丹沢湖に入る小菅沢も流れていない
丹沢湖も水位が低い
玄倉林道も乾燥している
水の染み出るところには キンシバイが
側溝脇には ミゾホウズキが
ヤマユリは崖から垂れ下がって
ウラハグサの向うに
新鮮なヤマユリ、新鮮なミヤマカラスアゲハ
観 察 月 日 2013 7.14.晴 31℃
観 察 場 所 山北町 玄倉林道
朝Yさんに会うと「ヤマユリが綺麗でした。今日はそちらへ行き
ましょうか」とカメラのモニターには、咲き揃ったヤマユリとミヤマ
カラスアゲハの吸蜜が映し出されていた。だが、参加者の様子
を見て、玄倉林道を歩くことにした。少ないながらヤマユリがあ
るからだ。
例年なら“つゆ明け7月”だと言うのに、林道は乾ききっている。
だが水の浸み出している崖には、キンシバイが枝を伸ばして花
を付け、水の流れる側溝脇にはミゾホウズキが黄色の花を付け
ていた。
ヤマユリは大人の背丈の2倍程の高さの崖に茎をたらし、重そ
うに花を付けていた。
Rさんが“早く来るように”と合い図をするので、小走りに行くと、
調度ヤマユリにアゲハチョウが来ている所であった。前翅から後
翅にかけて金緑色に輝く
すじ模様がはっきり見えた。ミヤマカラスアゲハだ。花弁の黄色の
すじ模様がチョウに対する指標なのか、外から中心へと羽ばたき
歩きながらストローを伸ばしている。だが、花の中心“蜜腺の個所
”まで行かず、途中で飛び立った。ヤマユリは蜜が豊富なので流
れ出ているのだろうか。
ミヤマカラスアゲハは羽化したばかりの新鮮な個体だ。翅の傷み
も無く、尾状突起も綺麗だ。翅にヤマユリの赤褐色の花粉が付いて
いないところを見ると、直接中心に行かなくても吸蜜出来ているの
だろうか。
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