JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

水道料金統合は値下げを前提に、住民参加で慎重に

2010年03月11日 | Weblog
 睦沢町の3月予算議会が、4日~12日まで開かれる予定です。
 わたしが行った一般質問は次の通りです。
 水道料金引き下げを元に統合を検討
九十九里水道を県水と統合する動きが具体化していているが、料金の引き下げを原則に、新たなダム費用負担増などを行わないことや、施設の整備更新の遅れの解消など、総合的に県・市町村・企業団・水道関係者・議会・住民などが参加し検討する場所をもうけて、十分時間をかけて決めるべきではないかと質しました。
 町長は料金の引き下げは当然前提として検討していると答弁しました。
こども園の基準低下は行わない
国が保育所の定員超過の上限を撤廃する通知を出した問題で、睦沢町のこども園の施設面積などの現状と基準低下をすルべきでないと質しました。
 町は、将来的にも基準撤廃の方向はとらないと答弁しました。
臨時保育し一部正規職員へ
こども園の臨時保育士が十三名に及び、事実上長期間にわたっている状態について、正規職員化を求めました。
 町は、条例改正を行い一部正規職員化すると答弁しました。
学童保育指導員を正規に
学童保育が利用者が増え、旧保育所へ移転したことで環境も良くなる一方、専門性が求められる指導員の待遇改善として、時間給扱いではなく、若い方が生涯の仕事としてやっていける正規職員化を求めました。
 町は、現状での継続をする意向です。
町が臨時雇用拡大へ
不況・リストラの中で、政府の臨時雇用関係の交付金などを活用した、臨時雇用を求めました。
 町は四月からの新たな臨時雇用を答弁しました。
 中小企業支援を
国の景気悪化が町の中小零細企業の経営を圧迫している問題で、町として実態の把握と、国などへ機械のリース代補助など経営安定支援を求めるべきではと質しました。
 町は、現在の様々な支援制度への応募はないと答弁しました。
 国保税引き下げを
国保税、介護保険、後期高齢者医療・障害者自立支援など、住民負担が増大している問題について、町独自の軽減を求めました。
 特に国保税は、暮らしを圧迫する重税になっていると指摘しました。
 町長は、国の制度の中での軽減策を行っていると答弁、国保はその中で行い、引き上げもあり得ると述べました。


写真は睦沢町を訪れた田村智子さんと