JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

さいとう和子さんサーファーと要望聞く

2010年03月10日 | Weblog
 サーフィンの世界大会や1200年続く祭り、地引き網漁など新旧文化が息づく千葉県の九十九里浜の海岸を守ろうと10日間で3万6000人の署名を集めたサーファーたちと、日本共産党の、さいとう和子参院千葉選挙区候補が6日、一宮町の現地を視察し懇談しました。 あき場博敏党町議も参加しました。一宮の海岸環境を考える会(小松直之代表)の副代表で、生粋の地元サーファーの鵜澤清永さん(34)が案内し、「サーファーだけの問題ではない。
 海岸がなくなれば新旧の文化がつぶれてしまう。住民生活や町の観光、経済に大打撃です」と訴えました。
 問題になっているのは県の海岸侵食対策事業。1960年代からさまざまな工事で試行錯誤しましたが、状況が悪化した例もあり決め手がありません。
 考える会は、「毎日海を見ているおれたちの声を聞いてほしい」と再三、県に要請。会としても、色付けした砂を流し流出や堆積(たいせき)の状況を調べる実験などを重ねました。
 しかし、今年1月、県は住民に説明のないまま海岸の「志田下」地域で工事を再開しました。会は、工事の一時中止を求める署名を2月6日から開始。
 地元だけでなく全国各地、オーストラリアやカリフォルニアからも署名が届きました。「共産党に相談してみよう」との声もあがり、党議員や党事務所とも連携し、署名は2月末、県に提出されました。「海岸をよくする方向でがんばりたい」と語る鵜澤さんに、さいとう候補は「自然や伝統を守る思いが痛いほど伝わってきた。ともにがんばりたい」と応じました。「赤旗」より