紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

鉢植えの紫草(続)

2016-07-10 16:23:58 | ムラサキの栽培

 「結実をした第1花」

 室内にて栽培中の紫草が種を付けた。
 受粉作業を筆で、と思っている内に花弁を落としてしまった。
 虫媒花と聞いていたので、室内では手助けを要すると思っていた。




 結実は無理かと思っていた。
 本葉の17枚目で、第1花に第1果が結実。その脇から,分枝が伸び始める。

 既に4個の蕾を持っている。




 花芽はムラサキ科特有の渦巻き状になっている。




 茎の先端部である。同時に4個も花が咲く。
 この先、花が開いて先端部はどうなるのだろう。草丈は35cmに達する。
 成長点の本葉の先が見えない。

 脇芽が出たので、その生育に養分が行って全体の生育は終焉か。


   「ここまでは のびてはみたが かてがきれ」

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苺苗の生育、本葉出現

2016-07-09 16:16:31 | 園芸

 「苺苗の本葉」

 発芽から2週間後、苺の双葉に本葉が出て来た。
 

 苺の種は小さい故、発芽苗も小さなものだ。
 その、か細い双葉の先端に本葉が出て来た。
 苺の葉だ。




 まだ室内の育苗セットに置かれたままだ。
 陽射しを求めて,右向け右!




室内鉢植えの紫草、順次白い花が開花中。


 最初の花は2日後に花弁を落としてしまった。
 室内故、受粉作業を細い筆でするつもりだったが間に合わなかった。
 


  「はながちり のびゆくえだに またつぼみ」



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文月の紫草(日本ムラサキ)

2016-07-06 19:16:30 | 紫草の栽培

 「7月の紫草」

 栽培装置の生育を危ぶんでいたが
 案ずる事は無かった。
 茎立ちが始まり、ロゼット状態の姿から形態が変わる。




 本葉が大きくなった分、茎も太い。
 筒型容器の栽培装置も同様な生育である。




 まだ、生育にばらつきがあるが、畑のマルチの畝で
 栽培した時も同様であった。




 一応は一安心と云う処である。



 最低気温が6/30より連日、20℃以上となった。
 この日まで5/25 〜 20.5℃ の1日だけであった。
  6/30 〜  20.6℃
  7/1 〜   21.1℃
  7/ 2 〜  22.9℃
  7/ 3 〜  21.9℃
  7/ 4 〜  21.0℃
  7/5 〜  20.2℃  この6日間は大きな変化を与えた。

  これまで18〜19℃の日が10日もあったが大きな変化は無かった。
  植物の生育に積算温度が用いられるが、紫草は最低気温20℃は
  当地に於いて、茎立ちのきっかけである。


   「くきたちて はをひろげたり ふづきなり」
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梅雨の合間に,藍染め

2016-07-03 16:53:59 | 藍染め


  ジャパンブルーを染める
 
 今年の梅雨は空梅雨である。
 青空のもと、久方振りに藍染め。
 80L のポリ容器の藍は健在であった。




 ハイドロとソーダ灰で暫く放っておいた藍を1日で還元。



 前回、寒中に藍染めをして、それ以来だ。
 やはり、ジャパンブルーは夏空にお似合いだ。

 バンダナで濃、淡、中間の3色を試し染めする。
 藍の栽培は止めてしまったので、保存してある藍乾燥葉から建てる事になる。 


   「しろきぬの あいにそまりて はんげしょう」








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