誠茅庵という名の小さな小さな美術館

絵や写真、そして雑感日記。。
六十の手習い(水彩画、スケッチ等)帖。

令和2年展ー(2)第31回鶴彩会水彩画展ー8

2020年08月29日 | Weblog

          『 水たまり Ⅱ 』 30号

            児玉 惇子さん 画

         考え抜かれたような、成る程という面白いモチーフ、

         構図で素敵な作品です。この数年の水たまりシリーズ

         も完成でしょうか。次が楽しみです。

    


令和2年展ー(2) 第31回鶴彩会水彩画展ー9

2020年08月29日 | Weblog

 

          『 倉敷 Ⅱ 』 40号

            小島 法子さん 画

        原爆ドームから続いて最近の数年は、小江戸の

        商家の建物シリーズを続けて居られます。

        安定した描写力で、誰しもが安心して見ることの

        出来る作品です。


令和2年展ー(2) 第31回鶴彩会水彩画展ー10

2020年08月29日 | Weblog

         『 コロナ撃退 』 40号

           鈴木 則子さん 画

 

      大胆にして、計算された構図、筆使いで、何時も

      独特な迫力みなぎるムードに溢れた印象的な作品で

      毎年楽しみにしているものです。


令和2年展ー(2) 第31回鶴彩会水彩画展ー11

2020年08月29日 | Weblog

       『 スイス・ツーン湖畔のある村 』

          頼藤 洋志さん 画  30号

      何と精緻で、正確に細かい描法なのでしょうか。

      この絵への制作過程を想像すると、その根気、

      情熱には驚きます。元々ご本人の性格なのか

      デッサンのしっかりしたキチンとした設計図のような 

      建物を描くのがお得意な方です。


令和2年展ー(2) 第31回 鶴彩会水彩画展ー12

2020年08月29日 | Weblog

      

         『 古都への追想 Ⅱ 』 80号

           高橋 嘉子さん 画

       ここ数年この追想古都シリーズです。

       スペインへ往ったのはもう数年前になる筈ですが

       余程印象に残ったのでしょう。

       大きい作品はやはりそれなりの迫力があるものです。

       次回はどんなモチーフシリーズが始まるのでしょうか。


令和2年展ー(2) 第31回 鶴彩会水彩画展ー13

2020年08月29日 | Weblog

 

        『 秋川渓谷 』 10号

           真弓 千枝さん 画

       緑一杯の景色、グリーンを多用した写実的風景画が

       お得意です。この方は長いキャリアの木版画作家で

       デッサン力の確かさが一連の水彩画にも表れるのでしょう。


令和2年展ー(2) 第31回 鶴彩会水彩画展ー14

2020年08月29日 | Weblog

       『 睡蓮 』 20号

          石川 功さん 画 (遺作)

      石川さんは、昨年92才で亡くなられたとお聞きしました。

      毎回お年を感じさせぬ、元気で明るく可愛らしい夢のある

      作品で長年楽しませて頂きました。お得意の魚の作品で

      生きのいい真っ赤な鯛の絵が忘れられません。祈。ご冥福!


令和2年展ー(2) 第31回鶴彩会水彩画展ー15

2020年08月29日 | Weblog

      『 ひととき 』  30号

          大木 幸子さん 画

     筆のタッチ、色使いといい、自由奔放に流れ乱れ、

     独特な雰囲気のある素晴らしい作品で、長年楽し

     ませて頂いてます。

 

    『終わりに』

     以上で11人の方の11点をご覧頂きました。

     当館では久し振りの開館、展示でしたが、早く

     コロナが終息し,自由に何時でも絵を描きそして

     人の作品を鑑賞できる世の中に戻って欲しいものです。

     本日はご来館有難うございました。

     皆様の健康をお祈り致します。又当館でお会いしましょう。

     尚、次回は淡彩水彩画の岡崎昇さんの個展を計画しております。

       ご期待下さいませ。                   ーー館長拝ーー