2006年7月13日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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今日は暑かったですね。この夏一番の暑さではなかったでしょうか?

さて、以前ブログで私の過去をご紹介していたのですが、この所ずっとサボってきました。振り返ると昨年の7/12からスタートして12/2まで飛び飛びでしたが20回以上に亘ってご紹介してきました。

7/12『ギターとの出会い』
7/20『サインス・デ・ラ・マーサ』
8/8 『大学時代』
8/10『神様との出会い、アンドレス・セゴビア』
8/12『特命職 手工ギター担当』
8/17『ナルシソ・イエペス 公開レッスン』
8/22『幻のジョイント・リサイタル』
8/26『ヤマハ・デ・メヒコへ赴任』
9/2 『合歓の里ギターサマースクール』
9/4 『スパルタ教育 in Mexico』
9/6 『楽しい日々 in Mexico』
9/12『コンサートツアーとTV出演』
9/15『パコ・デ・ルシア』
9/21『アステカ文明』
9/27『8mm映画』
10/3『マリアッチ』
10/7『メキシコ・マリンバ』
10/13『ギター村"Paracho"』
11/2『さらばメキシコ』
11/10『恐い英会話』
12/2 『40歳からの遊び』

とギターと出会った10歳から40歳までのお話をさせていただきました。そこからパタッと途絶えていましたが、今日からまた再開させていただきますね。

1993年、当時弦打楽器事業部でギターの海外営業を担当していました。クラシック、アコースティック、エレキ全てのギターの日本以外の全世界の営業の責任者をしていました。それにはマーケティングから商品企画も絡んでいました。海外出張も多く、欧米によく出かけました。試作品を持ってプロに評価してもらったり、海外現地法人の担当者会議を招集掛けたりと結構忙しく飛び回っていました。海外のギター工場にもよく行きました。ヤマハも台湾やインドネシアにもギター工場を持っていましたし、他社の工場も沢山回りました。

そうこうしている93年2月のある日、事業部長から呼び出しがあり『山下君、今度2度目の海外駐在をしてもらいたい。場所はアルゼンチンだ。』と寝耳に泥水、いや、寝耳に水でした。『あのう、まだアルゼンチンには現地法人も駐在員事務所もないんじゃなかったですか・・・?』話を聞くと現地に行って駐在員事務所を開いて、現地インポーターの指導と市場調査をして将来の現地法人設立の可能性を検証するのがミッションだと言う。何故なら2年後を目処にメルコスル(MERCOSUR)と言うブラジル・ アルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイによる南米自由貿易圏が出来るので大きな市場性が見込めるからだと言う。

突然そんな話をされてもピンと来ませんよね。でも、とてもやりがいのある仕事の様なので『はい、分かりました。チャンスをいただきありがとうございます。精一杯やらせていただきます。』とその時は優等生の返事をしました。
この続きはまた後日・・・。

山下 高博


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