紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

2023日本ムラサキ・水無月の生育

2023-06-03 20:39:40 | 日本ムラサキ栽培
「害虫被害を乗り越えて」
ヨトウムシの食害を受けて1週間後、新芽を出してきた苗がある。
葉を無くしたが、根が残っていた苗はしっかりした新芽を出してきたのである。


先週のブログの最後の写真、ヨトウムシの食害で双葉の1枚を残して本葉を失った苗である。
双葉の1枚が残り、根は無傷なので再生に望みと期待を抱いた苗であった。


期待通りに1週間で、ここまで再生できた。
双葉は既に傷み、間も無く消えるだろう。再生に何とか役目を果たしたか?
途切れた茎、新芽には無数の針の如き毛が密生している。新芽は虫を呼ぶ様である。


2本立ちの新芽が出てきた。元々2本目が出始めていた苗であった。
大きな葉が、全て消えていた苗だった。


これも、本葉の数、形から2本立ちかも知れない。茎立ちをするまでは不明。
グリーンのテープは害虫被害のマーク。


小さな新芽の緑は、日毎に大きくなっていく生育振りである。
根までが食害にあった苗は、この様な再生はあり得ない。


無傷で生育中の現状である。本葉数を増やすばかりで、形状は変化が無い。
茎立ちの生育を待ちたい日々が続く。

  「気は急くが 老いの現れ 先に見え」
  「気は急くが 足がよろつき 杖たのみ」


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