紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

紫草2016、新種の発芽試験

2016-11-15 19:04:21 | ムラサキの栽培

 「新種の発根試験」
 紫草、種の選別作業の進行に合わせて、発根の試験を実施する。
 浮種検査を終えて、沈下種50粒、浮種50粒を同じ発根パックにセットする。



2組5列、10粒 それぞれ計50粒。左(赤の裏文字)が浮種、右が沈下種である。



 簡易なパックにセット。低温保存処理3週間を終えた種である。



 11/15 セット後4日目の昼撮影。早朝、発根の兆しあり。



 50粒の新種、20数粒の発根を確認。



 50粒の浮種、6粒の発根を確認する。



 5時間後17:00には新種32粒の発根を確認する。

 
 浮種7粒の発根を確認するが、同時に腐敗種も多く確認する。
 発芽、育苗のポットの準備を大至急で行う。
 この処、発根数が少なく多くて9粒、それもセットの違うパックからの合計である。
 2〜3粒が各セットから発根し、疑問符が点滅し始めていた。

 どのパックも昨年の残り種である。種の発芽力は2年間はあると思っていた。
 使い回しの用土から、突然発芽するのは前年の種でしかなかったからである。


   「しんたねの いきおいみたり みわくのね」



コメント
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