『 スイス・ツーン湖畔のある村 』
頼藤 洋志さん 画 30号
何と精緻で、正確に細かい描法なのでしょうか。
この絵への制作過程を想像すると、その根気、
情熱には驚きます。元々ご本人の性格なのか
デッサンのしっかりしたキチンとした設計図のような
建物を描くのがお得意な方です。
『 古都への追想 Ⅱ 』 80号
高橋 嘉子さん 画
ここ数年この追想古都シリーズです。
スペインへ往ったのはもう数年前になる筈ですが
余程印象に残ったのでしょう。
大きい作品はやはりそれなりの迫力があるものです。
次回はどんなモチーフシリーズが始まるのでしょうか。
『 睡蓮 』 20号
石川 功さん 画 (遺作)
石川さんは、昨年92才で亡くなられたとお聞きしました。
毎回お年を感じさせぬ、元気で明るく可愛らしい夢のある
作品で長年楽しませて頂きました。お得意の魚の作品で
生きのいい真っ赤な鯛の絵が忘れられません。祈。ご冥福!
『 ひととき 』 30号
大木 幸子さん 画
筆のタッチ、色使いといい、自由奔放に流れ乱れ、
独特な雰囲気のある素晴らしい作品で、長年楽し
ませて頂いてます。
『終わりに』
以上で11人の方の11点をご覧頂きました。
当館では久し振りの開館、展示でしたが、早く
コロナが終息し,自由に何時でも絵を描きそして
人の作品を鑑賞できる世の中に戻って欲しいものです。
本日はご来館有難うございました。
皆様の健康をお祈り致します。又当館でお会いしましょう。
尚、次回は淡彩水彩画の岡崎昇さんの個展を計画しております。
ご期待下さいませ。 ーー館長拝ーー