ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

『アシェット』南国市完全予約制ディナーという贅沢を!2021秋編

2022年12月08日 07時40分28秒 | 高知のイタリアンフレンチ等洋食
あれから1年---あいつがアシェットに帰ってきた。
 
ムシマルが大枚はたきます。
 
 
完全予約制アシェットその店内にキャストオフ!
脱がない、入ります。
 

assiette

完全予約制
定休日:月
11:00~15:00 18:00~21:00

 

その日、メニューもムシマル達用。この日は貸し切りになっていました。
これが完全予約か・・・・。ムシマル族3名だけがおります。1組限定なんだっけか今夜は予約が一組なのかは不明。
お店貸し切り…まるで王様じゃな?歌舞伎町のドンじゃな?
 
良い気分じゃ。
 
ふんふん何々・・・・。
 
 
 
 
そして1ドリンクは、日本酒を選択。
わたくしの夜はこれで始まります。
 
 
【カブと人参のポタージュ】
 
コンソメは塩のみの味つけらしい。え、そんなシンプルなこと可能なの・・・・?
甘い。
甘さが、いろいろまじりあって出力結果が最終甘いになってる味。すご。
 
 
【二種のチーズのキッシュ】
南国市のたまごで焼き上げたキッシュがもうこれキッシュじゃないよ!
生地と皮の風味差が現代の魔球ナックルのように揺れて落ちる(ムシマルが)。
 
上に乗ってるのは栗です。
キッシュがオカズぽいケーキという認識なのに、こんな甘やかなことをされては感覚がバグります。
 
茶碗蒸しくらい柔らかな皮膚をされておる。
で、ベーコンのおかず味が効いてまたバグります。ベーコンが隠れ味わい。
バグりたいのかもしれません。
 
 
【おイモとクルミのプランタード】
 
プランタード・・・・・ムシマルは脳の引き出し「プロムナード」とごっちゃにしてしまいそう。
ブランタードの中でクルミが輝いてます。
 
これ、意外と酒が進むぞ‥‥!
舌に触れたときの味わい支配率が高いです。
 
 
 
 
 
前菜三人衆が終わって、続いて中菜4天王。
 
お酒は前菜でファーストドリンク飲み干して、『淡雪』300mlを。
 
 
美しい。ただ美。
 
【チェリーバレーのロースト】
写真右上。にじみ出る旨み・・・・・。
おつまみ最適やも。
2片じゃ足りないけれど2片しかないから、大事にいただきました。
 
 
【イサキのカルパッチョ】
イサキカルパッチョのマーラー風から。
 
味が琵琶湖のように広がりつつある。
 
イサキがくねくねとこう、味が。
はっしゃく様みたいに見た目より味のボリュームが多い大きい。
ピチチヨした辛みを、酢でキリっとしたイサキのアクセントして推進力にさせます。
そう、あくまで推進力。
 
 
【ナッツバターとイチジクのクロスティーニ】
クロスティーニは、不思議。
イチジクがどかんと乗っているのにパンの香ばしさとナッツが残って、イチジクは一時期の隆盛に消えていく。
ひとくち美味い!っていうよりは、なんだかほどよい小休止となる甘さ。
 
 
【豚ヒレ肉のハム】
意外にスパイス効いているのパプリカソースがけ豚。
や、これは脂感もありましてソースも贅沢感あります。
ああ、もうちょいきつい酒でもいいかもなー。
続いては、
 
【牡蠣ホンビノス貝オータムポエムのクリームソースパスタ】
 
 
泡雪甘い。
シャンメリーくらい甘いのでした。
 
 
 
パスタに戻ります。
ホンビノスって最近耳にしだす気がしますね。
一輪の菜の花?添えがセンシティブです。
 
強力な貝のダシ、ミルキーなままの味!
 
 
その貝の中で、トマトが逆に印象的!
逆に、っていう逆説の旨みがありますね。
 
 
パスタを終え、物語は怒涛の後半に入ります。
 
 
つぎは、なんやー----!!?
【真鯛と天使のエビのカルトッチョ】
カルトッチョ?
賭け率の高いトトカルチョみたいな名前だな。
 
とにかく、これは、こういう旨み封じ込め料理らしいのです。
 
またホンビノス!入ってます。
いまホンビノスがブームなのかしらん?
 
ソース、アメリケーヌソースが旨みの洪水。
鯛が、アメリケーヌに染まってる。
今日から俺は!!的な変貌。
 
これはソースが主役かも。
大看板ですよ。
 
パン浸したりリゾットせずにいただく背徳。
勿体ない・・・って気持ちを封印する。
絶対パンに浸したらうまいぜ。
 
ダシのなかに攻殻類のワルツがある。
 
今回のコースで、一番おいしかったなあっていうのは悩みますが、一番驚いたのは確実にこちらでした。
 
 
そしてメイン。
【土佐あか牛の低温ロースト】
美しさよ。
 
チャキ!ってナイフとフォークを構えます。
 
シャリピアンソースまで出されては、こちらも抜かねば無礼というもの。
 
56℃で4時間!ってシェフが説明してくださりました。
いいよね56度。出川さんもすぐ出るくらいの温度、お風呂ならね。
 
固さはある、でもそれは敗北前提のかたさ。
ほどける固さ、結び目がするりと。
 
シャリピアンソースが細やかすぎる!
玄妙。いや、これはホイホイ食べられない感じします。
 
パプリカうまいー。甘い。もう雨?打たれた感のある甘み。
人生一旨みあふれたパプリカかも。
 
菊芋ソースとまじわるとまた、存在しない想い出があふれそうになります。
ズッキーニも茄子に匹敵するうまさ。付け合わせがもう、叫んでますよ世界に対して。
 
肉が、もうラビリンス。染み渡るし、せりあがってきます。
食べられる迷宮脱出ゲーム。
うまみの箱庭なんよ!(語彙)
 
完食。やはりメインはメイン!すごい。
 
そして最後は、【ソルベとガトーショコラとブランマンジェ】
 
ソルベが、酸味があるのに食感が円い。
こりゃ心地いいな、危険な酸味バランス。終盤にきてどんどんスッキリいたします。
 
 
ほうじ茶以上にほうじ茶なブランマンジェ。
コーヒー進みます。
これいいこれいい。
 
ガトーショコラが、濃すぎて苦いと錯覚するレベル。
いやこれはむしろ酒か。酒に合いそうな甘苦み。
完食。
 
冴え冴えと食べた。
 
おいしかったー--。
高知にミシュランが来たら、ここにビブグルマン以上されるかもですね。
 
 
 
 
 
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