紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

種蒔きの合間に

2015-03-21 19:58:41 | ムラサキの栽培
種蒔きの合間に紫根染め


媒染前、中干し




染色中、30分程で上げる。布は常に動かしている。


  
紫根、染め液を抽出中。40~50℃で手で揉み出さないとこの色にならない。


 
昨年収穫した紫根である。250g を使用。


昨年秋、掘り出すには根元は細く、そのままに春を迎えたムラサキ。お彼岸に掘り出してみた。雪の下でも根は成長した模様で根元はかなり太い。

冬を前にこの春先の芽は見えていたのだが、根元をこんなに太く育てていたとは思いもよらなかった。枯れた茎は鉛筆程の太さでほぼ同じ太さの紫根を予想していた。



この畝は生育が遅く秋に入って漸く花が咲き分枝も少なく、他の畝と比べると細々とした株で、今年はこのまま花を咲かせて種を早く取ろうかと考えていた。
染色の合間に掘り出した紫根をすぐにカットして染料を煮出してみた。乾燥した紫根に比べると赤味が強いような印象である。
まだ媒染前である。お好みの色合いを期待したい。



10日置きの種蒔きである、3/20手前に2列播く。白い砂は目印で薄く撒いてある。奥の緑は10日前の播種で日毎に発芽数が増え、双葉が開き始めた。

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