということなんですねぇ。
不動産業界には、道徳心が無いんですかねぇ・・・・・・。
小生が所属する不動産関係団体による、アンケート調査結果がまとまり、送付されてきました。
岐阜県内の不動産屋さん1,161社に対してアンケート調査を実施した結果、440社の回答でした。
主な項目は、岐阜県内における 1.土地価格の動向、2.不動産市場の動向です。
土地価格については、徐々に好転するとの見解が増えています。
土地の取引件数については、半年前に比べ、非常に少なくなったし、今後も、横ばいという結果。
新築戸建、中古住宅の取引件数についても、半年前に比べ、非常に少なくなったし、今後も、横ばいという結果。
新築マンション、中古マンションの取引件数については、半年前に比べ、非常に少なくなったし、今後は、大幅に低下するという結果。
岐阜県内の不動産屋さんは、こういった見解を持っているということです・・・・・・・・データーを積み上げたものではありません。
でも、こういった市場だと・・・・・・・・不動産業が成り立っていくのかなぁ。
今日、不動産業界の研修会へ参加しました。
テーマは、「平成２６年度税制改正等について」でした。
講師は、税理士の先生でした。
今回は、大きな税制改正は、ありませんでした。
研修会の中で、一番、関心があったのは、相続税関連でした。
税理士の実務の中でも、特に、相続の争いが多いということでした。
２年近くも、裁判所で、調停をしていて、まだ解決していない事例など・・・・・・・大変みたいです。
相続争いは、後を絶ちませんねぇ・・・・・・・。
