ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

高知市『gram 高知店』で

2020年08月10日 21時50分05秒 | 高知の大盛り・メガ盛り

2020年5月末。

緊急提言解除後に、普段行かないところに行きたいなあ。

 

 


gram 高知店


 

あれ?スタッフさんが不在?

声かけして待っていると奥からおっとり刀で来られた、

「すみませんお待たせしました、こちらのアルコールで手を洗っていただいて構いませんでしょうか?」

はいシュッシュ。

 

コロナ対策アルコール等。

 

着席。

いつものように、メニューめちゃくちゃ悩む。

 

普通のカフェかなと思ってきたが、

ほぼほぼ純粋なパンケーキ屋さんか。

特化型は望むところである。

 

メニューにランキングがある、ランキング1位を選べば間違いないのか。

高知限定メニューという惹かれるネーミングもある。季節限定も。限定ということばに弱い。

評価するのにバランス良いものとしてはシンプルメニューがいいのかとも思う。

 

 

あ、ランキング1位限定20食

ランキング+限定。二つのジャックが揃ってこいつはもう危険水域、バイオレンス惹句だ。

「プレミアムパンケーキをください」

30分ほどお待ちください、生地から作りますからね、とのこと。

 

待とう。

パンケーキはマントに似ている。そのこころはどちらも「まとう(待とう・纏う)」。

こちらは頼まなかったプレミアムスマイルパンケーキ。気になっている。

この微笑みがいつかムシマルに向く日は来るのか?。

 

春、待つ、俺。

図書館で借りた本をオープン&リード。

 

時を進まそう。

これは・・・・すごい、

なにってこれを崩さず持ってきた店員さんのバランス感覚がだ。

 

ムシマルがここのウェイターだったら、すでに頭と胴体が別々に地に堕ちている。

 

 

 

 

調味料というか味変グッズというか、パンケーキにつけられるオプションは、

・メープルシロップ

・マスカルポーネ

・マーガリン

 

!!このパンケーキの上に乗ってるこれ、アイスかと思ったらマーガリンだったのか!

映像マジックだなー。

 

いただく、まずはパンケーキの脇腹的存在を。ぱく。

 

しょっぱみ。

最初に感じたのはそれ。

塩気があるのは最初で、保護者的な方々から掛布団がふぁさって被せられるように甘み。

 

ほわほわしている。

生地の密度がエベレストの空気より薄い・・・・って私はエベレストにのぼったことないのに適当書いている。適当でもいいんだ、って自己弁護が入りそうになるがまずはその前にこのほわほわ感を証明しないと。

 

パンケーキはホットケーキと、少なくとも実家で食べているホットケーキと食感が違う。

カステラとシフォンケーキの重量感の違い、西暦と宇宙世紀の世界観の違い。

 

全然ほかのものを足さなくても食べ進めていける。

しゅわしゅわと生地の中に含まれている空気が弾けているような。ぷくぷくぱちん。

 

 

マスカルポーネがクリームみたいな石鹸みたいなきめ細かい甘さで、

これを付けることで、デコレーションされたケーキ寄りになった、成り果てた。

 

(流行るのも流行ったのもわかる、絶対に世界のいつかどこかで天下を取る。

 オヤツ感と食べ応えとインスタ映えと甘さと懐かしさにつながる新しさ・・・・何個も覇権要素がある)

 

 

はやくも3重のうち、二つ食ってしまった。

 

のび太と雲の王国に出てくる雲を甘く膨らませたみたいな優美さがあって、

時間が流れるのに任せるようにゆったりといただいていく。

 

ここにメープルシロップで溺死させるようにひたひた垂らす。

 

ホットケーキの系譜を継ぐ、何らかの正当後継者としての地位が証明されたような美味しさ。

このメープルシロップが生産国輸出国ってだけでカナダが嫌いになれない。

 

食った幸せがある。

 

 

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