観 察 月 日 2015.3.25日 晴 15℃
観 察 場 所 厚木市 七沢 (県 自然環境保全センター)
少し前に戻るが、3月17日庭にあるメダカの鉢にもヤマアカ
ガエル(Rana)が産卵、水が澄んでいたので卵塊がはっきりと
した。
我が家の庭で成長したヤマアカガエルが産んだ物にしては、
立派な卵塊だ。この中に卵が幾つ産み込まれているか、数え
る事にした。
ヤマアカガエルの1卵塊の蔵卵数は、1000~1900個、卵
の大きさは1,5mm~2,5mm程だ。
卵塊の中にある卵を1000個以上も数える事等とても出来ない。
そこで重さを使って数えるのだ。
先ずは卵塊の中から数えるのに可能の量の卵をハサミで切り
出し、その重さを計り、その中の卵の数を数える。そして次に卵
塊全体の重さを計って、そこから卵の数を割り出すのだ。
卵塊の重さ=374g
卵塊から切り出した卵の重さ 23g-6g(容器)=17g
17g中の卵の数=96個
卵塊のなかの卵の数 96個×(374g÷17g)=2112個
2112卵とは予想を越えるものであった。5卵塊の産卵があった
ので、全部がカエルになったら大変な事になるので、故郷である
自然環境保全センターの水辺へ返した。
センターの水辺には、アズマヒキガエルの帯状の卵が産み付
けられていて、そこには、雄のヒキガエルが顔を覗かせ、大き
な呼吸をした次の瞬間泥の中へ潜った。
これからの水辺は、オタマジャクシで大賑わいになる。
庭に置いたメダカの鉢
そこに産み込まれた 卵塊。
1卵塊の 蔵卵数を数えてみた。
切り出した卵の重さを計る
卵塊の重さを計る 卵の数を計算する
少し残し 後の卵は故郷の水辺に帰した。
水辺には 次のランナー”アズマヒキガエル”の帯状の卵が。
雄のヒキガエルが 顔を出していた。
オタマジャクシは ヤマアカガエッル。
* カエルの季節も 次へとバトンリレー
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