2006年5月26日のブログ記事一覧-ミューズの日記
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昨日、今日と久しぶりに東京へ行ってきました。
昨日の夕方からJGA(日本ギターアソシエーション:メーカー、製作家、専門店で組織する普及団体)の総会があったのでそれに併せて問屋と専門店を回ってきました。今年は「JGA音楽祭」と中部日本ギター協会の「アンサンブルの集い」が合体して名古屋で開催されるんですよ。

さて、今回往復の新幹線の中で表題にある本を読みました。これは村治佳織さんや奏一君のお父様である村治昇先生の書かれた本なんですが、村治先生は小さなお子さんをとても上手に指導される早期才能教育の第一人者なんです。最初、このタイトルからはギターの先生たちに向けたメッセージなのかな?と思ったのですがそうではなくて、世の中のパパやママ達に子供たちの才能を引き出す育児のポイントとは何か?それをギターのレッスンを通じて村治先生の体験からお話されているんですね。

これを読んで『流石だな~!こう言う考え方で、こう言う教え方で子供達を指導してるからこそ、立派な生徒さん達が育っているんだな。佳織さんや奏一君の様な一流の人間であり、演奏家を育てられたのも納得出来るな。』と素直に思いました。
『何事も親の愛情が出発点』から始まり『レッスンを通して如何に子供達にしつけをしていくか、集中力、忍耐力、努力、考える力を身に付けて行くか』などなど、一人の人間を如何に正しく導き、大きく育てていくかを易しく解説されています。
村治さん曰く『子供は磨けば磨くほど驚くほど輝く原石。その磨き方を誤るといびつになってしまう危うい原石でもあります。』その通りですね。

現在、村治先生にミューズサロンでこの辺りのお話や、又は小さいお子さんにレッスンをしながらお話いただくか、何か出来ないかご検討をお願いしているところです。実現できる事を願っています。皆さんも一緒に祈ってください。

山下 高博

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台湾  


渡辺なつ実です。

だんだん暑くなりますね。でも今年の夏は中部辺りは平年並みの気温という事なので、とりあえずひと安心です。

今日は台湾に行った時の事を少しお話したいと思います。台湾には今年の2月に卒業旅行と称して行って来ました。たった5日間だけでしたが、初めての海外ということもあり、かなり私には刺激的でした。
パックで旅行に行くと、じっくり楽しめないかも、土産どころばかり行かされるかもと思い、個人で行く事にしました。

名古屋を出発したのは夜で、飛行機が台湾に近づき、台北の街を上から見下ろしたときの興奮は、今でも忘れられません。また、飛行機から降り、日本とは明らかに違うこの街の香りに、異国に来たんだという実感が湧いたことも覚えています。

5日間は短かったですが、危険な目に遭うこともなく、楽しく過せました。特に印象に残っているのは、九ふんという街に行った時のことです。台北からバスを乗り継いで1時間くらいのところにあるこの街は、もともとは9戸しかなかった集落で、品物を補充するときに毎回9セットを買うために九ふんという名がついたといいます。日本のひなびた温泉街のような雰囲気で、カラフルなマッチ箱のような小さい家が並び、台北のにぎやかでモダンな魅力とは又違ったレトロな雰囲気が私の気に入りました。写真は、九ふんに行った時に撮ったものです。あの有名な宮崎 駿の「千と千尋の神隠し」の舞台でもあると言われていますが、なんとなく似ていると思いませんか?街中には九ふんの名物「オーイン」というタロイモと小麦粉のダンゴの屋台や土産物屋などが立ち並び、1日ずっと居ても飽きないだろうと思うほどいい所でした。

他にも台湾の魅力は書きつくせないほどあります。台湾の活気に満ちた街や、台湾の人々の親切(地下鉄などで迷っていると必ず誰かが声を掛けてくれる)、もちろん美味しい食べ物(台湾のカキ氷は氷がふんわりしていて美味)など、何度も行きたいと思うに充分な魅力です。また、沖縄と建物の感じが似ていると友人が言っていましたが、日本と共通している部分も多々あり、アジアとしていろんな所で繋がっているんだという事も実感しました。

たぶん行くたびに魅力が深まっていく予感のする台湾、また是非行ってみたいと思います。






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