うどんの食べ放題。
500円で食べ放題だと!
価格破壊以外の何物でもない。
価格デストロイヤー讃岐うどんやーいくしかないやー。
どこかに裏があるのではないか。
例えば麺は食べ放題だけどつゆは別料金とか。
おかわりは自由だけどおかわりゾーンに行くのが険しく厳しく、安全におかわりするなら金を払った方がよいとか。
そんなことはなかったぜ!
7種のうどんが食べ放題。
かけ・しょうゆ・ぶっかけ・ざる・ゆだめ・かまあげ・かまたま。
レインボウの如き7種、虹だ、虹を出してくれ!
ええと、じゃあ最初は醤油うどんの冷。小で。
カマタマや釜揚げは時間がかかるので早めに言うてとのこと。
じゃあ、2杯目は釜玉でお願いします。
一杯目食べ終わってないのに2杯目予約しちゃった。
2杯食べたら元が取れる500円スタイル。
いや1杯でも500円くらい取る店あるし、この勝負最初かっらムシマル側の勝利では?
良い軍師の戦は始める前にもう結果が決しているという、
しかし千杯の道もまずは一杯目から。
『醤油うどん』
醤油を垂らすことから醤油うどんは始まる。
そして大根おろしがうれしい。
「ネギも入れていいですか?」の質問にハイと答えて
彩りグリーン。
麺、もっちりしている。
かたさはね、それほどでもない、赤ちゃんのほっぺくらい、柔らかな耳たぶくらい。
タスマニアデビルくらい獰猛に食す。止めるものが何もない涼やかさ。
完食は瞬殺。
2杯目は、ちょっと待つと呼ばれる。
『釜玉うどん』
他は具がネギ程度なのに、これは卵がつく!うれしいねえ。
・・・・釜玉にとって玉子は具ではない?調味つゆの一構成要素?
釜玉はあまり頼まないのでなんかこの機会うれしい。
ずるるる。
あ、あったかくてやわらかい。
生きている体温を感じる。ホムンクルスを錬成した時のような。
玉子も混ぜると乳化というかなんか渾然一体として…、入れて混ぜた醤油だけがとがって立つ。
微笑みに似た表情で立つ。
地獄で優しく立つ。
釜玉、口のなか柔らかいもので満たしたいときに良いな。
次。
『ざるうどん』
冷→熱→冷→でいっている、そう行こうと決めていた。
うまさの気流が回りだすんじゃないかと思って。
ざるは一番好きなうどんかもしれない。
多分ワサビが好きなのも関係しているんだろうけれど、ワサビにネギに生姜といったもので次々に味変できるのが楽しいのだ。
するすると。麺通りの良さを一番感じられて、こちらも鮮やかに箸が止まらない。。
ムニムニと柔らかさが人懐っこい猫みたいに胃にすり寄ってくる。
3杯目終了。
どうする胃袋?
胃袋に聞く。
あと1つは大丈夫だよ、2つなら満腹。ムリすれば3つイケるかも。残り4つ、つまり7種コンプリートはやや厳しい?
残ったのは、まだ未食はかけ・ぶっかけ・ゆだめ・かまあげ。
釜あげと釜玉は親類というか、釜玉がたまご入ってる分、ちょっと上位にあるような個人的見解。
かけ・ぶっかけはよく食べる。
ゆだめは・・・・あんまり食べない。
慣れたものでフィニッシュするか、せっかくのなんでも選べる機会、不慣れなものを行くか。
『かけうどん』
4杯目で・・・・シンプルさに。
ちょっと味変するか?ええい、ここで100円くらい追加してもまだ全然安いよ。
天かすを落とし。
かき揚げを頼んでみる。
かきあげも90円で安いのでそんなに良心は慰撫されない。
もっとお金を落としてもいい気持ちがあります、誰かが誰かに伝えてほしい。
高知で一番安い食べ放題か!!
うん。天ぷらの華やかさはもう祇園精舎だ。
(完全空腹できたら、あと1杯2杯行けたかも、食後動けなくなるけれど)
まだおいしい!
うーーーん、あと、麺だけだと飽きるかと思ったら食べ方変わったら全然平気ですね。
あとお肉取り放題とか山菜取り放題でいっぱい取って、複数杯に使用するというアイデアも思いつきました。
釜あげonお肉とか、ぶっかけうどんon山菜とか。
それでもたぶん700円くらい。
組み合わせは無限よりは小さいけれど、微小よりは大きい。
有限と微小のあいだにあって安いよなー。
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