JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

まず、まともな資本主義日本そして、ながい過度期を展望した、未来社会論

2014年07月27日 | Weblog



アメリカと対等な日本・中小企業・大企業の健全な発展の資本主義日本にすることが、まず大事なことですが、その先の未来社会はどうあるべきか?不破哲三さんは、生産者が自主的に主役として生産する、社会主義・共産主義社会が次の段階だとしていますが、この、「マルクスの未来社会論の゛発掘゛」では、こうして未来社会をめざす政権が出来ても、そうして社会に到達するには、非常に長い期間が必要とされると予測したマルクスの見解を紹介しています。
 その理由は、資本主義を変える制度が出来ても、「既得権益と階級的利己心」が人間関係に長期にわたって存在する、これを乗り越えて人間が主人公、生産者が主人公という関係になるには、形だけが変わってもすぐには変わらないということのようです。 
 わたしは、旧ソ連社会の崩壊や現中国・ベトナムを見たときにこのマルクスが現在に生きている意味の深さを知りました。
不破哲三さんは、数年前にこの点を指摘していました、私が、ある集まりでこのことを話したら、「え!そんなに、長い大変な事業なのか」と言われたことがあります。世界的に、こうした、現在と未来を見据えた、マルクス研究が日本共産党以外にないというのは、残念です。

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