ご来館の皆様へ、暑中お見舞い申し上げます！
まるで夏の風物詩の様に、この時期になると平和展です。
私が伺ったのも梅雨の合間のよく晴れた暑い暑い日でありました。
昔、７０年前の終戦の日のあの暑さと重なり、私に取ってはこうした日が
平和展なのです。もう何十年も前から汗を拭きふきこの展覧会を見ていた
記憶がよみがえります。
あの頃は、この平和展も反戦、反核という色彩がかなり前に出ていた記憶
があります。今こそ憲法や安保のこと、核兵器、原発反対の気運が盛り上が
らなくてはという時で、平和への希求の行動が求められています。
しかし同展では最近はそうした色合いはほとんど感じられません。
これもご時世なのでしょうか。
そんな気分に浸っている間もなく、会場にはいると今年も８６名の１３０点の水彩、
油彩、パステル、アクリル、デッサン、クロッキー、日本画、銅版画あり、はたまた
工芸木彫、切り絵や陶芸まで、さらには海外からの出品も２８点ありというバラエティ
豊かな力作の勢揃いに圧倒されました。
藤田日出男先生を初め何人かの知人方に直接にまたは間接に、当館での陳列を
お願いして、１２人の方のを展示することが出来ました。
それではどうぞごゆっくりご覧下さい。
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