消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

新人職員に思う

2014-11-28 21:59:39 | 消防・救急
今日もお休み。前回の当直は休日出勤の代休で休んだため、元々の休みの日を含めて連休になっておりました。

特に予定らしい予定もありませんでしたし、年末も近づいてきましたのでちょっとずつ大掃除を始めました。

今年は大規模な部屋の模様替えを考えていますので、それに伴う下準備も。誘惑も多くて予定の8割ほどしか捗りませんでしたが、私の性格からしてみれば8割できたことは万々歳な方かもしれません(笑)

暇を見つけてはちょっとずつ、やって行こうと思います。


話題を変えて、たまには仕事の話。

先日から消防学校を卒業した新人職員が各消防署に配属されました。

配属されたと言ってもまだ一人前の戦力、頭数としては見ておらず、言わばみそっかす状態。それでも災害出場の際は消防車両に乗って出場しますし、業務で外にも出ます。

怒られつつ励まされつつ、少しでも吸収しようと日々頑張っている新人職員達です。


そんな新人職員に対して、思うこと。

最近は救急救命士の資格を持って入ってくる新人も多くいます。

国家試験に合格してはいますが、就業前研修等はまだ終えてませんので、まだ救急救命士として任務につくことはできません。

それに、救命士を持っているからと言ってすぐに救急隊か…と言われても、そうじゃないことも。


救命士の資格を取った理由が消防に入って救急隊として活躍したいから…と言うのもあるし、中には(救命士)持っていれば消防に入りやすいから…と考える人も中にはいるだろうし。

理由はどうあれ、資格を取ってから消防に入ってくることに関しての是非は何とも言えませんけど、中には勘違いしている新人がいるのもまた事実なのです。


先日、ある消防署で一人の新人職員が退職したようです。

その理由が、簡単に言えば『救命士取って入ったんだから、自分は救急しかやりたくない。他のこと(消防隊とか救助隊とか)やるために入ったんじゃない』と。

自分の思うことができないことに腹を立て、職場に来なくなり辞めたそうです。


資格があったとしてもまだ救命士として業務を行って良いですよと言う認定も下りていないのに、何を言ってるのか?と。

救急だけが良いってそんな都合の良い話は無い。消防の仕事って救急だけって思ってるのか?出場の多い救急隊は忙しく、それと比べると出場の少ない他の部隊は暇だと思ってるのか?

まぁ理解に苦しむ感じでした。


救命士取るぐらいなんだから、少なからずその道に興味があって、将来的にもその道に進みたいんだろうけど、私達の働く消防の世界はそれだけじゃない。

消防(火消し)に始まり、救助、当然救急も。119番を受ける通信指令室、火災を未然に防ぐ予防の仕事、勤務を司る総務の仕事だってあるし、防災対策を専門にするところも。

これらのものが集まっての消防であり、組織がある。そして、方法は違えど人命・財産を守ると言う点では皆同じ。

希望はあるかもしれないけど、与えられた任務で人命救助に当たるのが消防職員としての任務である。希望とは違っても、与えられた仕事をきっちりこなさなければならないのが消防職員であると言う前に社会人として当たり前のこと。

どうもこれがね、残念ながらできない新人さんがいるのも事実。ここ数年で何度か聞く話。


これは私の勤める消防署でのお話ではありませんが、先日仲の良い同期からこんな話を聞いたので、思ったことも交えて。

ついていけない、自分には合わないで辞めて行くのもいます。それはそれで自分で見極めての結果なんだろうからどうこう言いません。

しかし、この『資格を持ってるから』が少々面倒にもなっているのも実情ですね。資格を持ってるが故に救急しかやりたくないと言いだすのも数年に1度は見かけます。


ここで伝えたいのは、救命士を持っているからと言って特別に優遇されるとは思わないで欲しいと言うこと。

救急救命士制度ができて20年が過ぎ、救急隊に救命士が乗務することがほとんどになった時代。小規模な本部だとまだまだ足りないと言うこともあるかもしれませんが、都市部では飽和状態となっており今では消防隊やら救助隊に救命士資格を持つ者がいることも珍しくなくなってきました。

現状救急救命士の資格を活かせるのは消防組織の救急と言う、極めて限られたところ。

その消防組織に入ると言うことは、救急だけじゃ無くて火消しも救助も、あるいは予防関係の仕事もやらなくてはならないと言うこと。救急だけしかやりたくないは通用しないと言うこと。

もし今後、消防に入ろうと言う若い人がこれを見てるならば、そのことを頭に入れて欲しいな、と。そんな想いで書きました。


今は大学や専門学校でも救命士の資格が取れる時代。

大学とかじゃそこまできっと言わないんでしょうね、一人でも多くの合格を出して実績を作って、また入学者を増やしてってだけ。

勉強はしてきてるから知識としては立派なもの持ってるんですが、それ以上が無い感じ。

資格がある故のデメリットを感じる一面なのでした。


こういうことを思うようになったのも、年を重ねてきたからかな


明日は仕事です

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
aya-topさんへ (ムサシ)
2015-06-29 23:40:44
消防に入って救急をやりたい!それはそれで構わないんです。ただ漠然と入ってくるよりかはよっぽど夢があっていいです。

ただね、消防の仕事ってそれだけじゃないですからね。部隊で言えば消防も救助も、当然ながら救急も。若いうちは無理でしょうが、指揮隊なるものもありますし、その他にも。119番を受ける指令の仕事もありますし、予防面なんかも。必ず希望どおりに行くかと言えばそうじゃないんですね。

私は学生からそのまま消防に就職したので他の業種は分かりませんが、おそらく同様のことは民間企業においてもあるんだと思っています。

今だから言えますが、若いうちは謙虚に学ぶべきかな、と。ある程度経験を積んだ今だからこそ私も今言えるようになったし、当時の自分を思い出してそれができてたか?と振り返ればできてはなかったかなと思うのが正直なところかなとも思いますが。


できることなら当時に戻ってやり直せればなとは思います。しかし、それは叶いませんので同様の失敗を後輩にはして欲しくないなと思いますね。
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Unknown (aya-top)
2015-06-26 23:38:57
お疲れ様です!
救命士だから他の業務は関係ない、、っていう職員もいらっしゃるんですね、、。
若さ故にですかね、、。

余談になっちゃいますけど、救命士の資格を持った自分の親戚の兄さんが地元の消防署に採用されたようで、本当に頑張って欲しいなと思いました。
何回か落ちてるんですが、それでも諦めず受けての採用なんで強い使命感を持ってやってくれるんじゃないかと願ってますし、親戚として応援してあげたいです。
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no heart no rescueさんへ (ムサシ)
2015-01-20 21:47:13
お返事が遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します

最近の携帯(スマホ含む)は難しいですね。機械オンチってわけではないと思うんですが、付いてる機能全て使いこなせてるかと言われれば、答えはNO。

ネット見るならやっぱりスマホの方が楽だなって思いますが、電話とメールだけならばガラケーで十分だなと思う私もいます(笑)


今年は出初式に何も絡むことはありませんでした。

なので関係なく我が家は普通にお出かけ。パンダを見に動物園に行ってました。

3月末にならないと来年度の勤務が全く分からない。しかし、内示が出てしまえば1年先まで大まかな予定が立てられます。

そこで出初式の担当になるかどうかが判明、確率は3分の1。

どうなるかな~
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遅れて…。明けましておめでとうございます! (no heart no rescue)
2015-01-16 22:16:23
2度目の投稿です!

自他共に認める機械音痴=私。
スマホに振り回され早3年。。
投稿にコメント頂いてるなんて知らず。。。
ただブログを読んでいました(T_T)

三人目のお坊ちゃん、無事に産まれてくれること願ってますU+263A
同姓の方が育てやすいですょ!

現場では甲斐なく見送った命もあるでしょう…。
なのでよけい、命の誕生に出会えて欲しいです(^_-)
当務でなく、奥様の傍にいて見守ってpowerあげれます様にU+1F476U+1F476U+1F476

出初め式行ってきました!
赤い車両にトキめいてきましたー!

うちの方は。今年も訓練披露で頑張りましたよU+263A
これにもトキめいてきましたーU+1F305

さて、これからの世代の若者に、熱い志を持って消防士になって欲しい物です。
新しい物と古き良き物が、うまくコラボレーションして、進化していくと良いですね☆

インフルエンザ、嘔吐下痢流行ってます(>_
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こあらさんへ (ムサシ)
2015-01-08 22:46:58
初めまして、コメントありがとうございます。

自分のやりたいことと現実が違ったとしても、こうも簡単に辞めちゃうもんかね?と思ったのが正直な感想。誰でもなれるものではなく、入る前にやっぱり競争があるんです。

彼が合格したがために落ちた人もいる。落ちた人から見れば、納得がいかないですよね。自分だったら何でもやりますって言う人が落ちたかもしれないと思うと。


目指す道は何だっていいと思うんです。人の助けになることを目指すのが全てじゃないし、将来選ぶ仕事が形を変えて何らかの形で人の役に立つかもしれないし、それが人を幸せな気分にするかもしれないし。


若いうちは一生懸命な部分もあるでしょう。その目標に向かって真っすぐに突き進む力があると思います。だけどそれだと視野が狭くなる。

年齢や経験を重ねると、また違った視点で物事を見ることができるようにもなります。私も昔は見えてなかった、思いもしなかったことが今になって分かるようにもなりましたし、まだまだ見えない物もあるでしょう。

良い意味で、力が抜けてくると言うのかな。それが昔、ただの無気力な感じにしか見えてなかったと言うのもあるんですが。


良い意味で力が抜けてきたからこそ、若手から学ぶこともあります。初心を思い出させてくれると言うのかな。

そんなことも思いながら、これからも頑張って行きたいと思います。
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初めまして。 (こあら)
2015-01-07 23:42:36
初めまして、今年の4月で高校3年になるものです。
先日、急性胃腸炎で耐えられない痛みに襲われ、救急車を呼びました。
今こうしていられることに本当に感謝の一言しかありません。
そして消防士という職業が気になったので調べていたらこのブログにたどり着き、拝見させていただきました。
自分のやりたいこととは違うから仕事を辞めるというのは、その仕事に対する思いがその程度のものだったのかな、と思いました。
私は今、美大を目指して画塾に通っています。
救急隊員の方や、医師、看護師の方を見て、自分が選んだ道はこの方たちのように何か直接人の助けになるのだろうか、と不安になりました。
でも、自分が選んだ道なのだから、何があっても諦めないで進もうと思います。
よく新人は…と言いますが、真面目な考えの方もいると思いますので、それだけは忘れないでいていただきたいです。(こんな歳に言われてもは?と思うかもしれませんが…笑)

お仕事応援しています。
それでは失礼します。
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田舎の火守さんへ (ムサシ)
2014-12-09 23:04:01
まだ入って間もない頃ぐらいは、この道でやりたいなと言う思いはありました。ですが、現場配属されてからは消防職員として幅広い知識が無いとダメなんだなって思うようにもなりました。

方法は違えど目的は同じ。まだこのブログの初期の頃にそんなタイトルで記事を書いた覚えもあります。手段は色々、災害を起こさないようにすることもまた、命や財産を守ること。

私も10年以上やってきましたが、それだけは間違いないなと思うこの頃です。


これから年齢を重ねると体力的には厳しくなってきますから、若い隊員に負けない分野をつくることを目標に。それには勉強と、経験になりますかね
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ユミさんへ (ムサシ)
2014-12-09 22:53:18
何に関してもそうだと思いますが、初めは皆初心者であり、知識も無ければ経験もない。

私も表立って聞いたこともありますが、陰でも言われてたと思います。でも、今になって思えば皆そうやって仕事覚えたり成長していくんだなって思うようになりました。

辞めた彼に対しては、面識も無いし辞めた手前今更どうこうありませんけど、あまりにも無知のまま入って来たんだなと思いました。

おっしゃるとおり、これだけネットやら何やらが発達した時代、調べる手段はあるんですよね。それに、自分がやりたいことしかやらないと言うのは通用しない。

半分は社会をなめてたんじゃないかなとも思うわけです。


ちょっと我慢すれば、資格がある分(わが消防では)救急隊になりやすい傾向もあったのになぁと。彼が合格したがために落ちた人もいるわけですから、なりたくてもなれなかった人にとっては怒りの感情がわくでしょうね。


これも経験、自分の子どもたちはこうなって欲しくないなと。親として頑張らないといけないなとも今回のことで学びました。
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よくある・・・・ (田舎の火守)
2014-12-09 11:55:39
おつかれさまです。

自分も今の所属に入ったときに「オレンジを着た救助隊がない」ことに愕然とした覚えがあります・・。
若かったんでしょうね。

住民のために尽くすのは消防隊も救助隊も救急隊も予防課も通信指令もみんな同じ。

どこがどうだからとかくだらないですよね。

拝命から来年春で13年。
半分までは辛くて苦しくて、いつも辞めることばかり考えていました。

でも家庭を持ち、やりがいを少しづつ感じて今に至っています。

とある漫画でありました。

「スゲー消防士」

いつかは・・・なりたいですねw


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ご無沙汰してます☆ (ユミ)
2014-12-09 11:54:50
ムサシさん こんにちは(*^_^*)
ご無沙汰してます。お元気ですか?
ブログは更新される度に拝読させていただいていますが、なかなかコメントすることができずでした>_<

お子様達の成長や、消防に関する雑学など、とても充実した内容、毎回楽しく読ませていただいております(*^_^*)

さて、新人さんのこと・・
よく、最近の若者は、とは言いますが(笑)
私なんかも若かりし頃は、当時お世話になった方々に同じように言われていたかもしれませんので(笑)そこは何とも言えませんが、ただ、いわゆる平成生まれの方達は、コミュニケーション能力が少々乏しく感じるのと、「こんなはずじゃなかった」と発言する子が多いやもしれませんね(笑)

じゃあ どんなはずだったのと、問うたところでまともな回答は得れないかもしれませんが(笑)

仕事に対する価値観は、人それぞれで良いと思うのですが(お金ねため、やりがいを求めるため、好きだから・・色々ですね(*^_^*))ただ、チームで動かねばならない仕事については、コミュニケーションは絶対に必要です。
特に消防の勤務は24時間共に過ごし、そして現場の仕事は火消しだけではなく多岐に渡ると思います。
人間関係の希薄さは、信頼関係を築く上では致命的ですものね・・
一般企業に勤める人に比べ、身心的ストレスと、リスクはかなりあると思います。

救命救急士の資格を取られて消防に入る方も多いとのことでしたが、今は情報社会です。
実際に消防に入ったら救急の仕事だけではないことは、事前に幾らでも調べる事が容易にできます。

まず、自分が信念を持って救命救急士の資格を取られたのであれば、どんなことがあってもぶれずに、そしてどんな仕事でも真摯に取り組む姿勢が大事なのでは?と思います。
なんにおいても ブレない人間というのは、素晴らしい仕事をしてくれる人が多いですから(*^_^*)

まずは誰かのせいにする前に、自分磨きからです(*^_^*)

寒い日が続きますので、ムサシさんもお身体ご自愛下さいね(*^_^*)
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春乃さんへ (ムサシ)
2014-12-01 21:46:17
今回のお話は、私の周りで起こったことじゃなく、仲の良い同期やその周辺から聞いた話。私は辞めた彼とは何の面識もないですが、身勝手なことで周りに大きな迷惑がかかっているのが事実なんですね。

消防(特に災害出場する部隊は)良くも悪くも人がいないと、頭数が揃ってないと成り立たない仕事なんですね。だから欠員がでないように勤務調整はおろか、人事部門も頭数を揃えようと退職者の数だけ補充しようと採用するわけです。

その計画が急に狂ってしまうわけですから、どこかで欠員が生じて部隊編成に支障が出るし、研修等へ派遣することも困難になる。様々な面で影響が出るわけです。


退職するにしても、病気で働けなくなるだとか、家庭や一身上の都合でやむなくと言う場合もあるでしょうが、気に入らないから辞めるのは社会人として失格。どこでやったって、上手くいかないでしょう。


これから消防を目指そうとする、あるいは興味を持っている若い人が、この記事をみて何かを感じとってもらえたらと思います。
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空さんへ (ムサシ)
2014-12-01 21:33:30
専門学校通うなり大学通うなりでも、やはり3年4年は通わないとならないし、当然お金だってかかる。勉強するのだってそれなりに苦労もあっただろうし、国家試験だって少なからずプレッシャーもあったんだろうし。

そんな中で、こうも簡単に辞めちゃうもんかね?と思ったのが率直な感想でした。でもこんな簡単に辞めても良いやって思うからこそ、志も低かったんでしょうね。それならば、他にもっと良い人いたんだろうし、試験に合格できなかった人から見ればふざけんな!でしょう。


いつの時代も大人になりきれないような人がいるんでしょうが、うちの子たちがそうならないように願うばかり。

親として頑張らねば…って思いますね
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takasiさんへ (ムサシ)
2014-12-01 21:21:05
初めまして、コメントをありがとうございます。消防学校を終えて現場配属、いかがでしょうか?

まだまだできることは限られてるでしょうし、怒られることも時に理不尽なこともあるでしょうが、誰もが通る道。ある程度経験積んでくると、それがまた良い思い出にもなるし、当時言われたことの意味が分かってくるものですよ。

(こんなことを言えるようになった時点で、私も年をとったかな、笑)

救命士取って入ってくる分には、特に否定も肯定もしません。しかし、組織としてはかかる費用を考えると資格持ちを採用した方がはるかに安上がり。

しかし資格があるからと言って簡単に救急隊にしてしまうと、今度は年齢層も下がってきてしまい、必然的に経験値が少なくなる。

やっぱり最後に活きるのは経験なんですよね。現場叩き上げの救命士取って1年目と、現場配属2~3年目の救命士取って入ってきた職員じゃ、圧倒的に叩き上げの方が戦力になりますから。


経験値で言えば私も緒先輩方に比べたら少ない。だけど、救急隊の誰かが休んだ時、代わりに乗るのは消防隊の後輩(救命士有)。

やはり経験値がありませんので、私がリードする形です。でも、資格がある以上はお前の方がより知っている、スペシャリストとして周りは見てくるんだぞ、と。

そのプレッシャーに負けないよう、自分の仕事も行いつつ、知識技術の習得を怠るなよとは言っています。


まだまだやらなきゃいけないこともたくさんあり、毎日が大変だと思いますが、1つ1つ乗り越えて行って欲しいと思います。頑張って下さい。

またぜひ、若い方からのお話も伺いたいと思います
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つつさんへ (ムサシ)
2014-12-01 20:53:27
一口に消防と言っても、その業種と言うんですかね、色々あるわけです。消防隊が良い、救助が良い、または火災予防と言う点を極めたい。人それぞれだと思うんです。

消防隊から始まり、救急にいつかは乗りたいと思い希望を出して、今は縁あって救急に乗らせてもらっています。


やりたいことができないから辞めるって、まぁ自分勝手ですね。フォローのしようがないし、したくもないしと言うのが本音。仮によその消防受けなおして合格したとして、そこで晴れて救急に乗ったとしてもダメでしょうね。

今度は軽症ばっかりでモチベーション下がって、また辞めるでしょう。消防職員である前に、まだ学生気分が抜けて無い、社会人としての自覚が育たなかったんでしょうね。民間企業なんて行ったらもっと厳しいと思いますよ。

よく消防学校の半年、もったなと思うものです。
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kanaさんへ (ムサシ)
2014-12-01 20:42:02
初めまして、コメントありがとうございます。

資格が無ければできない仕事ではありますが、真に必要なのはその資格をどう活かすかなんですよね。資格取っておしまい!じゃなく、それをどう活用するのか。

資格とはインストラクターとしての資格と言うことになるのでしょうか。資格取ってじゃあ教える。ではなく、どのように教えればより理解をしてもらえるかが大事かと。

私どもの仕事の場合は、救命士としての法的責任やら各プロトコールの理解、いかに適切な病院へ搬送するかの判断能力。これらのことが求められてきます。


資格とは、一定の勉強をして取った証明である。一理ありますね。
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感慨深い話です (春乃)
2014-12-01 20:23:56
ムサシさんの消防の話ホントためになりますし、個人的大好きです。
なるほど!って思うことがたくさんです。
消防士のありかた、ホント勉強になります!
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理解に苦しむ… ()
2014-12-01 00:35:35
居ますね…こんな新人さん。

救命士の資格を取るのも容易な事ではないし、自治体によっては消防に受かるのも難しい地域もあるでしょう。
資格を持ってても現場経験はゼロ。
社会経験も無いに等しい新社会人が「やりたいと思ってた事とちがう」とか「やりたい事がやれない」なんて偉そうに言うんじゃないよ(怒)て思います。
辞める前に、自分が受かった事で落ちた人がいる事も考えて行動起こしてほしいと思います。

火消しも救急も、どちらも現場経験があって、尚且つ勉強や実習・訓練しながら考えながら成長していく所。
「そんな組織なんだよ」てのを学校でちゃんて教えてほしいですね。

医療事務もそうですけど、資格取ったからって「じゃあ即戦力になるか?」ていうと無理です。
資格持ってなくても、実務経験が長いとそっちの方が逆に即戦力になりますからね。

一般の企業でも、病院・職場でも「会社(組織)のルールがありますんで、先ずそこをクリアしてかないと…ね。

辞められた職員の御両親はどう思われたんでしょうかね?
親御さんに学費払ってもらってて今回の様な事されたら…
私なら「ふざけんなーっ!」て殴り飛ばすかも(笑)

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Unknown (takasi)
2014-11-30 20:47:21
初めまして、今年消防学校を卒業し、現場配属された新人です。
去年から受験勉強中はこちらのブログを拝見しながら、消防士になるんだ、と勉強の糧にさせて頂いておりました。

私は救急隊に入り、救急救命士の資格を取得するのが目標です。
しかし今はポンプ隊でバリバリやってます。
やりがいは物凄く感じていますが、家に帰ると爆睡する日々で、先輩方には頭があがりませんが、、笑

この話題については、他の消防職員の方のブログでも取り上げられていました。
私も大学に入る前に、専門学校で救急救命の資格を取得するのが一番早いのではないかとは思っていましたが、結局は法律を学びたいと思い、4年生の大学へ行きました。
確かに市民の税金で救急救命士を取得するには莫大な費用もかかります。
その点では自ら資格を取得するのが良いと思いますが、救急隊だけが消防ではありませんし、その辞めてしまった彼は、消防学校時代にそれに気付けなかったのでしょうか、、
火消しも救急も市民が困っていることに変わりはないはずです。

話は逸れましたが、他のブログの方は、救急救命士の資格を持って入ってきた者でも、初めは謙虚に学ぶべきだと。
消防に入り、そこから経験を積んで救急救命士になった先輩のその「経験や勘」は日々の積み重ねであるとも記されておりました。

夢や目標が叶わないからと拗ねるのはやはり違いますから。

まだまだ新米ですが、私も救急隊に配属されるよう今は仕事に慣れることからコツコツと始めていきます。
これからもブログを応援しております!
返信する
Unknown (つつ)
2014-11-30 01:02:28
こんばんわ。

前に、入ってから辞められても困るから、面接日に、受験する人を集めて、お仕事内容を説明。
説明後に、「今の説明を聞いて無理だなと思った方は、どうぞ、お帰り下さい。」と言われたりする職場もあるんだよと聞いた事もあります。
その説明が、消防でもいるんですかね。

消防への道のりは、険しいと聞きます。
倍率も高いし、合格したのに、仕事を選ぶなんて、合格出来なかった同士の分も頑張ってよ!!
と思います。
救命士で救急車に乗りたい。それは、良い考え方だと思います。消防に入ったら、レスキューに入りたい。など思いますもん。消防に入ったら終わりではなく、上を向いていかないとね。でもね。チームで動くのです。消防だけに限らず、どのお仕事も。
救命士で救急車に、乗りたい??
救急車で、搬送される傷病者は、安全な場所で倒れているばかりじゃない。お風呂の湯船につかったままや、火事の現場、交通事故の現場など・・・
じゃぁ、交通事故の現場で、挟まれた傷病者に、酸素投与など処置をする時に、「あっ。レスキュー隊員さん、私は、救命士なんで。」と言うんですかね。レスキュー隊員がいるから、消防がいるから、救急隊員も活動出来るのです。
最近、オレンジの制服に、救急の感染防御服を着てるのを見ます。レスキュー隊員で、救命士の方ですかね。かっこええなと思います。
もしもですよ。私が、救急隊員で、そんな新人がいたら、凄い症例を出して、やってもらい、チームの大切さと厳しさを知ってもらいたいですね。
危険な場所に行くのだから、チームは、大切。
二次災害になったら、どうするんですかね。
それか、いつの日か、救急車が、消防署から独立するとか?!救急車が、各病院にあって、病院に、指令がかかるとか。救命士の学校で、消防の説明いりますね。
スミマセン・・熱くなりすぎました。
でも、火事や救急は、出動ゼロがええですが、心の炎は燃やしながら、お仕事してもらいたいですね。
きっと、辞めてしまった新人さんも、一時のイライラで辞めてしまったけど、冷静になったら、戻りたいと思う事もあるんじゃないですかね。消防に入るために、救命士とって、救命士の勉強も公務員試験の勉強も頑張ったんだろうし。

私も、お仕事、頑張ろう!そして、プロになろう!
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Unknown (kana)
2014-11-29 09:44:52
こんにちは。
初めてコメントします。
やはり、どこの世界でも一緒ですね(=ω=;)

私はヨガ講師としていくつかクラスを持たせて頂いています。
この世界でも、最近はお金を払って学校に行けばヨガ未経験者でも資格が取れます。

が故に、「私はこれだけの資格を持っているのよ」とプライドの高い方がチラホラ…

本当は資格なんて一定の勉強を修了した証明書くらいのものだと思うのですが(;^ω^)

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