JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

水道統合は、住民参加と高い料金値下げを前提に

2010年04月18日 | Weblog
 3月議会で、千葉県が各水道事業の統合を進めている問題で、わたしは、勝手に決めないで住民参加と八千代市の2倍も高い料金値下げを前提にすべきと質問しました。

質問と答弁要旨です。長いです。


現行の水道料金を基本に検討をされておりますので、統合されてもこれ以上値上がりすることは考えにくいと思いますし、また、統合により水道料金が値上げされれば、統合によるメリットもなくなるものでございます。
 また、平成21年9月28日に九十九里水道企業団から供給を受けております構成市町村の首長におきまして、千葉県知事あてに水道料金の引き下げにつながる水平統合の早期実現について要望書を提出したところでございます。
二十四年に統合めざす
 県総合企画分水政課では、平成24年度を目途に統合を進めているところですが、最終的には県と県営水道及び構成市町村で判断しなければならないものでありますので、今後も地域住民の負担軽減につながるよう努めて参りますので、ご指導を賜わりますようよろしくお願いいたします。
以上です。
住民参加の検討委員会が必要
市原時夫議員
 もう時間がないわけです。ところが住民には全く知らされていない。そうすると、今の町長の話だと負担増にならないようにお願いするみたいな、そうではなくて自らが判断することなので、水道料金は上げるのではなくて引き下げさせますという立場で臨みますという基本的な町長の姿勢を私は聞いているわけです。
 ただ、ずずっと何かいくようですよではなくて、自分としてはもしこういうことだったら条件をちょっとつけますと、水道料金は上げさせませんと、下げさせますという。
 今の各種委員会で物を進めるのではなくて、やはり今私が言った色々な問題があるわけですから、先程言った県や市町村や企業団や水道関係、議会、住民、こういうものの検討委員会に情報を出してみんな納得の上で進めるというふうにすべきではないかと思うのでお聞きをしたいと思います。

○町長
 私も議員おっしゃるような考えは同じでございます。すべては安く、例えば保育にしても安くていい施設、水道も安くて安全な水、それが基本で求めるところは同じでございまずけれども、今までの経過の中でここまできたと。
 何もないところへ作ったわけですから、それなりのやはり色々な部面で負担割合で合意で決めてここまできたと思うんです。ただ、私ども一番九十九里水道にしても気になることは、県内が水道料金が統一されていないと、私どもは高い水を使っているんだということです。
水需要減っていくのに、ダム新設の負担が
市原時夫議員
 水に対する需要はどんどん減っていくし、これからも減っていくわけです。これは先程ご報告があったとおり。
 ところが、この水の料金体系というのは、今問題になっている八ツ場ダムとか、湯西川ダムだとか、霞ヶ浦導水路事業などのいわゆる新たなダム建設を進めているそのお金もそっくり、本来これは国が責任を持ってやるべきなのをこちら側にそのお金の分を回してやってしまうという問題がある。
水の有効活用を基本に
○町長
 それと、水のことですけれども、よく水掛け論と言うぐらいのもので、水は絶対になくてはならない、人間生活でなくてはならないものですから、そういう中で色々な方法を検討しながらやっていくと。
 しかし、だれも水が要らないという人はいないわけですから、そういうことでより有効な形で、その地域地域が活用出来るように政治力とか色々なものを利用してここまできていると思うんです。
 ですから、そういう中で全体の問題として取り組まさせていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。そういう情報公開につきましては、ですけれども、そんなことで具体的にこうだからこうだというお答えはできませんけれども、そういう基本の中で沿ってやっているということですから、ご理解いただきたいと思います。
以上です。

 久しぶりの朝からの晴天で猫も余裕です。今日は朝帰りでした。起きて戸を開けるとどこからかすぐに戻ってきて、一応私に気を使ってから、食事してました。