「2016、日本茜の新芽を確認する」
先週、庭先の枯れ葉、枯れ枝を片付ける。
期待した茜の新芽は確認出来ず、咲き誇る水仙を横目で睨む。
一昨日、深鉢を覗いて、びっくりポン。うっかりしていた。
鉢は地面と違って温度の回りが早い故であろう。
この鉢にも日本茜を移植してあった事をすっかり忘れていた。
ならば、確かめなければ場所がある。街中の管理地だ。
早速、出掛けて様子を見る。
昨年、茂に繁り根を掘り出すタイミングを逸した場所である。
言わずもがな、枯れ枝がそれを物語っている。その中に緑が見える。
枯れ葉、枯れ枝を片付けると既にたくさんの新芽が出ている。
不思議にも塀際に多い。枯れ葉、枯れ枝も塀際に集まる。
うず高い枯れ枝の下で伸びた芽は、茜の根の特徴が出ている。
地中に入ると根は黄色から橙色に変わり、深くなるに連れて赤黒くなる。
塀際に新芽が多いのは、ブロック塀が熱を伝えるからであろう。
塀から離れた所にも新芽を見つけるが、小さく見逃す処だった。
「じきくれば おのずとしれる いのちなり」
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