誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

28展ー(14)「佐藤幸一 絵画展」よりー(序)

2016年12月17日 | Weblog

 

 今回は、佐藤幸一氏の油彩画展からの陳列です。

 同氏の夫人(典子さん)とは、私は「日よう会」という水彩画グループでご一緒

 しております。

 典子さんは、そのグループでも毎回素晴らしいもの描いておられ皆を感心させて

 いるのです。淡く、それでいて見事な色使いで、ぼかし、透かし、にじみ、グラデーション

 などを駆使し、巧みなデッサン力とで、私のような人たちを感嘆させ魅了してしまうのです。

 そんな典子さんの旦那さんが今日の展示の作者、幸一氏なのです。

 拝見して驚きました。もう何年も前にこの方の個展を見たことがありますが、全作品「犬」の絵で

 その犬の表情百態に感心し、犬の作家というイメージが強烈な印象になって残っておりました。

 今回、会場に一歩入ってまた驚きました。がらりと変わって風景画などを中心とした見事な油彩画

 が並んでいたのです。その点描的な技法での精密にして美しい画風には魅せられました。

 犬の作品が4点あったのも楽しいものでした。

 お二人とも美大出身でまさにオシドリ作家夫婦というところです。何処かの、たまたま夫婦二人共が

 趣味で絵をやっているというというのとはレベルが違うのです。

 さすがに、鉄面皮を気取り素人評論家を自負していても、一寸コメントや評論をするには、私にはまだ

 勇気が足りないようです。

 そこで今回は何のコメントもなしで、約20点の中から私の独断と好みとで選んだ8点を陳列させて

 頂きました。それではどうぞごゆっくりご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿