JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

ベートーベンの思いと世界と日本の現実

2018年02月07日 | Weblog

 無謀とも思われた、勝浦歌劇団の二日間に渡る栗原正和・江澤隆行氏のピアノ二台伴奏による第九演奏会は、ピアノの独特の迫力もあり、内容的にもご参加頂いた皆さんのご協力の面からも大成功でした。
 村上敏明・栗原大輔両先生のご決断と西正子・森山京子・村上敏明・須藤慎吾・国田なつき・伊達伸子氏という日本を代表する歌手のみなさんのご出演。
 村上先生の呼びかけに応えて広く参加された、合唱メンバー、若いプロ歌手奈良原繭里・佐藤由基のご援助、成田眞(二期会)氏のドイツ語ご指導はじめ、合唱ピアノ新井薫先生はじめ、実に多数のみなさんのお力のおかげでした。
 勝浦歌劇団は、九割以上が初心者という中で、さまざまな挫折の危機を乗り越え歌いきった、情熱・努力・体力は年齢を超えて市民の限界無き発展の可能性を示しました。
 そして、成熟した市民の芸術への挑戦を通じて、切磋琢磨・協力しあうすがたは、感動で胸が熱くなる思いです。
 私は、人類愛を高らかに歌い上げる第九の魅力の一端を感じることが出来ました。今、歌うことの意味も大きいのではないでしょうか。
 それと、貧困格差の拡大によって、能力や情熱があっても、参加する条件が狭められているということが、プロの芸術家の活躍と生活の場を狭め、芸術を楽しむ条件を奪っていることも強く感じています。
 日本共産党綱領は未来社会への展望として「真に平等で自由な人間関係からなる共同社会への本格的な展望が開かれる。
 人類は、こうして、本当の意味で人間的な生存と生活の諸条件をかちとり、人類史の新しい発展段階に足を踏み出すことになる。」としています。
 労働時間の短縮という経済的な条件の広がりが、芸術・スポーツ・文化はじめ市民個人個人の人間的魅力と共同の広がりになる、社会へ一歩一歩前進することが、今こそ必要ではないかと思うのですが。

3月1日から予算議会、国保負担軽減など質問予定

2018年02月07日 | Weblog
平成三十年度の睦沢町予算を決める、議会定例会が3月1日から開かれます。

 市原時夫町議の行う予定の一般質問は、次の通りです。

①国保税負担軽減・サービス充実など。

 私は、この間の国保税の大幅引き上げがされたこともあり、国保会計の千葉県移行後であっても、町の税率決定の権限を生かして負担軽減を求めています。

②総合戦略見直し

 睦沢町は、中長期の計画である、「睦沢町・まち・ひと・しごと創生・人口ビジョン・総合戦略」にもとづきすすめられており、平成31年度に見直しを予定しています。

 実際の事業内容は、大型事業・民間委託・スポーツーリズム(スポーツによる観光事業)・スポーツ聖域論などが目立っており、こうした内容の進行状況と見直しの考えを質問します。

平和首長会議参加自治体としての取り組み強化

 睦沢町も参加しており、自治体の94.4%が加盟している平和首長会議の参加自治体として、平和の取り組み強化を求めます。

 私は、これまでも、非核平和宣言の睦沢町としての、看板設置など平和事業推進を求めてきました。


やっと回復、部屋掃除

2018年02月07日 | Weblog
 昨年末から、1か月風邪を引き、最後はインフルエンザとなっておりましたが、ベートーベン第九の合唱参加へ向けて、医者は3か所、いろんな対策をとり、間に合うことができました。
 私の参加しているのは、「勝浦歌劇団」とめずらしい「オペラ」演奏の音楽団体です。
 「オペラ」なんで、2年前までは名前しかしらない、存在でしたが、フランス革命の影響を受けたストーリーも多く、ヨーロッパ史やイタリア人気質なども興味がわいて来ます。
 社会変革の中での市民の考えや生き方など、歴史勉強にも役立っています。