JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

農産物直売所での売れる加工品のポイント

2016年02月06日 | Weblog

昨日は、町役場で、農産物直売所での「売れる加工品」のポイントの専門家のお話を聞きました。
 すでに商品を売っている、これから商品化を考えている町民の方21名が参加されました。
 講師は、(株)シンセニアン代表取締役 勝本吉伸氏(千葉大園芸学部卒・奈良県農業改良普及員・奈良県明日香村「あすか夢販売所」店長、農林水産省選定「地産地消の仕事人」等々)です。
 各地の直売所の売れている加工品の特徴。
商品化するための許可・申請などの詳しい手続き。
 持ち寄ってこられて商品の味見と改善点などを具体的に提案されました。
私は「睦沢町の気候・土壌にあった商品は何か」と質問し、現在町の特産としている梅を活用すること、様々な方がいろんな加工方法の違いや量の違いによる多種商品化がポントであること、今日味見をした加工品どれも、ちょっと手を加えれば十分商品化できることなど説明されました。
 また、独自の工夫のすばらしい商品を売るには、特徴を捉えたネーミング・容器・ミニキッチンを活用した、生産者自身による、試食販売などの方法も提案されました。 また、季節・時間・天候などによる販売実績を記録して置くことの大事さも指摘されました。
 知識と全国の直売所を観てこられて方だけに、実に、具体的で実践的なないようで感心しました。
 ご本人は「どうもニンジンがだめでして」と話すなど、とても身近な人柄を感じました。