JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

マルクス、エンゲルス書簡選集全3巻

2012年05月01日 | Weblog
 不破哲三さんによる「マルクス、エンゲルス書簡選集全3巻」の発売案内が、新日本出版社からありました。
 私は、古典を読むとき、ほとんど、解説とか、資料とかを読まないで来たのですが、最近は、不破哲三さんの、古典は時代背景とマルクス、エンゲルスの認識の発展の中で読むという指摘もあり、読むようになりました。
 彼らの書簡も全くよんだことがありませんでしたが、新日本出版の「経済学批判への序言・序説」のかなの、マルクスの書簡をよんで、その時代の雰囲気やマルクスの人柄みたいなものが感じられました。
 「妻は原稿を清書しているのだが、・・・家庭や金銭の苦労が多すぎた」・・・(そうか、マルクスも奥さんの協力があったのか。)
「鉄道事務所にはいることになっていました。幸か不幸か、私の悪筆が原因で私はその職につけませんでした」・・・・(そうか、私と同じようにマルクルも悪筆だったのか・・・すみません、比較する方がおかしいのですよね。)
 などなど、その時代のマルクスに会えるような気がします。もっとも、翻訳ではなくて、原文が読めれば良いのでしょうけれども。