「四季や 大手町店」で職場の、課の忘年会をする。
※2016年12月の話です。新年になって一月も経たずに忘年をするほどの忘れたい過去はなかったので大丈夫です。
時刻は19時スタート。
仕事が、終わらない。
ムシマルは仕事が遅いのです。
がんばる。のと、手伝っていただく。のと、仕事を明日の早朝にかける、のでなんとかする。
18:45、職場を駆け出す。
一緒に残り仕事を手伝ってくれた同僚さん(MさんHさんKくんTさん)と12月の広島、その大手町を早歩き~小走りで。
市役所近くで52分。残り8分で平和大通り近くまで。
間に合う?間に合わない?の狭間に。
18:52。仕事帰り買い物帰りあふれる街を5人が駆け抜ける。
ひょっとしたらこういう時間のほうを、なんだか十なん年後まで覚えているのかもしれない、って思ったのです。
あの時走ったよね、みたいな。
最終的には女性Hさんが脱落したり、「私のことはいいから先に行って」的ヒロイックな言葉まで出て、もう一大スペクタクルな感じでした。
最終、2分以内の遅れで間に合い、乾杯の宴。
しかしムシマル気が重い。
(ここ、2015夏に大学生以来ぶりくらいに酔い潰れた場所だ)
まだ広島中区民でなく、高知県民のころ。広島への出張研修で懇親会の会場がここだった。
そしてムシマルは記憶をなくしたのだった。正気とか体面とかいろいろと一緒に。
旅先のテンションと
「土佐人は酒を吞む」だろうという周りの方のイメージ、それから「土佐人だからいっちょう酒を吞まねば」という自負。
それがなんか絡まって日本酒をどあほうみたいにいただいてしまってホテルまで帰れなかったことがある。
だから、ムシマルは「潰れない」ということに眼目を置いて今日はおとなしく吞もうと思ったのだ。
リベンジを果たさなければ何もできない。ここには来れない。
『熊の場所』みたいな感じである。舞城王太郎の
ムシマルが回想しているうちにも宴は進行している。
飲み放題3時間くらいでコース4,000円?3,500円?そんなだった。
(職場の飲み会だし、写真は撮らずにおこうかな)と思っていたけれどちょっと撮りたくなるものが出て途中から撮る。
カマ焼きの、照りがよくて撮る。
お刺身が来る。
ああ、なんかすごいぞ。
ドライアイスのもくもく感がすべてを包み隠す。
さすが霧の町三次がある広島県やき。
そしてカキフライ。
がしぃ、ていう噛みしめる音が歯ごたえが高知県ではあまりなかったような炸裂感。
うんうん、うん。
お鍋が来る。いくつか種類選べたというところであるが鶏のシンプル系を選択されたみたい。
ほぼほぼ食い切った写真しかありませんが、お鍋はあっさりした日本人好みのお鍋でした。
席を移動したりしなかったりで会話をしていく。
ムシマルがブログをしていることを伝えてみたり。
「ムシマル」のブログネームの由来を伝えるとおおむね感心されるというメリットを生かして話をしたりしてみるあんまり普段世間話しない方とも。
それとは逆に情報収集してみる。
聞くと、江田島ゆめタウンの近くにおいしいお刺身出す小料理屋さんがあると聞いた。
ふむふむ。
紙屋町にあるファミマ挟みうち辺りにある博多もつなべ屋さんがおいしいとか。いちにのさん?(ネットでのちに検索 博多鉄鍋 壱弐参でした)
なるほど。
と、鍋。
おうどんで生まれ変わる。
おうどん沁みるな。
ああ、日本人度数がムシマルの中で純化していく高まっていく。
デザートは和菓子。
すあまみたいなぷるぷるしておる感じです。
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「ムシマル」をうまく変換すると本名になるのです。
なのでネットでは難しいのです。
一応、本名は治虫とか虫助とか蟲丸とかそんな感じではないのでした。