誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

21展ー13 企画NO,12 茅ヶ崎鶴彩会水彩画展より

2009年08月31日 | Weblog

      NO,4

      児玉惇子さん作品 その1/3

      『蝶と水差し』  F50

蝶シリーズも3年目位になったでしょうか。いつもキチンと描かれた心象画で、落着いた青グレーの雰囲気がいつも素敵です。背景か何処か一部が少しぼけたり、
淡くしたり、ファジーになったらより素敵な面白い作品になるのではと考えましたが如何なものでしょう。心象画のイマジネーション作りに腐心なさっているのにはいつも感心しています。次の作品が待たれます。

21展ー13 企画NO,12 茅ヶ崎鶴彩会水彩画展より

2009年08月31日 | Weblog

       NO,5

       芝 真由美さん作品 その1/3

       『白い扉』 F80

 この方の昔からの独特なタッチは相変わらず素敵です。
 色調やタッチ、陰と明の部分のバランス等、全体に漂うメランコリックな色使い がいつも魅せてくれます。

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2009年08月31日 | Weblog

     NO,6

     鈴木則子さん作品 その1/3

     『片瀬漁港』  P20

 力強い感じです。きっと作者は正反対のタイプの方なのでしょうね。
 大胆な油絵調のタッチの水彩画で私の好みでもあります。
 薄い淡彩画がやたら巾を利かせている昨今の水彩画展と称する展示会ばかり
 を観ていると、本来の水彩画はこれで良いのだという気が致します。

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2009年08月31日 | Weblog

       NO,7

      高瀬守行さん作品 その1/3

       『秋 錦』 P12

この会では比較的新しい方と聞いています。しかしこの数年、特に今回辺りの上達振りには驚きました。
この『秋錦」の湖の水の色合いは何とも素敵です。又次回が楽しみです。