JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

侵略戦争美化の教科書採択されず(千葉県全域で)

2011年09月26日 | Weblog
 9月18日付「千葉民報」によると、戦前の歴史観・道徳観で作られた、育鵬社、自由社の教科書は、県内すべてで不採択となりました。
 自由社歴史教科書は年表盗作疑惑まで発覚しました。
 
 千葉民報の記事より

 今年の中学校教科書採択は、道徳教育の強制による愛国心の育成をねらった、06年の教育基本法改悪後、初の本格的全面的採択です。「教育基本法に『最も適した』」とうたう、天皇制と侵略戦争賛美の教科書、自由社「新しい歴史教科書」「新しい公民教科書」、育鵬社「新しい日本の歴史」「新しいみんなの公民」の4種(以下、「つくる会」系教科書と略称)が検定に合格し、全国各地で日本会議や自民党など右派政治勢力が圧力をかけて採択を迫りました。9月1日、県教育庁は「県立・市町村立中学校平成24年度使用教科書の採択状況一覧」を発表しましたが、「つ<る会」系の教科書はどこでも採択されませんでした。